小論文

【小論文・SDGs】CO2実質ゼロ・脱炭素社会への考え方まるごと

脱炭素社会の実現は喫緊のテーマです。パリ会議で採択され、さらにSDGsの目標にもなっています。2030年までに地球温暖化に目途をつけなければなりません。しかし化石燃料に依存している日本の現状にとっては大変に厳しいのです。

【鶯宿梅・大鏡】みやびを求めるあまり暴走した若き日の失敗談

『大鏡』の中でも有名な鶯宿梅の一節です。昔は清涼殿の脇に梅の木を植えました。ところが枯れてしまったので、適当な木を探したのです。それがなんと紀貫之の娘の家にありました。天皇の命令とあらば、反対はできません。彼女はさてどうしたのでしょうか
学び

【AIの未来予想図】文字にすると自分の考えが驚異的に前進する

文章は書いてみなければ始まりません。そこが出発点です。しかしなかなかモチベーションがあがらないものです。それでもやってみること。必ず新しい地平へ出ます。試みにAIの未来について考えてみましょう。自分の中にある考えを見つめて下さい。
ノート

【青いバラ誕生】科学の力と美との争いは【キメラ・遺伝子・AI】

青いバラはかつて不可能の代名詞でした。しかしやがて遺伝子操作などによって開発されました。正確にいえば、まだ青くはありません。赤紫色に近いのです。しかし人間は科学の力を借りて、次々と不可能を可能にしてきました。その最先端がAIなのです。
小論文

【小論文のオキテ】自分と世界に関わることの全てを書こう【難しい】

小論文は難しいです。しかし先へ繋がる大切な勉強です。自分と世界に関わる全てのことを考え、書くのです。これこそが勉強の基礎ではないでしょうか。そのために何度も練習し、スキルをあげていきます。授業では扱わないので、じっくりと取り組んでください。

【漁父の辞・屈原】世俗から身を引くことを図る老荘思想の流れ

屈原の『漁父の辞』は今もよく読まれています。ここには老荘思想の影響が色濃く残っているのです。魚は清らかな水の中では生きられません。世俗の塵埃にまみれながら、なんとか生き抜くのが普通の暮らしなのです。それとも理想に生きるべきなのでしょうか。
小論文

【小論文・他者の眼】修辞疑問文は使わず論理的な文章にする

小論文を書く時のヒントです。修辞疑問文を使うのはやめましょう。どうしてか。文章が論理的ではなくなります。1人で見栄を切っているとでもいうのでしょうか。自分が絶対に正しいと叫んでいるようです。他者の眼がない文は死んでいるのと同様なのです。

【菅原道真・大鏡】怨霊となって清涼殿に雷を落とした男【天神様】

『大鏡』に出てくる菅原道真の話は感慨深いものがあります。学者で政治家というタイプの人は、讒言にあうことが多いようです。打たれ強くないということでしょうか。太宰府に流され、その地で没しました。その後怨霊になったと言われています。

【猫また・徒然草】怖いと思いこむと神経がメッチャ過敏になるのだ

人間というのは不思議な生き物です。怖い怖いと思うと、なんでも怖くなってしまうのです。ちょっとした物音にも敏感になるものです。風が吹いても怖いのです。徒然草の中にある猫またの話はまさにそのパターンです。恐怖は次の恐怖を誘うのですね。
小論文

【小論文】YesでもNoでも課題文から離れる執念を燃やし続ける

小論文の極意はいくつもありません。1番大切なのは課題文から離れることです。たとえYesでもNoでも可能な限り離れましょう。新鮮な視点を持ち込むということなのです。別の立場から考えてみると、新しいものの見方ができます。それが評価されるのです。
ノート

【マレーシア・JICA研修】たった1日のホームステイが心に残る

JICAの研修旅行でマレーシアに行った時の話です。1日だけホームステイをしました。初めての体験です。イスラムの人の暮らしがどのようなものか、目の前で見せてもらいました。特に水浴びの仕方や指のマニキュアなどは興味深かったです。

【つばめと女心】夫に死に別れた妻が再婚話に出した条件【俊頼髄脳】

源俊頼が書いた歌論書の中にでてくる話です。夫を亡くした娘のために父親が再婚を促します。しかし娘は他の男と結婚する気持ちにはなれませんでした。そこで家に巣を作った燕の雄を殺し、雌に赤い紐をつけて離します。さてその結果はどうなったのでしょうか
ノート

【おカネの作り方】ホンモノの代替品が現金になるという謎のカラクリ

本当にお金を作るのなら、ホンモノの代替品をつくる以外に方法はないのです。約束手形のようなものやカード、ペイなどいくらでもお金の代わりになるものはあります。ホンモノに似せて作ろうとすれば、それは犯罪です。ここに論理の矛盾がでてくるのです。
ノート

【タイ式生活のすすめ】マイペンライの暮らし方こそがトレンディ

タイは暑い国です。平均気温が30度を超えます。そこで生きていくためには哲学が必要です。それがマイペンライなのです。とにかく今日がよければそれでいいという考え方です。貧富の格差が次第に緩和され、近年、この思考にも変化が出てきています。
小論文

【高校入試小論文】問題の指示を忠実に守れば合格確実【昨年度・例】

高校入試の小論文はそれほどに難しいテーマではありません。過去問を必ずチェックしてください。大学の入試問題に似たケースも少数ですがあります。しかし殆どの高校はその場で考えた内容で十分に対応できます。大切なのは自分の正直な気持ちを書くことです。

【筒井筒・伊勢物語】女性のまごころが最後に男の愛を掴みとった話

伊勢物語は平安時代の歌物語です。在原業平らしい男が主人公として登場します。和歌を挟んだ大変に美しい物語なのです。その中でも「筒井筒」の段は女性のまごころが男の心を捉えた稀有な話です。よく味わってお読みください。けっして昔話ではありません。