【AI全盛時代】生き抜くためのスキルはズバリこの3つ【残る仕事】

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代替確率

みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、ブロガーのすい喬です。

今回はAI時代を生き残るためのスキルについて考えます。

世の中の仕事を人工知能がどんどん浸食しています。

まさに蚕が桑の葉を食べるのと同じです。

次第に自分のそばまでやってきます。

そしてあっという間にむしゃむしゃと食べてしまうのです。

1番おいしいところから葉は食べられていきます。

AIの得意技はなんでしょう。

おんなじことをおんなじように毎日繰り返して行う動作です。

そしてその間に少しずつ学習していきます。

記憶力が抜群ですから、絶対に忘れません。

むしろ自分で考えようとします。

難しい計算なんか朝飯前です。

一瞬で計算式を解いてくれます。

つまり「代替確率」の高い仕事が得意なのです。

いつでも取って代われる単純作業がAIの最も得意とする分野です。

要は、単純な仕事でロボットでも作業できる職業です。

なくなる仕事のベスト10などという記事を読んだことがありますよね。

いつも1位は電車の運転士です。

既にかなりの部分が自動化されている電車もあります。

新幹線なども、今ではほとんど機械が運転してくれているようなものです。

事務系の仕事も

事務作業はある意味、単純作業とも言えるのでAIに取って変わりやすい職種でもあります。

路線バス運転手も同様です。

普通自動車ではすでにかなりの部分が自動化されました。

ハンドルを持たずに運転できる車や、無人タクシーも走っています。

清掃員もすでにお掃除ロボットが開発されているので、いずれはロボットが主役となりそうです。

こうやってみていくと、繰り返しの多い仕事がなくなるランキングの上位を占めていることがわかります。

医療データが正確でさえあれば、かなりの確率で病気の診断ができるようにもなりました。

あらゆる可能性を探ることにより、病名が正確に出てきます。

stevepb / Pixabay

経験の豊かな医師が判断するのと同じように、AIが診断し、的確な治療の指示を与えることができるのです。

ここで怖れなければならないことはAIには感情がないことです。

データの積み重ねが全てです。

そこから自動兵器などというものも考えられています。

人間は遠いところで画面を見ながら指示を与えればいいということにもなりかねません。

そんな時代を私たちは生きているのです。

人間から仕事を取り上げるくらいはなんでもありません。

本当に怖ろしいことです。

ではこれからの時代、人間はどうすればいいんでしょうか。

代替確率の低い仕事に就く以外に方法はないでしょうね。

AIにはできないことを身につけるしかないのです。

厳しいのは承知の上です。

おそらくそうでなければ、一生の仕事にすることはできません。

生き残る

多くの本を読めば、生き残れる仕事が載っています。

つまりAIにできない仕事です。

あるいは非常に苦手な分野の労働です。

こんな資料がありました。

必ず残る仕事です。

1位 精神科医
2位 言語聴覚士
3位 中学校教員
3位 外科医
3位 教育カウンセラー
3位 バーテンダー
3位 助産師
3位 ゲームクリエイター
3位 旅行会社カウンター係
3位 フードコーディネーター
11位 小学校教員
11位 経営コンサルタント
11位 ネイルアーティスト
11位 保育士
15位 スポーツインストラクター
15位 雑誌編集者
15位 エコノミスト

15位 グラフィックデザイナー
15位 観光バスガイド
15位 ディスクジョッキー

共通点は何でしょうか。

人間の感情、技術、知識を必要とする仕事ばかりだということです。

ロボットやAIが最も不得意なのは、人間の感情を相手にすることです。

ちゃんとしたAIのスピーカーや犬などのロボットがあるではないかという意見もあるでしょう。

あれはあらかじめインプットしたものなのです。

その場で臨機応変に反応しているワケではありません。

たとえそのように見えたとしても、それはあくまでも予測の範囲でプログラムされた内容です。

手先の器用さ、芸術的な能力、交渉力、説得力などを必要とする仕事は消えません。

AIにはできないのです。

その場で瞬時に対応ができるAIはまだありません。

このスキルが必要

1番の基本は人間相手の仕事です。

人間くらいその時の感情にコントロールされやすい動物はありません。

天気がかわれば、気分も変化してしまうのです。

それに応じた対応がとれなければ、ダメです。

つまり目の奥まで覗き込んで相手が何を欲しているのかを見届けなければならないのです。

心の中を読み解く力ですね。

これはものすごく難しい。

正解の枠が広すぎてAIにはカバーしきれません。

もう1つは創る力です。

わかりやすくいえば芸術です。

これはAIには全く不可能です。

人間の心を読み解けません。

あらゆる文化的な創造をする仕事は永遠になくなることはないでしょう。

舞台芸術も音楽も美術も人間にとってはどうしても必要なものです。

今回のコロナ禍で痛いほどそのことを思い知りました。

いくらものがあっても、人間から創り出すことが消えることは絶対にありません。

その現場に携わる人間も必ず必要になります。

そうしたさまざまな行為を支えるものはなんでしょう。

それこそが読解力なのです。

他者のこころを読みとり、それを創造に変える。

つねに疑問をもち、積極的に解を探す。

人間がたどりつく場所はそれ以外にはありません。

383961 / Pixabay

つまり人間が太古の昔から持っていた最も根源的な力なのです。

いくらビッグデータをAIとからめてみてもおのずと限度があります。

人の心を動かす仕事、人を感動させる仕事、指導者、管理者。

おそらくこれからの10年、20年で世界は劇的な変貌を遂げるに違いありません。

AIにとってかわられる仕事は、間違いなく消滅するでしょう。

かつて改札口にいた駅員たちは完全に消えてしまいました。

スーパーのレジも自動化されつつあります。

あれと同じことが次々とあちこちの職場でおこっていきます。

その時、人間はどういう行動をとるのか。

見たいような、見たくないような、不思議な気分です。

あなたはこれからどの方向へ進みますか。

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じっくりと考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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