小論文

【小論文・随筆】エッセイを題材にした課題文は構成を読み取ろう!

小論文の課題の多くは評論文です。しかしそれ以外にも随筆などから出題されるケースもあります。一見、サラッと書いてあるため、ポイントを掴み取るのが大変です。キーワードを探してください。それさえうまくいけば、共感を補足していくといい文になります。
小論文

【小論文・ビジュアル系】資料問題と同じ比較方式で解決策を探す

小論文の中でもビジュアル系の問題を出題する学校があります。しかし慌てる必要はありません。解法は資料問題と同じです。じっくりと比較をし、見比べてその差を読み取っていってください。最終的に何らかの方法論を加えることを忘れてはいけません。
ノート

【祇園会・夏の噺】江戸っ子と京都人が故郷自慢の果てついに喧嘩を

夏の噺として有名な祇園会。大変に演じるのが難しい落語です。使う言葉も京都弁と江戸弁を使い分けなくてはいけません。最後に喧嘩をしますが、これも味わいをだすのに工夫がいります。祇園祭りの味わいを演出しながら、夏の暑さが表現できれば最高ですね。
ノート

【元犬・滑稽噺】犬が人間に変身する素っ頓狂落語【ナンセンス究極】

犬が出てくる落語の代表は「元犬」です。これは全身が真っ白な毛で覆われた犬がはだし参りの御利益で人間に生まれ変わるという噺です。犬が人間になったのですから、とんでもない騒動が次々と起こります。それを楽しそうに演じるのが、この噺のミソなのです。
小論文

【大学入学共通テスト・傾向分析】書く力がいっそう重視される時代へ

大学入学共通テストがいよいよ来年1月から始まります。昨年は英語の外部試験導入などが大きな話題になりました。同時に数学、国語などの科目が書く力を重視するという方向性を打ち出しました。この傾向は今後一層強化されます。入試は新しい時代に入りました。
小論文

【小論文・スキルアップ】とにかく書いてみる【実践理論これだけ】 

小論文のスキルアップには何が最も適した方法なのか。答えは簡単です。とにかく書くことです。理屈ではありません。型を教える参考者はあります。しかしそれだけではダメ。型を抜け出して自分のスタイルを作り上げていくのです。正解のない長い道のりです。
ノート

【定年後・断捨離】いらないものを速攻で捨てる勇気【エントロピー】

断捨離は今やよく聞く言葉です。ものをたくさん持つということはけっしていいことではありません。シンプルライフをすすめることも大切なのです。定年をいい機会にして、不要なものを捨てていく。エントロピーを下げる工夫が必要なのではないでしょうか。

【伊勢物語】成人した貴公子には恋の予感がメッチャ似合う【初冠】

伊勢物語は歌物語の代表です。高校の古文の授業でも必ず学習します。美しい言葉の表現と絵画的風景がみてとれます。さらに和歌の柔らかな言葉が心を穏やかにさせてくれるのです。主人公を在原業平に仮託してつくりあげた華麗な物語の世界を味わってください。
ノート

【同調圧力】新型コロナがあぶり出す「世間」は島国根性の臨界点か?

新型コロナウィルスは日本の社会の構造をあぶり出しました。キーワードは世間です。法律よりもある意味では厳格です。岩手県での患者発症にともなう騒ぎはこの国が島国根性を持った世間であることを如実にしました。今年の帰省の難しさとあわせて論じます。

【十訓抄・啓蒙の書】際限のない権力者の物欲をとっさの機転でかわす

権力者の物欲には際限がありません。『十訓抄』に描かれた笛吹きの話は典型的な勧善懲悪ものです。機転をきかせた男が、大切な笛を譲らずになんとか自分のものとして死守するために用いた奇策とは何か。生き抜くためにはあらゆる方法が必要ですね。
ノート

【落語】らくだは人間の哀しみをどん底から描く神噺【かんかんのう】

「らくだ」という噺は大変に演じるのが難しい落語の1つです。貧乏のどん底の中に人間の哀しみが宿るということを表現しなければなりません。酒を飲むことで次第に本当の性格が見えてくるあたりの描写が見ものです。是非、名人上手の高座に触れてください。
ノート

【偽メール乱舞】フィッシング詐欺の手口は巧妙で悪質【長期戦覚悟】

偽メールに注意してください。コロナウィルス蔓延の影響でネット注文が増えています。それにあわせてアカウントを乗っ取ろうとするフィッシング詐欺が増加しているのです。添付ファイルを絶対に開かないこと。偽メールを迷惑メールとしてすぐに登録しましよう。
学び

【2022年高校国語】文学と論理の境はどこにあるのか【履修科目】

2022年度より新しい高校国語学習指導要領が始動します。問題は履修科目をどのように設置すればいいのかということです。必修科目の他に2、3年でどの科目を設置すればいいのか。特に論理国語と文学国語の関係が微妙です。文学離れの怖れもあります。

【西行と文覚・光と影】達人は他者の真贋を見抜く目を持つ【井蛙抄】

『井蛙抄』という本の中に載っている話です。西行と文覚はともに北面の武士。しかし西行はやがて歌の道へ。文覚は仏教の道へ進みます。年齢は20歳くらい離れていますが、文覚は西行を許せなかったのです。歌の道に生きるとは卑怯だと思ったのでしょうか。
小論文

【小論文・乱読魂】スキマ時間に活字をあさり文章の書ける身体になる

読める人は必ず書けます。文章をたくさん読んだ人には勝てません。小論文の秘訣はまず読むことです。活字ならなんでもいいです。最初はスキマ時間を利用して乱読してください。その繰り返しが言葉の力を強めます。構成力のある論理的な文を組み立てられるのです。
ノート

【喉の筋トレ】楽しくお喋りをしてパワフルに【老化まっしぐらNo】

加齢に伴って声がかすれてきます。これは喉の筋肉が弱りつつある証拠です。トレーニングをして鍛えましょう。1番効果的なのが、お喋りです。電話でOK。内容はなんでもかまいません。日頃のウップンを大きな声で話しましょう。落語の稽古もいいですね、