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ノート

【あだ名禁止】いじめの温床説は真実なのか【ニックネームとの違い】

あだ名を禁止する学校が増えているようです。それと同時に生徒同士も「さん付け」で呼び合うというところもあります。ジェンダーフリーの思想は男子と女子の呼び方に違いをつけるところから否定するという論点に発展しました。複雑な世の中になったものです。
小論文

【小論文・テーマ型問題】自由に書けという指示に従わず問題点を掘る

小論文のテーマ型問題にはよく自由に書きなさいという表現が出てきます。しかしこれは好きなように作文を書いてもいいという指示ではありません。あくまでも小論文です。問題の核心を探し、そこを深掘りして内容を整理していかなければなりません。
小論文

【小論文のカギ】問題解決のため対立や矛盾の根拠と論点をあぶり出す

小論文は問題を解決して、初めて意味を持ちます。ただしそのための方法に答えはありません。根拠さえ示せればいいのです。そこに整合性があれば、十分な解答になります。最後までそのための根拠と論点を探すという作業が大切なのです。勇気を持って下さい。
小論文

【小論文・NGこれだけ】初心者ほどサンドイッチ型の文章がお好き

小論文の季節です。上手な文章を書きたいですね。そのためには「私は~思う」と「私は~考える」式のサンドイッチ型文をやめましょう。初心者ほど、このタイプの文章をたくさん書くのです。なるべく短く、単文構造にしてください。
学び

【オンライン英会話】フィリピンが語学特訓の秘密基地になったワケ

オンライン英会話が盛んです。ネット環境がきちんと整っていれば、家で気軽に勉強ができるのです。その相手に選ばれたのがフィリピンです。彼らは第2外国語として英語を自在に使います。さらに安い賃金で働いてくれるのです。
ノート

【キャノン・独禁法】メーカーのプリンター純正インク商法も断末魔か

キャノンが互換インクメーカー「エコリカ」に訴えられました。純正のインクに組み込まれたICチップに他社のインクを使うと、「インクなし」という表示が出るように操作されたというのです。まさに独禁法違反ではないかという訴訟なのです。

【世阿弥・風姿花伝】芸能に携わる者にとって魂の書といえばこの1冊

世阿弥が書いた『風姿花伝』は芸能に携わる者にとってはバイブルのような本です。ありとあらゆる心構えが書いてあるのです。最も有名なのは「秘すれば花」という言葉です。「まことの花」を探し求めて日々稽古に励むのです。それだけが心を支えます。

【萩原朔太郎・竹】青空を突き抜ける竹の根が神経にみえた詩人の薄幸

日本人は竹が好きです。独特の感性でその美しさを描写しました。ところが詩人萩原朔太郎にそれが神経そのものに見えたのです。感性の鋭さというしかありません。前橋の公園を訪れた時の文章をあわせて掲載させてもらいました。お読みください。

【山崎正和・水の東西】なぜ日本人は噴水を好まないのか【自然観】

山崎正和の「水の東西」は比較文化論の評論としても秀逸です。なぜ日本人は噴水を好まないのか。その理由を日本人の自然観の中に探します。まさに好きではなかったのですね。自然に逆らってまで、地上高く水を噴き上げることには大変な抵抗がありました。

【方丈記・無常観】人間の真実を描写した鴨長明の名著は永遠に残る

日本を代表する鴨長明の随筆『方丈記』。そこには無常観という日本人にしっくりと馴染む哲学があります。「行く川の流れ」に代表される名文は和漢混交文と呼ばれています。コロナ禍で廃業していく店舗をみるにつけ、長明の言葉が重く感じられてなりません。
ノート

【十善戒・振り込め詐欺】人を騙すなんて最低だという感覚が命です

仏教の教えに十善戒、五戒と呼ばれるものがあります。人としてしてはならないことを戒めたものです。その中で人を騙すというのは最も悪質なことの1つです。振り込め詐欺の被害にあう人があとを絶ちません。人間としての生き方を知らなければなりませんね。
ノート

【家族の肖像・百年の孤独】毎年撮る記念写真も結構イケてる気がする

家族写真をある写真館の前でみました。いいですね。毎年、決まった日に撮影したものなのでしょう。家族の歴史そのものだと思いました。ガルシア・マルケスの『百年の孤独』とビスコンティ監督の『家族の肖像』という映画のことをつい思い出してしまいました。

【川端康成・雪国・山の音】息苦しいまでに孤独で繊細な感受性の人

川端康成の小説はあまりにも繊細で現代の人にはなかなか受け入れられにくくなっています。しかし自らの生をじっと見つめるまなざしには実に豊かな命が宿っています。ここでは『雪国』、『山の音』、『伊豆の踊り子』を取り上げてみました。

【さびしい王様・北杜夫】面白くてやがて哀しい大人のための童話

北杜夫の童話『さびしい王様』は1つの寓話です。権力を握った者の内面に深く入り込んだ傑作だと言えるでしょう。子供が読んでも面白いですが、むしろ大人のための童話です。自分を振り返るための鏡として利用することができる名作なのです。

【徒然草・折節の移り変わるこそ】変化を捉える兼好法師の目の確かさ

徒然草の中でも有名な章段が「折節の移り変わるこそ」です。自然の微妙な変化をきちんととらえる兼好法師の目は実に確かです。日本人の感性の基本をこの章段が作り上げたと言っても過言ではありません。十分に鑑賞し、声に出して読んでみて下さい。
学び

【総合型選抜入試】実績と未来志向の自己推薦方式が狙い目なワケ

AO入試は総合型選抜入試と名前を変えました。この試験には学校長の推薦書がいりません。自分自身で自分を推薦する入試なのです。過去の実績や未来への展望をエントリーし第1次の試験とします。その後、パスすると面接と小論文が課せられるのです。