【トリビアの宝庫・絶句】動物たちに人生の深淵と厳しさを教えられた

動物の世界は深い

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

やっと秋めいてきましたね。

それでもまだ暑い。

今年は本当にイレギュラーな年です。

コロナのワクチンはいつ完成するんでしょうか。

今回はふと図書館で手に取った本に魅せられた話をさせてください。

もともとぼくはそれほどに動物好きというワケじゃありません。

何年に1度、動物園を訪ねてぼんやりとチンパンジーを見ていたりするタイプです。

特にこの動物が好きだというようなフリークでもありません。

だからほとんどその類の本は読まなかったのです。

しかしこの本は意外でした。

書き方がうまいんです。

読んでいるとつい「へぇ~」と口をついて出てしまいます。

知らないことばっかりでした。

ほんとに豆知識といえば、それまでなんでしょうけど、世界は深いですね。

ひとたび、動物の研究をし始めるとやめられなくなるのがよくわかります。

本のタイトルは『Life』です。

漫画とエッセイでできているので、すぐその世界に没入できます。

週刊少年サンデーに『今際の国のアリス』を連載していた麻生羽呂が漫画担当。

家庭で約300匹の昆虫とタランチュラ、イモリ、ヤモリ、ウーパールーパーなどを飼育している篠原かをりがエッセイ担当です。

本当になんとなく手にしただけですけど、ほとほと感心しました。

動物の世界は本当に深い。

副題は意味深

この本の副題は「人間が知らない生き方」です。

文響社という出版社もはじめて知りました。

ぼくが生物関係の本を読まないから知らないだけなのでしょうか。

出てくる動物は「ペンギン」「ライオン」「パンダ」「ネコ」「キリン」「ミツバチ」「ハダカデバネズミ」「ラッコ」「カピバラ」「ゾウ」「リス」「イルカ」「ウシ」「タコ」「ラーテル」「ナマケモノ」「ゴリラ」「ダンゴムシ」「イヌ」「カンガルー」。

どれもありふれているといえば言えないこともありません。

聞いたことのない生き物もいますけど、大体は知ってます。

しかしその生きざまを追いかけたことはありませんでした。

例えば1番最初のペンギン。

geralt / Pixabay

ファーストペンギンという言葉を聞いたことがありますか。

ある種のペンギンは氷の上から海に飛び込む時、最初に仲間の一匹を蹴り落とすのだそうです。

天敵のシャチが待ち伏せしていないかどうかチェックするためです。

蹴り落としたペンギンが無事に浮かび上がってくれば安全な海だというワケです。

蹴り落とされるのは1番端にいる先頭集団のペンギンです。

すごい厳しさですね。

オスたちはメスの産んだ卵を温めながらひたすら立ち続けるんだそうです。

マイナス60度の南極の地に65日間、何も食べずにずっと立ち尽くすのです。

なんということでしょう。

雛がかえるころにはオスの体重はほぼ半分になるとか。

求愛の頃から考えると120日間、飲まず食わずだそうです。

オスってなんでこんなに悲しいんでしょう。

3D_Maennchen / Pixabay

今泣いている鈴虫もやがてオスたちは全部メスに食べられちゃいます。

多くの生き物は、だいたいオスはメスに食べられるのです。

人間も変わりがないのかな。

全然違うのか。

なんとも言えません。

ペンギンのオスの楽しみはいったい何なんでしょうか。

トリビアの結集

トリビアという言葉をご存知ですね。

どうでもいいことやものをさします。

しかしこの本を読んでいると、どうでもいいなんて言ってられません。

この本のいいところは人間の生き方へのアドバイスをくれるところです。

それを漫画が担当しています。

内容がしみじみと胸にしみてくるのです

こういうことってあるよなと感じます。

知らないことや動物の習性がこれでもかと出てきます。

どちらかというと活字の苦手な人にお勧めできます。

動物達のイラストがコミカルでかわいいですからね。

ぼくにとっては人生の哲学の要素の方がより深い気がします。

悲しいのはミツバチのオスです。

新女王と仲良くなれるオスはほんの一握り。

力のある有力なオスだけが新女王に子孫を託し、残りのオスは元の巣に引き返します。

しかし引き返したオスたちはメスの働きバチに追い出されてしまうのです。

必死に巣の縁につかまるものの結局みな餓死してしまいます。

しかし幸せだったオスにも楽しい老後が待っているワケではありません。

ミツバチのオスは交尾した瞬間に生殖器が破裂し、新女王の体内に取り込まれてショック死してしまうのです。

次期女王だけがローヤルゼリーをなめて普通のハチの40倍という寿命を手にするのです。

なんという無謀な話でしょう。

強いものだけが生き残り、子孫を繁栄させる。

絵に描いたような世界です。

これが生き物の本質なんでしょうね。

それにしてもオスは哀れです。

人間の世界を思う時、ため息を禁じ得ません。

奇数はダメ

ちなみにウシは奇数で飼っちゃいけないそうです。

かならず失敗するといわれています。

同性の「親友」をもたないとストレスを感じ、互いに弱っていくとか。

奇数だと必ず1頭がのけものにされてしまうそうです。

なんということか。

トリオより漫才の方が解散しないということなんでしょうか。

人間も3人はなかなかビミョーです。

愉快なのはタコ。

外敵に襲われた時、足を自ら切り離して逃げます。

ところがそこから再び足が再生してくるのです。

あんまりストレスが強くて、自分の足を食べちゃうこともあります。

しかしその足は2度と再生しないのです。

こんな不思議があっていいんでしょうか。

最後のおまけにゴリラの話を1つ。

実は類人猿の中で1番小さいのがゴリラの睾丸だとか。

1度夫婦になれば生涯連れ添います。

浮気をしないんですね。

ちなみに人間の睾丸はゴリラより大きくチンパンジーよりも小さいとか。

これで夫婦別れの危機がどれくらいあるか、察してください。

ゴリラくらい、家族を愛する動物はいないのです。

以て瞑すべしというところでしょうか。

この本を読んでいる間中、「へぇ~」を連発し続けました。

そのことだけをもう1度お伝えしておきます。

是非、チャンスがあったら手にとってみてください。

世界は深いですね。

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いい勉強になりました。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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