新着記事

「西山物語」実際の事件を題材に平安朝の文体で綴った江戸中期の小説

西山物語という本をご存知ですか。江戸中期の読み本です。実際の事件を題材にした小説です。幻想的な内容に彩られていて、怪異な場面が点在しています。
ノート

「ラップトップを抱えた石器人」人間はそれほど進歩していない「ヒューマンエラー」

人間の行動は複雑になるばかりです。しかし脳の構造は石器時代のそれとほほ変わりがないというのが、筆者の論点です。それほどにはやく動かすことはできません。当然ヒューマンエラーが起こる確率は高くなる一方なのです。

「宋名臣言行録」人を選ぶことの難しさを示した究極の書「忠実な家臣とは」

人間の本質を見抜くということぐらい、難しいものはありません。度量をしらなければ、人事はできないのです。国家においても、あらゆる組織体においても、それは共通です。今回は朱熹のまとめた本を読みましょう。

「源氏物語・柏木」夕霧が亡き柏木の母御息所と和歌を詠み交わす哀惜のシーン

柏木哀惜みなさん、こんにちは。元都立高校国語科教師、すい喬です。『源氏物語』は多くの人に長い間愛されてきました。読み返すたびに、人間に対する洞察力の深さが心に沁みますね。しかし登場人物があまりにも多いので、それぞれの関係がある程度みえていないと、途中...
ノート

「弱肉強食論」もしゾウが肉食だったら生態系はどう変わるのか「強さの摂理」

生態学を研究していくと、謎がふくらみます。例えば、ゾウが肉食であったとしたら、地球の自然はどのように変化していたでしょうか。偶然草食であったために、ライオンとは戦うことがありませんでした。その秘密にせまります。
ノート

「シジフォスの神話」すべての苦悩はわずかなズレと閉塞感から始まる

人間には言葉があります。世界の果てまでを認識し、自己の死を知っています。しかし鳥や魚は彼らがどのような物質に取り囲まれているのかも知りません。認識するということは苦しいことです。ズレや違和感こそが、認識の源泉なのです。