小論文 組織の論理と個人の思惑はどこまで成立可能なのか「文化祭におけるトラブル」 国立大学の法学部で出題された小論文の問題を考えます。文化祭の演劇コンクールのために、つい暴走して小道具を万引きしてしまったクラスの出演を認めるべきかどうかというのがテーマです。1000字でまとめなさいというのです。 小論文
本 「養老孟司・バカの壁」わかるというのはそれほど単純な話ではない 日本人の精神構造を考えてみた時、養老孟司氏の『バカの壁」は大変示唆に富んでいます。日本人はたいていのことはわかると考えがちです。本当に理解するということの奥まで思考するということがありません。一神教の国の人々とは本質的な違いがあります。 本
ノート 「高村薫」日本が崩れていく現実を冷徹に見て取った作家の目「反論不能」 作家高村薫の冷徹な目で今の日本をみると、どう見えるのか。あまりにも杜撰なシステム管理と未来を見抜く目を持たない日本人。それでいて妙にぬるま湯のような平和の中で静かに暮らしている。この先、この国はどこへいくのか。 ノート
ノート 「考える身体・三浦雅士」身体をどう動かすかのリアルは集団の文化の中にある 人間の動き方は時代によって大きく変化してきました。その典型が歩き方です。工業化社会が必要としたのは、ナンバ歩きとは違う西洋型の歩き方でした。身体は集団の論理によって全く違う論理の中へ滑り込んでいったのです。 ノート
小論文 「遅いインターネット・宇野常寛」世界との距離感を保つ「書くことの役割」 世界はネットでつながっています。コスパとタイパの競争がこれでもかと続いているのです。しかしあまりに速いインターネットの環境が、人間の精神を病的なものにしつつあるのです。自分で考え、書くことの大切さをここでは述べています。 小論文
ノート 児童書で有名な岩崎書店前社長の言葉が強く響いた「85歳の情熱と使命」 児童書で有名な岩崎書店をご存知でしょうか。ユニークな本を出版している会社です。そこの前社長のインタビューをなんの気なしに見ました。非常に面白かったので、ここに紹介しようと思ったのです。 ノート