紀貫之

【土佐日記・紀貫之】仮名で書きたい一心から女だと名乗った男の日記

古今集を編纂した紀貫之の日記を読みましょう。当時の男性貴族はみな漢字で日記をつけました。しかし彼はなんとしても柔らかな仮名を使ってみたかったのです。そこで自分が女性だという仮託のもとに、全てひらがなで日記を著しました。ユニークですね。

【鶯宿梅・大鏡】みやびを求めるあまり暴走した若き日の失敗談

『大鏡』の中でも有名な鶯宿梅の一節です。昔は清涼殿の脇に梅の木を植えました。ところが枯れてしまったので、適当な木を探したのです。それがなんと紀貫之の娘の家にありました。天皇の命令とあらば、反対はできません。彼女はさてどうしたのでしょうか

【歌詠みの系譜】古本説話集9話に紫式部と伊勢大輔の魂の交感を見た

古本説話集第9話に紫式部と伊勢大輔との間に行われた魂の交感の様子が出てきます。歌を詠むということは歌人にとって命と引き換えにするだけの厳しい作業でした。その重責を短時間で見事にやってのけた話の中に、歌人の系譜が見えてきます。みごとな話です。
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