小論文 【小論文・バリアフリーとユニバーサルデザイン】関係と差に着目する 厳密に言うと、バリアフリーとユニバーサルデザインは違います。発想の根本に大きな開きがあるのです。しかし最終的な局面においてはほぼ同じように見えます。根底にはノーマライゼーションの考え方があるのです。基本的な差について把握しておいてください。 小論文
小論文 【小論文・電子書籍】メリットとデメリットを把握【紙媒体との違い】 小論文のテーマの中に電子書籍の問題があります。最近はキンドルなどの特別な装置も機能が充実しています。文字も大変読みやすくなりました。紙の媒体との違いはどこにあるのか。それを冷静にみてとることが必要でしょう。 小論文
本 【ブログ・900本】言葉の扱いに悩んだらコレ【記者ハンドブック】 このブログもいよいよ記事数が900になりつつあります。2年半、毎日ずっと3000字以上書いています。言葉の表現に悩む日々です。どうしてもわからないときは、『記者ハンドブック』をみます。最新の書き方が示してあるからです。 本
本 【奥の細道・立石寺】松尾芭蕉が感じた閑かさは蝉しぐれの中にあった 松尾芭蕉は尾花沢から戻り山形県の立石寺に立ち寄りました。『奥の細道』に所収されている俳句の中でも屈指の作品がここで生まれたのです。その経緯をみてみると、俳聖と呼ばれた芭蕉がどれほどに推敲を重ねて、この句が生まれたのかがよくわかります。 本
小論文 【小論文・ツッコミの威力】課題文の考え方に楔を打ち込む勇気が大切 小論文の試験は課題文から始まるようなものです。内容を読み取らなければなりません。しかし常識が邪魔をして、正確に理解できないのです。そのような時に大切なのは、疑問を持ち続けることです。絶対に筆者の論点を鵜呑みにしてはいけません。 小論文
小論文 【小論文・フェアトレード】SDGsとのサステナブルな関係に黄信号 小論文のテーマとしてSDGsが着目されています。さらに中を見ていくと、より持続的な活動としてフェアトレードの考え方があります。公正な商取引をしてものの売買をするという考え方です。この問題に付随するメリットとデメリットを考えてみましょう。 小論文
本 【日本辺境論・内田樹】この国は辺境に徹して延命の余地を探すのか 内田樹の『日本辺境論』は今から10年前に出版されました。新しい日本人論の1つに加えていいだけの質を持ち得ていると思います。日本及び日本人はどういう場所にいるのか。世界の流れの中でどの位置をしめているのか。考えてみてください。 本
小論文 【小論文】事実だけを重ねて客観的に書く練習をする【事件記事創作】 小論文の強みは事実を重ねることで生まれてきます。そのための練習を積極的に続けて下さい。どうすればいいのか。新聞記事を自分で創作してみるのです。5W1Hをどのように配置するかで、読みやすいものとそうでないものの差がはっきり出ます。 小論文
本 【荘子・知足の探求】上り坂の儒家に対して老荘の思想を寓話にした書 『荘子』を読むと老荘の思想がどういう骨格でできているか、よくわかります。「道」と呼ばれるものごとの根源に向かって欲望をおさえ、生きていくことを示しています。寓話に託された真実を読み取り、現代の指針にできればと思いました。 本
小論文 【小論文・コロナ後・格差】弱者に襲いかかる階層社会の変化 小論文の新しい課題として、コロナ後の格差社会が考えられます。以前の格差がコロナによって、よりはっきりと浮き彫りになりました。最も社会的に弱い階層の人々に一斉に襲いかかっています。シングルマザー、女性、高齢者、非正規労働者などです。 小論文
学び 【四面楚歌】敵に囲まれた中で聞いた自国の国歌に絶望した【項羽】 四面楚歌という言葉はよく耳にしますね。周囲が敵ばかりという状況のことを言います。項羽と劉邦の戦いに取材した話なのです。最後に項羽は垓下という地にまで追い詰められます。そこで夜に聞いたのは自国の国歌でした。もう戦う余力が残っていなかったのです。 学び
本 【石林燕語】1枚の命令書に仕組まれた人心掌握法の術とは【恩と威】 『石林燕語』という本を知っていますか。中国の古い知恵には学ぶべきことがたくさんあります。昔の話ではありますが、現代に通じる真実が多くあります。宋の太祖は部下が戦さに臨む際、軍律違反者に対して1枚の紙にかいてある通りにせよと命じます。 本
ノート 【ワキは旅人】本質を分けるという意味の語源に能の醍醐味を見た 能を見たことがありますか。シテとワキが作り出す夢幻の世界です。笛、太鼓、鼓の音を聞くだけで650年の昔にひきずりこまれていきます。古典の勉強をしておくと、なお一層内容が理解できます。シテの役割とは何か。少し考えてみましょう。 ノート
学び 【故事熟語・朝三暮四】人間の心理を巧みに操る術【言葉のアヤ】 故事熟語を学びましょう。中国の思想は現代の私たちにとっても、十分に有益なものです。人を騙すときにどのような方法を使うのか。その手口の1つがまさに、この朝三暮四なのです。聞いたことはあると思います。朝令暮改とは全く違います。誤解なきよう。 学び
本 【白鳥・三島由紀夫】乗馬クラブで若い男女が抱いた仄かな愛情の行方 三島由紀夫が16歳の時に発表した短編集に所収されています。タイトルは『白鳥』です。乗馬クラブでのある時間を切り取った小説です。若い男女が1頭の馬を心の中で共有します。そこに至る感情の襞をみごとに描写しています。味わってみましょう。 本
小論文 【小論文の核】同じ内容を繰り返して書くと即死【苦しまぎれはNG】 小論文の課題文を読んだら、さてどのように書き出しますか。筆者の使った言葉と同じ表現をなるべく使わないようにしましょう。同じというだけで、実力がないとみなされます。新しい言葉を違う角度から書いていく。それが大切なのです。 小論文