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【ムカつく・ジェルボールペン】なんにでも腹を立ててばかりではダメ

世の中、ムカつくことばかりです。だからといって、ただ頭にきているだけではダメ。なんとかうまく切り抜けていく道を考えましょう。かくいうぼくも、かつて頭にきて、ボールペンの苦情をメーカーに叫んだことがありました。まだまだ修行が足りません。
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【あなたの行く朝】生きるとは忘却との壮絶な戦いだ【加藤登紀子】

生きることは忘れていくことでもあります。人は忘れながら生きているのです。加藤登紀子の歌に「あなたの行く朝」というのがあります。夫が収監された時の歌だそうです。大切な人との別れを忘れてはいけないのです。それが生きることの意味でもあるからです。
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【コミュニティ力】溜めの存在が貧困とおひとりさまを助けるのだ

貧困とおひとりさまの老後がこれからのキーワードかもしれません。それくらい高齢化社会の問題は深刻です。住所不定のまま、段ボールで寝ている老人たちも多いのです。個人主義の時代になり、行政も福祉サービスに集中できずにいます。
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【エノラゲイ・黒い雨訴訟判決】人は本当に歴史に学んでいるのか?

黒い雨訴訟に最終判断が下されました。国は上告しないことを決めたのです。どのような意味を持つ裁判であったのか。その内容を簡単に説明しました。同時にワシントンのスミソニアン航空博物館で見た時の原爆投下機の記憶も追記してあります。
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【パーティくらい難しいものはない】真実の心は細部に宿るのです

パーティくらい難しいものはありません。どのような形式で何人くらい招待するのか。料理や飲み物は何を用意するのか。全ては主催者の美意識に委ねられています。それだけに内容をみれば、主賓となる人間の資質もみて取れるのです。誠に怖いですね。
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【讃美歌】穏やかな音楽の響きに祈りの心が目覚める【タイタニック】

讃美歌クリスチャンという言葉がありますね。キリスト教徒ではなくても讃美歌を好む人のことです。どの曲もとてもきれいな響きを持っています。聞いているだけで敬虔な気持ちになることができるのです。どんな曲をご存知ですか。
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【演出家・蜷川幸雄】想像力の力で生の苦しさから逃れようと試みた男

演出家、蜷川幸雄が亡くなってから5年が過ぎました。時の経つのははやいものです。彼が作り出した多くの演劇は、今でもたくさんの人に強い影響力を及ぼしています。特に若い俳優にとって、そこで学んだことの大切さははかり知れません。
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【真贋・小林秀雄】本物を見抜く目を養うために虚心で生きる覚悟を

評論家、小林秀雄の著作はどれも大変に味わいの深いものぱかりです。それは彼が直感的に美の本質を見抜くタイプの人だったからなのです。確かに文意を読み取るのは難しいです。しかしそこには深い含蓄があるのです。富岡鉄斎に関する話をご紹介しましょう。
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【女の一生・杉村春子】文学座はこの戯曲とこの女優の存在で花開いた

文学座が誇る女優が今は亡き杉村春子です。独特の味わいを持った俳優でした。代表作は数多くありますが、やはり「女の一生」でしょう。布引ケイという数奇な運命を背負った女性の一生を描き出しました。生涯にわたって947回も公演をしたのです。
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【人間の品格】タレント気分で隠語を使わないのがイキ【野暮はNG】

最近の若者はタレントの使う表現をよく口にします。その方が会話がはずむのでしょう。しかしその度に人間としての品格を落としているのです。どういう言葉を使うのかというのは、想像以上に大きな問題です。粋な大人になるために学んでください。
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【比較文化論】滝と庭について考えると東西の違いがわかる【自然観】

文化を比較するには何を研究したらいいのか。アプローチの方法はたくさんあります。音楽、美術、歴史などから入るのもいい方法です。もう1つ、自然観の研究はどうでしょう。庭の作り方、滝や噴水に関わる考え方の差にも大きな意味があります。
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【孤独との対話】言葉の森で彷徨い続ける覚悟があれば必ず生き残れる

人は言葉によって鍛えられます。孤独の中でもどのような表現を手にしているかによって、生き残っていけるのです。それには知性と覚悟が必要です。コミュニケーション能力は確かに大切です。しかし、それ以上に自分の内面に深く降りていく覚悟を持つべきなのです。
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猛暑の夏を乗り切る方法が全く見えない【ついでのオリンピック】

今年の夏は特別な夏ですね。ついでのようなオリンピックが始まります。ほとんどすべての競技が無観客だという大会です。この暑さの中で応援をしてくれる人もいない競技場でプレイをする選手はどういう気持ちなのでしょうか。日本の夏は試されています。
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【寝そべり族の反乱】若者の新しい行動様式は中国だけの現象じゃない

中国で話題になっている寝そべり族の話をしましょう。現代のキーワードです。もうこれ以上は頑張らないという若者の出現です。いくら努力してもガラスの天井があり、そこから先へはあがれないのです。それなら寝そべって暮らそうという賢者の生き方です。
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【巨象インド】カオスを抱えた14億人の国はITで世界を制覇するか

インドは巨大な国です。14億人に近い人口を抱え、これからどこへ向かうのか。中国という存在感のある国家と隣り合わせです。カオスの塊りと言われるインドは世界を制覇するのでしょうか。ITと英語を武器に今もテクノロジーの荒野を突き進んでいます。
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【登校拒否・増加】親子のコミュニケーションに潜む複雑な事情とは

学校が今日抱えている問題の中でも特に厄介なのは、登校拒否の増加です。各クラスに必ず1~2名は登校できない児童、生徒がいます。その原因はどこにあるのか。社会の複雑な現実を抱えて、問題は山積しています。親子の関係の基本を考えてみましょう。