小論文

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【小論文】具体例の後にある抽象的な部分が本論のテーマそのもの

小論文の練習は国語力の積み重ねが基本です。具体例の後にある抽象的な部分がテーマの核心なのです。そこを早く見つけ、テーマに対する賛否を明確にしましょう。さらにその理由をきちんと説明することで、評価が分かれます。重要語句の勉強も大切です。
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【ジェンダーフリー・120位】ガラスの天井は日本人の心の中にある

ジェンダーフリーのテーマは2022年度入試のハイライトになります。日本の後進国性をどうリカバリーしていくのか。そのための方法は何かを論じる問題が多く出題されることだろうと予測されます。世界で120位といわれただけで、めまいすら覚えるのです。
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【小論文】とにかく・やはりの濫用であなたの書いた文は即死確実

副詞の使い方に注意して下さい。「やはり」と「とにかく」は厄介な表現です。これを使うとなんとなく論理的に見えます。自分の意見が正しいかのような錯覚にとらわれるのです。しかし事実とは違います。この表現を使いそうになったら要注意ですよ。
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【小論文のカギ】自己主張の後に理由のない文は無価値である

小論文は英語の構文によく似ています。自分の主張をはっきり書き、その理由を後から付け足すのです。YesNoを明確にするのも英語の文と同じです。なぜならをうまく使って、現実に目の前で起こっている事象を説明するのです。そのためには論理性が必要です。
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【小論文・メディアリテラシー】フェイクニュースを見破る目を持とう

メディアリテラシーの問題はコロナウィルスの蔓延とともに大きな問題になりました。フェイクニュースがSNSなどを利用して急速に広まったのです。どのようにしてファクトチェックをすればいいのか。そのためには何が必要なのか。ともに考えてみましょう。
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【医療看護系小論文・死】病者の問いかけにあなたはどう応えるのか

死に瀕した病者に問いかけられたら、どのように応えればいいのでしょうか。わずかな命の可能性をどう言葉にすればいいのか。正直に応えることが必ずしも正しいのかどうか。しかし最後は自分の心に正直であることが、最も大切です。一緒に考えてみましょう。
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【小論文・いじめの構造】日本的な世間の原理がウチとソトを区別する

いじめの構造について考える問題を考えます。課題文として与えられた文章の中に「世間」という表現が何度も出てきました。社会ではなく世間です。ものを送り、返礼をするという儀礼が世間の原則です。もしそれをしないと、必ずソトへはじき出されるのです。
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【小論文・日本の教育システム】グローバル化時代の新機軸は何か

教育システムに関する小論文の問題は毎年出題されています。それだけ関心の高いテーマなのです。これからのグローバル化時代を生き抜くためにどのような知識が必要であるのか。従来の知識偏重型でなく、生きた発信力のある人を時代は必要としているのです。
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【小論文・自由の本質】キーワードを設定し賛否を明確にして文を書く

小論文の問題を考えましょう。テーマは自由の本質です。どこからでも書けそうですが、やってみると、難しいです。筆者のエッセイがあるので、核になるところを切り取りましょう。それに対して賛否を明確にしていけば、わかりやすい文章になります。
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【小論文・ボランティア】利他の精神が新しい自分に出会える喜びにも

テーマ型の小論文は難しいです。ほとんどヒントがないのです。自分の力だけで内容を整理し、論点を組みなおさなければなりません。それだけに国語力が必須です。経験が豊かであれば、それをうまく例話などに生かして、内容を豊かにすることも可能です。
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【小論文・安藤忠雄】真に自立するということの意味は【東大入学式】

建築家、安藤忠雄氏がかつて東大の入学式で式辞に話した言葉は今でも記憶に残っています。入学試験の小論文テーマに選ばれました。内容が濃く捉え方も様々です。親からの自立のためにどう生きていけばいいのか。学生に向けて真剣に問いかけたものです。
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【小論文・外国語教育】英語ができるってどういうことなの【発信力】

英語教育のあり方は論議の的です。従来の読む書くのレベルを超え、聞く話すに移行しています。新しい評価基準に照らし、入学試験の改革も問題視されています。さらに小学校では英語が必修化されました。国際共通語としてどう扱えばいいのでしょうか。
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【医療系小論文・北大】いのちと死の文化はどこまで衰弱しているのか

医療系小論文のテーマは「いのち」に集約されます。今回の課題文は15年前の北大で出題されたものです。しかし今でも色褪せるどころか、より複雑な形で問題視されているテーマなのです。患者のいのちをどのように考えればいいのか。根本的な内容です。
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【小論文のヒント】課題文に賛成する時に守るべき3つのポイント

課題文に賛成するしかない場合、どのように小論文を書いたらいいのでしょうか。これはなかなかの難問です。反論の方が目立ちます。賛成の場合は筆者が書き足りなかったことを補うという姿勢が大切です。なるべく課題文から離れ、表現をかえることが大切です。
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【小論文上達のカギ】スピーチ感覚で変化をつけ読者に語りかける

小論文上達のヒミツは何でしょう。それはスピーチ感覚を身につけることです。目の前のたった1人の人に熱く語りかけます。その人を説得するつもりで書いてください。脇を見てはダメです。たった1人のために、最大の努力をはらえば、それで十分なのです。
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【小論文のキモ】主語を私にすると文が感覚的になり論理性が欠如する

小論文で大切なことは主語の選び方です。体験談を書くのでなければ、「私」を使わないこと。どうしても文章が感覚的になり、論理性が弱くなります。私を使わない文の典型は新聞記事です。少しよそ行きの表現を使ってまとめてみましょう。