落語

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【落語・やかん】知ったかぶりの先生から人生の不可思議を学んだ噺

落語の中には根問いものというジャンルがあります。その中でよく知られているのが「やかん」です。寄席の世界では知ったかぶりする人のことをやかんと呼びます。なぜやかんという名前がついたのかを、先生が熊さんに教えてあげるというのが、この噺のスジです。
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【両国風景】上野鈴本演芸場からの生配信で江戸情緒満点の花火見物を

鈴本演芸場からの生配信は6月いっぱいの土日、続きます。おそらく初めての試みでしょう。落語はもちろんですが、色物の芸人を同じようにみられるというのはとても珍しいのです。この機会に三味線の音に耳を傾けてください。両国風景は江戸情緒満点です。
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【夏落語の定番】青菜に登場する酒・柳陰にまつわるモロモロのお話

夏の噺の代表が青菜です。その中にでてくる柳陰。焼酎とみりんのカクテルなのです。実際にどれくらいの割合で飲めばおいしいのか。青菜のあらすじも少しだけ書いておきました。実際の落語をきいてみてください。付け焼刃ははげやすいの典型的な落語です。
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【コロナ禍】落語デジタル配信は両刃の剣になる怖れたっぷり【ライブ】

コロナ蔓延の影響で落語家たちは仕事を失いました。寄席や落語会がほぼ全て開かれなくなってしまったのです。そこで考え出されたのがデジタル配信による落語会でした。多くの噺家が現在模索中です。今後どうなっていくのか。その問題点を考えてみました。
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【五戒で保つ】落語・蒟蒻問答から人生の深淵を覗く【目の前を見よ】

蒟蒻問答という落語には難しい仏教用語が出てきます。その代表が五戒という言葉です。この戒めを守れば人間は間違った人生を送らずに済むというのです。しかしこれが大変に難しい。それだけ魅惑に満ちているからです。欲望に勝てる人になるのは至難なのです。
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【千早ふる】暢気な珍説で脳内を空っぽにする面白噺【小倉百人一首】

落語の中でも特にばかばかしい噺です。百人一首の「千早ふる」で始まる歌の解説です。いいかげんな知識しか持ち合わせない隠居が、無理やりにこじつけて歌の絵解きをするところが最大のポイントです。頭の中を空にしてただ笑ってください。超暢気なネタです。
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【神田伯山TV】真打昇進から講談中村仲蔵まで怒涛の迫力が胸を打つ

神田伯山は真打昇進を果たしたばかりの人気講談師。その彼の動画を集めたのが伯山TVです。特に襲名披露パーティの様子は必見です。29回にわたる襲名披露口上も楽しいです。師匠方の個性が色濃く出て普段とは全く違う横顔をみせてくれます。楽しいですよ。
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【落語・初天神】無邪気な父子が縁日の参道で【何か買っておくれよ】

父と子が縁日の参道で繰り広げる騒動を描いた落語です。何も買わないという約束で連れてはいくものの、子供は我慢ができません。やっぱり何か買ってほしいのです。飴、団子、凧を買わされて戸惑う父の様子と、無邪気な子供との愛の触れ合いが見どころです。
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【寿限無】誰もが知ってる前座噺の珠玉【ビューティフル・ネーム】

落語の代表といってもいい「寿限無」の話です。誰でも聞いたことがありますね。長い名前をつけたのはいいけれど、呼ぶたびにものすごく時間がかかります。ついに呼び終わった時はたんこぶがひっこんじゃったというのがオチです。名前の由来を説明しましょう。
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【あたま山】ナンセンス噺の最高峰といえば絶対これでしょ【超ド級】

あたま山という落語をご存知ですか。ここまでナンセンスでばかばかしい噺はそんなにはありません。あらすじを読んでみてください。自分の頭の上にできた池に飛び込んで死んじゃうのです。よくぞ人間は想像力を発揮するものです。1度聞いてみてくださいね。
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【厩火事】孔子と論語をネタに落語を作ったらこうなったという鉄板噺

中国の思想家、孔子の代表作『論語』。その中に厩から火事が出たという話があります。それと夫婦のいざこざとをくっつけた「厩火事」という名作落語を紹介しましょう。自分の大切なものがなくなった時、人はどういう行動をとるのか。これが噺のポイントです。
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【中村仲蔵】神田伯山が真打披露初日に選んだネタは落語の神品!

講談師六代目神田伯山が真打披露の席で最初に選んだ演目は「中村仲蔵」でした。この話は落語にもあります。「忠臣蔵」の五段目に登場する斧定九郎の役を得た中村仲蔵がどのようにして自分の型をつくりあげていったのかという苦労噺です。ご紹介しましょう。
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【落語】寝床は素人芸の悲哀をメチャクチャに笑い飛ばす究極の滑稽噺

落語「寝床」は大店の旦那が義太夫に凝る噺です。しかしこれが滅法ヘタ。とても聞いていられません。そこで旦那は酒と料理を用意し長屋の住人を招待します。しかし誘われても皆嘘をついて逃げ回ります。自分の店の使用人にも逃げられ、いよいよ怒りは最高潮。
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【人情噺】雁風呂は懐かしい民話の味わいがする水戸黄門漫遊記余話

落語「雁風呂」は大好きな人情噺です。津軽に残る民話を元に講談から落語へ移植されました。水戸黄門の諸国漫遊記の形をとっています。松に雁がねという屏風の絵解きがこの落語の眼目です。日本で死んだ雁の供養のため、風呂を焚いて流浪の民に施したのです。
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【宿屋の仇討ち】旅ばなしの定番・粋な侍の物語は正真正銘の真打落語

旅の落語の代表格です。この噺がトリでできれば真打です。桂三木助が東京に持ってきました。宿屋での仇討ち話です。しかしこれがとんだ座興だったというオチがつきます。主人公は粋な侍、万事世話九郎。隣の部屋の賑やかな江戸っ子たちに一芝居をうちます。
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【落語】猿後家は人間の自惚れを持ち上げるコテコテ感満載の心理劇

猿後家という落語をご存知ですか。大阪発祥のコテコテ噺です。えげつなくて面白い。人間の自惚れをこれでもかとくすぐられ、不安が喜びに変わっていくという不思議な心理劇を見ているようです。東京版もユニークですよ。落語300年の底力を感じさせます。
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