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小論文

【小論文のキモ】主語を私にすると文が感覚的になり論理性が欠如する

小論文で大切なことは主語の選び方です。体験談を書くのでなければ、「私」を使わないこと。どうしても文章が感覚的になり、論理性が弱くなります。私を使わない文の典型は新聞記事です。少しよそ行きの表現を使ってまとめてみましょう。

【柳家小三治・落語家論】芸の神髄は守破離の流れに謙虚なこと

柳家小三治の落語を聞いていると、つい笑ってしまう瞬間があります。筋を全部知っていても、やはりつられてしまうのです。そのヒミツはどこにあるのか。師匠に言われたことは1つ。面白くやらなくていい。普通に喋ればそれだけで面白いのだというのです。

【魯迅・藤野先生】国籍と立場を超える生涯の師を持てた文人の幸せ

魯迅の『藤野先生』は胸が熱くなる小説です。国籍と立場を超えて留学生であった魯迅に正対しました。途中で医学から文学への転身を図った時、藤野先生は1枚の写真に惜別と書いて渡してくれます。一生の師として尊敬し続けた魯迅の真摯な態度を読み取って下さい。

【魯迅・故郷】貧しさに苦しむ中国の未来に文学の可能性を託した人

魯迅の『故郷』は中国の現実を描き出した小説です。貧しさの故にかつての友達との階級を意識せざるを得なくなります。自然な付き合い方がもうできないのです。その現実を見た時、これではいけない。息子の代になるまでには改革をと考えるのでした。  
学び

【コロナ・SDGs】飢餓・貧困の撲滅は達成可能か【パンデミック】

SDGsの目標とコロナ禍との関係をどうみればいいのか。難しい問題です。2030年までに達成するはずの目標が次々と挫折しています。それだけ飢餓と貧困が広がっている状況なのです。ワクチンの接種は富める国と貧しい国とをあぶりだしてしまいました。
小論文

【都立高推薦入試・日比谷】SDGsがついに直球コースで出題された

日比谷高校の推薦入試問題にSDGsのテーマが出題されました。まさに正面からの直球です。かなり難しい問題だったと思われます。スローガンの内容は相互に複雑な関係を持っています。1つの目標が他の目標とバッティングすることもあるのです。

【夏目漱石・三四郎】タブレットで青空文庫を利用し名作を読む

タブレットで小説を読むのは楽しいですね。フォントの種類も大きさも自由自在です。自分で好きなアプリを探して読んでみましょう。名作が青空文庫にたくさん揃っています。本当にいい時代になりました。是非好きな作品から始めてみてください。

【大鏡・菅原道真・左遷】栄枯盛衰を鮮明に描き切った歴史物語

『大鏡』は藤原道長を中心とする歴史物語です。しかしそこには様々な人の栄枯盛衰が描かれています。菅原道真が大宰府に流された時の様子を鮮明に記述した段は、実にしみじみとしています。無実の罪で中央を追いやられた学者の無念を読み取ってください。

【伊勢物語・東下り】古文の世界にひたって中世の美意識に酔いしれる

伊勢物語の世界は華麗で美しいです。源氏物語とよく並べられて賞賛されます。高校では必ず習う「東下り」の段を一緒に読みましょう。歌物語だけにたくさんの和歌が入っています。その中でも唐衣で始まる歌は最もよく知られています。技巧的にもみごとな和歌です。
小論文

【小論文】論点を比較しながら対立の関係を意識してまとめればOK

小論文を書くのは本当に難しいものです。どうやったらうまく書けるのかわからないという人も多くいます。そこで比べることをお勧めします。その中に対立の構図があれば、それを元に違いとその原因を探っていくのです。論理性が加われば絶品になります。
ノート

【リナックス超入門】インストールしたらそこはまるで別世界だった

いよいよリナックスのインストールです。USBからブートするアプリを作ります。あとはひたすら言われた通りに進むだけ。そこまではいいのです。しかし全部入れてからまた幾つもの作業があります。かなり手のかかる腕白小僧みたいなもんですかね。
小論文

【都立推薦入試】プラスチックフリーと学びの意味【日野台・町田】

都立高校推薦入試が終わりました。小論文の試験には今年も難しい課題が多く出ました。日野台高校ではプラスチックフリーの問題が、町田高校では学びの意味が出題されました。いずれも大切なテーマです。来年も同様にどこかの高校で出ます、練習しておきましょう。
小論文

【都立推薦入試・西高校編】小論文のテーマはズバリ風と自分だった

都立西高校の今年の推薦入試課題を取り上げてみましょう。毎年短い警句のような文章が出題されます。どのように書いてもいいのです。それだけに大変難しいです。あまり気負うことなく、自分に正直にまとめ上げなくてはなりません。
小論文

【小論文上達のコツ】メッチャ書き続けること以外に最良の道はない

小論文上達への近道は何か。それはひたすら書くことです。そして直してもらう。自分の弱点と癖を知ることです。文章にはその人だけの特徴があります。それを早く知ること。そして書き続けながら訂正していく。これがうまくなるための最短コースなのです。

【松尾芭蕉・奥の細道】軽みの世界をあくまでも追求した信念の俳人

松尾芭蕉の『奥の細道』は声に出して読む古典です。これほどにリズムのいい紀行文はありません。2400キロの道のりを長い時間かけて歩きました。かつての歌枕を再訪する旅だったのです。深川の芭蕉庵をたったのは元禄2年の春でした。
ノート

【期待値】人生で失敗しないためには確率統計の知識が超絶の神

これからの時代はますます確率統計学が主流になるでしょう。パソコンとの親和性も高いのです。その中でギャンブルといえば、期待値計算ということになります。宝くじの低さには驚きますね。ほぼ半分が最初に手数料として取られてしまうのです。