小論文

【小論文のルール】瞬間接着剤の助詞「が」を使うと文章は仮死状態

接続助詞「が」の使い方は想像以上に難しいです。しかしあまり意識的に用いている人はいません。逆説と順接の両方に使えるので、とても便利なのです。しかしそれが落とし穴です。つい「が」を入れた文を書いてしまう悪い癖がなかなかなおらないのです。
小論文

【小論文の修練】新書を最低10冊読んで基礎知識を学ぶ【志望分野】

課題文型の小論文には基礎知識が必要です。自分の進みたい領域に関する新書を最低10冊は読んでください。さまざまな角度からの文章を読むことで、視野が広がります。何も知らずに小論文を書くというのは無茶です。有効な方法論を身につけましょう。
小論文

【小論文の掟】バランスのいい新鮮な文章が感動と共感を読者に与える

どのような文章を書けば、読者は感動と共感を抱いてくれるのでしょうか。難題ですね。それがわかっていれば苦労はしません。大切なことは書き手の心の中にあるものがそのままの形で素直に表現されることなのです。相手を驚かせようとしても無駄なことです。
ノート

【孤独との対話】言葉の森で彷徨い続ける覚悟があれば必ず生き残れる

人は言葉によって鍛えられます。孤独の中でもどのような表現を手にしているかによって、生き残っていけるのです。それには知性と覚悟が必要です。コミュニケーション能力は確かに大切です。しかし、それ以上に自分の内面に深く降りていく覚悟を持つべきなのです。
ノート

猛暑の夏を乗り切る方法が全く見えない【ついでのオリンピック】

今年の夏は特別な夏ですね。ついでのようなオリンピックが始まります。ほとんどすべての競技が無観客だという大会です。この暑さの中で応援をしてくれる人もいない競技場でプレイをする選手はどういう気持ちなのでしょうか。日本の夏は試されています。

【知の巨人・立花隆】秘書日記に綴られた意外なジャーナリストの素顔

知の巨人、立花隆が亡くなりました。80歳でした。彼は3万冊の本を読み、100冊の本を書いたと言われています。その事務所が募集したアシスタントに応募した人の日記があります。立花隆の素顔をそのまま描き出しています。
小論文

【小論文・作文型】文章をポジティブに書けばアピール度は100%

小論文の中で作文型の問題には書き方のコツがあります。それは最大限ポジティブにまとめることです。どんなテーマであっても冷静に自分をみつめ、そこから何が可能なのかを論じてください。採点者の心に必ず刺さるはずです。アピール度があがります。
学び

【JICA研修報告】ヴィクトリア滝の壮大さとザンビアの現実を見た

サハラ以南の国の中では比較的に平和なザンビアへの研修をしました。その時に感じたことをまとめてみました。とにかく問題がいろいろとあり、どこから手をつけたらいいのか。通貨のインフレがずっと続く中で、政治の安定と経済の成長を続けることは至難です。
ノート

【寝そべり族の反乱】若者の新しい行動様式は中国だけの現象じゃない

中国で話題になっている寝そべり族の話をしましょう。現代のキーワードです。もうこれ以上は頑張らないという若者の出現です。いくら努力してもガラスの天井があり、そこから先へはあがれないのです。それなら寝そべって暮らそうという賢者の生き方です。
小論文

【作文型と論文型】志望校の出題パターンを必ずチェックして練習する

小論文には作文型と論文型の2つのパターンがあります。自分が受験する学校の過去問をチェックしてください。毎年、同じような問題の出し方をするケースが多いです。その際、どういう点に注意したらいいのかをまとめました。参考にしてください。
ノート

【巨象インド】カオスを抱えた14億人の国はITで世界を制覇するか

インドは巨大な国です。14億人に近い人口を抱え、これからどこへ向かうのか。中国という存在感のある国家と隣り合わせです。カオスの塊りと言われるインドは世界を制覇するのでしょうか。ITと英語を武器に今もテクノロジーの荒野を突き進んでいます。
学び

【登校拒否・増加】親子のコミュニケーションに潜む複雑な事情とは

学校が今日抱えている問題の中でも特に厄介なのは、登校拒否の増加です。各クラスに必ず1~2名は登校できない児童、生徒がいます。その原因はどこにあるのか。社会の複雑な現実を抱えて、問題は山積しています。親子の関係の基本を考えてみましょう。
小論文

【小論文・問題意識】半径5メートルの呪縛から勇んで外に飛び出そう

落ちない小論文を書く秘訣は、自分のことばかりを考えないことです。必ず社会の問題に目をむけましょう。自分の外からテーマを見つめることで、全体の問題が大きくクローズアップされます。つねに社会に対する関心を持ち続けてください。
小論文

【小論文・夫婦別姓】1つの姓にこだわることで生じる不都合な真実

数日前、最高裁で判決がありました。それによれば夫婦別姓は違憲だということです。日本人論、人権、アイデンティティに絡む大きなテーマです。2022年度入試に出題される可能性があります。今や日本だけが守っている民放と戸籍法の存在を学びましょう。

【方丈記・飢饉】地震と火事に襲われた歴史を生々しく綴った名随筆

歴史を生々しく綴った随筆に『方丈記』があります。鴨長明の代表作です。洪水、地震、遷都、火事、飢饉などの様子が、見事に綴ってあります。歴史の証言と言ってもいいでしょう。養和の大飢饉について書かれた部分を今回は読んでみます。

【門出・更級日記】京の都に憧れた少女時代が今はただ懐かしい

日記文学の代表『更級日記』を読んでみましょう。幼いころから京都での生活に憧れ、『源氏物語』を早く読みたいと願っていました。しかし姉たちも文章まで覚えているワケではなかったのです。父親の任期が終わり、いよいよ都へ出発する時がやってきました。