ノート

【AI最前線】不気味の谷を越え人はロボットに親近感を抱くのか

AIの最前線を少しだけ覗いてみましょう。そこには不気味の谷と呼ばれる現象があります。あまりにアンドロイドロボットなどが人間に似すぎていると、かえって好感度が落ちるというものです。人はあまりに人間らしいロボットを好まないのです。
小論文

【小論文・反論】課題文の根拠を半ば否定し優位に立てば合格確実

小論文はディベートによく似ています。相手の根拠を否定できれば、勝利するのです。しかし実際はそれほど簡単ではありません。相手も必ず防御してきます。その時は根拠になる内容の背景を別の角度から探ってみましょう。きっと新しい視点がみつかるはずです。
ノート

【コロナ禍・死生観】人間は生きているだけで十分に尊い存在なのだ

コロナ以後、私たちの死生観には微妙な変化が訪れています。かつてのようなプラグマティズムが静かに退場し、ゆったりとした時間の中で生を充実したものにしたいという願望が強くなりつつあります。近代のもたらした弊害に疑問を投げかける人が増えたのです。

【絵仏師良秀】芸術至上主義者の辿る道には死の匂いが常に漂う

中世の古典には多くの味わい深い作品があります。それらをうまく使って作家たちは名作を書きました。芥川龍之介には『羅生門』『地獄変』などがあります。原作との違いを見ながら、内容をチェックしてみましょう。小説家の苦悩が理解できるはずです。

【宇治拾遺物語】夢盗人の話は現代にも通じるリアルさ満点

夢を盗む話というのが日本の古典にはいくつもあります。その中の代表が『宇治拾遺物語』に載っています。今回はそれをご紹介しましょう。夢判断なんてナンセンスだなんて言ってちゃダメです。今でも占い師は必死であなたが見た夢の意味を解いてくれるのです。
小論文

【小論文】共感を求めて主張だけを強調する修辞疑問文は使っちゃダメ

小論文を書いていると、時に自信を持てない内容を書く時もあります。そういう時の不安を抑えてくれるのが、修辞疑問文です。これは劇薬です。初心者は使ってはいけません。全体の文章のバランスを崩してしまいます。十分に気をつけましょうね。
ノート

【セグメンテーション】階層化された個人が群衆の中で孤独になる時代

個人がセグメント化されています。新しいマーケティングの考え方は、ニーズのある場所を細かく規定していくのです。そのために群衆はますます孤独に陥ります。それぞれが自分に都合のいい社会の中でコミュニケートするいびつな時代になりつつあるのです。

【詩人・茨木のり子】心に突き刺さって抜けない魂の言葉がせつなくて

茨木のり子を知っていますか。既存の権威と戦いながら、自分の歩いていく道を探し続けた孤高の詩人です。その表現に触れると、心が痛くなります。自分に正直に生きようとすることは、けっして楽ではありません。それでも自分を捨てなかった人の魂の叫びなのです。
小論文

【小論文・格言】甘えのある文章は採点者に見破られると心得るべし

小論文を書く時、してはならないこと。それは甘えです。これくらいなら書かなくてもいいだろうというのはダメ。特に解決策を考えたのに、その理由付けをしないもの。これはNGです。試験には背水の陣を敷いて臨んでください。甘えは決して許されません。
小論文

【小論文・表現】危険な誘いに満ちたその言葉は絶対にNGワードです

小論文を書く時に注意しなくてはならないことは、「もの」や「こと」という表現でごまかさないという基本戦略です。どうしてもこの表現は便利なので使ってしまいがちです。そこを我慢してください。別の言葉で言い換える。ポイントをついた単語を使いましょう。
小論文

【小論文の核心】現実社会への関心を最大限キープし時事問題を探る

小論文は難しいです。どんなテーマが出るか全く予想がつきません。全方位的な学習が必要です。ポイントは現実社会への関心を失わないこと。つねに時事問題に着目しておいてください。そこはテーマの宝庫なのです。新聞、ネットから目を離さないことです。
ノート

【内と外・多様性】靴を脱がない文化を持つ人達との共生に向けて

日本では家に帰れば必ず靴を脱いで上がります。しかしこれが世界の標準なのでしょうか。そんなことはありません。世界は多様性に満ちています。日本の将来を考える時、外国人との共生をどうしても考慮しなければなりません。そのための有効な方法とは…。
小論文

【小論文】どんな意見や推論よりも事実にまさる最強の武器はない

新聞記事は事実で構成されています。推論や意見を入れてしまうと記事力が弱くなってしまうのです。小論文も同じ。基本は事実をかさねていくことです。その作業の中から、本当に強い小論文が生まれるのです。つらいこともありますが、是非練習を続けて下さい。
ノート

【師匠と弟子】縁は異なものとはいうけれど一連托生の世界は別格

芸の世界において師匠と弟子の関係は絶対です。一度決めたら途中で別の人にかえるということはできません。それくらい厳格なものなのです。自分から志願して入門するのですから、どんなことがあっても我慢しなければならないことがたくさんあるのです。
ノート

【学ぶ力】メンターを探す能力と愛嬌があれば伸びしろが自然に増える

どうすれば人は他人に愛されるのか。これくらい難しいテーマはありません。そして学ぶ力が増すための方法は何か。一言でいえば、人間として愛嬌があるかないかです。素直で不全感があれば、必ず人の話に耳を傾けます。さらにメンターを探し求めるものです。
小論文

【突っ走る小論文】前半からスピードを落とさずに結論まで走り抜ける

小論文はスピード感が大切です。最初の書き出し部分はよかったのに、だんだんパワーが落ちていくタイプの人がいます。これはいけません。最後まで同じ力で駆け抜けましょう。そのためには構成意識が大切です。それさえあれば、結論までいけます。