落語

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【現代落語論】家元立川談志の焦りと憧れが詰め込まれた落語の殉教書

現代落語論はかなり以前の本です。しかし絶版になった後もリクエストが止みませんでした。そこで再販したのです。著者、立川談志はケレン味の多い人でした。議員活動などしなければよかったという話もよく聞きます。それもこれも談志です。生き様を読んで下さい。
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【捨て耳が大切】寄席は日々真剣勝負の道場だという極めて真面目な話

落語の前座修行の中で1番大切なのは気を先へ回すということです。さらに芸の上では捨て耳が必要です。これは用事をしながら、常に高座で披露されている落語から耳をはなさないことです。先輩師匠方の芸を盗むのです。これができた人は噺がうまくなります。
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【桂三木助・芝浜】暮れになると必ず聞きたくなる定番の人情噺はこれ

暮れになると必ず聞きたくなるのが人情噺、芝浜です。第一人者は3代目桂三木助と言われています。この噺家の落語は実に洗練されていて口跡が見事なのです。江戸っ子の気風の良さが香り立ちます。夫婦の情愛に満ちた年末にピッタリの噺だと言えるでしょう。
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【師匠と弟子】縁は異なものとはいうけれど一連托生の世界は別格

芸の世界において師匠と弟子の関係は絶対です。一度決めたら途中で別の人にかえるということはできません。それくらい厳格なものなのです。自分から志願して入門するのですから、どんなことがあっても我慢しなければならないことがたくさんあるのです。
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【落語・怪談噺】季節はずれにお化けが出てくるのも一興じゃないの

季節はずれに怪談噺を語るのも楽しいですね。どうして人は幽霊の出てくる話を好むのでしょうか。怖いもの見たさというやつかもしれませんね。幽霊はだいたい女の人と相場が決まっています。しかし落語には男の幽霊も出てきます。一度聞いてみて下さい。
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【落語・狸】お札やサイコロに化けて大失敗をするあどけない前座噺

落語には狸が人を化かすという噺があります。代表はお札とサイコロになる噺です。どちらも愛くるしくて失敗ばかり。ついクスクスと笑っちゃいます。江戸時代、与謝野蕪村の『新花摘』という本にも狸の話が出てきます。人間とは長い付き合いなんですね。
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【艶笑落語・疝気の虫】鉄板の爆笑ナンセンス噺で気分は明るく爽快に

艶笑落語の中でも名作の誉れ高い噺が「疝気の虫」です。今では誰も知らない疝気という病気がある虫によって引き起こされるというナンセンスな噺です。しかしお客様に楽しんでもらうためには、いくつかの仕草をきちんと演じなければならないのです。
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【落語家・柳家喜多八・たけのこ】飄々とした語り口は天下一品だった

4年前に亡くなった柳家喜多八師匠。なんとも言えない味わいの落語家でした。飄々としていて、いつも気だるく、それでいて力のある噺をきかせてくれました。中でも泥棒の噺は絶品です。今回は「たけのこ」をご紹介します。興味のある方は聞いてみて下さい。
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【祇園会・夏の噺】江戸っ子と京都人が故郷自慢の果てついに喧嘩を

夏の噺として有名な祇園会。大変に演じるのが難しい落語です。使う言葉も京都弁と江戸弁を使い分けなくてはいけません。最後に喧嘩をしますが、これも味わいをだすのに工夫がいります。祇園祭りの味わいを演出しながら、夏の暑さが表現できれば最高ですね。
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【船徳・若旦那噺】粋な船頭姿で江戸情緒たっぷり【浅草ほおずき市】

那噺の代表といえば、この「船徳」でしょう。それくらいよく演じられる落語です。世間知らずの若旦那が突然船頭になりたいと言いだし、周囲を大混乱に陥れます。特に船にのったお客は災難。楽しい噺です。先代桂文楽の十八番でした。実にくたびれる落語です。
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【元犬・滑稽噺】犬が人間に変身する素っ頓狂落語【ナンセンス究極】

犬が出てくる落語の代表は「元犬」です。これは全身が真っ白な毛で覆われた犬がはだし参りの御利益で人間に生まれ変わるという噺です。犬が人間になったのですから、とんでもない騒動が次々と起こります。それを楽しそうに演じるのが、この噺のミソなのです。
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【絵高麗梅鉢・猫の皿】小品の味わいがじわりと染みる落語の名作

落語「猫の皿」は実に味わいの深い名品です。フランス小噺のエスプリも感じられます。人間の欲望には限りがなく、自分で抑制することは難しいのです。人間の一面を見事に描いたのがこの落語です。笑いながらも「小欲知足」の精神を味わってください。
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【落語】らくだは人間の哀しみをどん底から描く神噺【かんかんのう】

「らくだ」という噺は大変に演じるのが難しい落語の1つです。貧乏のどん底の中に人間の哀しみが宿るということを表現しなければなりません。酒を飲むことで次第に本当の性格が見えてくるあたりの描写が見ものです。是非、名人上手の高座に触れてください。
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【落語・やかん】知ったかぶりの先生から人生の不可思議を学んだ噺

落語の中には根問いものというジャンルがあります。その中でよく知られているのが「やかん」です。寄席の世界では知ったかぶりする人のことをやかんと呼びます。なぜやかんという名前がついたのかを、先生が熊さんに教えてあげるというのが、この噺のスジです。
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【両国風景】上野鈴本演芸場からの生配信で江戸情緒満点の花火見物を

鈴本演芸場からの生配信は6月いっぱいの土日、続きます。おそらく初めての試みでしょう。落語はもちろんですが、色物の芸人を同じようにみられるというのはとても珍しいのです。この機会に三味線の音に耳を傾けてください。両国風景は江戸情緒満点です。
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【夏落語の定番】青菜に登場する酒・柳陰にまつわるモロモロのお話

夏の噺の代表が青菜です。その中にでてくる柳陰。焼酎とみりんのカクテルなのです。実際にどれくらいの割合で飲めばおいしいのか。青菜のあらすじも少しだけ書いておきました。実際の落語をきいてみてください。付け焼刃ははげやすいの典型的な落語です。
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