「枕草子28段・にくきもの」観察力の鋭さと独自の感受性が反映された段

枕草子28段には清少納言が嫌いだったものが、取り上げられています。彼女の鋭い視線は、人間の持ついやらしさを見事に掬い上げています。特に複雑な宮中の中で生きていくことり難しさを感じさせるものが多いのです。

「本居宣長・同じ人の説」真面目に学問に取り組めば学説も変化するのは当然

学問の研究というものは真面目にやればやるほど、自分の考えが次々と変化していく事実につきあたるものです。それを正しくないということはできません。自分に正直になればなるほど、学説の変化を知ることになるのです。
小論文

「課題文をどう解釈して小論文にまとめるのか」字数が少ないほど難しい

小論文は制限字数が少ないと難しくなります。エッセンスを短文の中にすべて押し込めなければなせらないからです。さらに課題文が短い場合も難問ですね。どのようにまとめるのか、すべて自分で考えなければなりません。

「枕草子・大納言殿参り給ひて」定子サロンの雰囲気が色濃くにじむ章段

枕草子にはさまざまな章段があります。今回とりあげるら日記的な段落には、当時の定子サロンの様子が実によくわかります。衰亡していく一族の悲しみがみてとれます。清少納言の観察力の鋭さには舌を巻きますね。
小論文

「ChatGPTの応用」論理的な文章の書き方とプロンプトの効果的な使い方

ChatGPTとプロンプトジェネレーターを使って文章を推敲することができます。そのまま実際の試験で使うことはできません。しかし勉強するときに参考にすることはできます。ぜひ、一度試みてください。
小論文

「小論文・リスキリングの可能性」AI時代の学習テーマはズバリこれ!

小論文のテーマとしてリスキリングについて考えました。特に大学の入試問題として設定した場合、今後の教育の在り方について論じることに意味がうあるのではないでしょうか。ぜひ、考えてみてください。
小論文

「小論文・SNSの功罪」利便性の裏にある課題をどう修正して使いこなすか

SNS全盛の時代です。多くの利点を持っているとはいうものの、マイナスの要素も多々あります。最近では犯罪にからむ闇バイトと呼ばれるものが、広まっているのです。どうしたら私たちは上手にSNSを使いこなせるのか。考えてみましょう。
小論文

「AIと労働」人工知能全盛の時代、生き残るために必要なスキルとは何か

AIがますます進化しています。取り残されていく職業も出てきています。特に繰り返しの多い単純作業は消滅していく可能性が高いです。どうやったら生き残るためのスキルを身につけられるのでしょうか。考えてみましょう。
小論文

「AIを利用した小論文の勉強方法」ChatGPTを参考にテーマを予想する

AIが着実に進歩しています。せっかくですから、この技術を使わない手はありません。小論文の勉強にも役立つはずです。具体的に考えてみましょう。さらにAIが進んだ社会はどのようになるのか。考えてみましょう。
小論文

「超高齢化」リタイアした人々も役割と生きがいを感じとれる社会とは

高齢化する社会の中で、リタイアした人たちに生きがいを創造してもらう必要があります。長い人生の豊かな経験を、社会のために貢献してもらうにはどうすればいいのでしょうか。考えてみましょう。
小論文

「自己生成型小論文」問題を発見し解決の方法をまとめて書くという荒業

自分で問題を探し、それに対する解決方法を考えるという荒業の設問があります。本来の意味での小論文とはこういうものをいうのかもしれません。しかし難問であることに間違いはないのです。学際的な知識を自分の中に取り込む勉強をしなければなりません。
小論文

「テーマ型小論文」感動するのは良いことなのかという問いかけへの解答は

テーマ型小論文は隋分すくなくなりました。一見簡単そうですが、実は書き出してみると、なかなか厄介なのです。どういう内容で書いたら一番アピールするかを考えなくてはなりません。それが難なくこなせるようになれば、あとは楽勝です。
小論文

「自信とプライド」枠の中に押し込められず日本で個性的に生きる道

誰でも自信とプライドを持って生きています。しかし日本型社会では、あまりにそれが目立ちすぎると、いじめに発展してしまうのです。どうやったら、うまく他者と調和しつつ、自分の個性を発揮できるのでしょうか。
小論文

バイアスを排除し科学を学ぶ!先入観に安住しないという決意を示す小論文

科学はつねに疑うところから始まります。しかし人間はつい過去の記憶に安住しがちな生き物なのです。それをどうやって防ぐのかというのは、大変に難しいテーマです。ここでじっくりと考えてみましょう。
小論文

「ChatGPTに負けない小論文を書く」たった1文字だけの課題に挑んだ

ChatGPTに負けない小論文を書くためにどうすればいいのでしょうか。これは予想以上に難問です。相手は優秀です。戦うとすれば自分だけにしか書けない内容を用意するしかありません。それは何か。個です。個の思索のみです。

「無名抄・腰の句の末の手文字」名声に甘んじていい気になっていると

鴨長明の歌論書『無名抄』のなかにある面白い話です。和歌の腰の句に「て」の文字を入れると、それだけで歌が台無しになるという話を土台にして、当時の歌人がやり取りをするというストーリーです。ご一読ください。