【動物あるある】パンダの座り方にも人気の秘密が【ベビースキーマ】

「へぇ~」の連発

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

毎日いろんなことを書いてます。

暢気なこと限りがありません。

今回は昨日書いた記事だけじゃあまりにも勿体ないので、あえて続編にしました。

誠に身勝手で申し訳ありません。

動物の世界は奇想天外、支離滅裂なのです。

しかしそこには天の摂理がちゃんと介在しています。

昨日ご紹介した本を読んでいると「へぇ~」の連発間違いなし。

時間があったら、少しだけつきあってください。

きっと「へぇ~」が増えますよ。

今回はまずパンダのトピックスから。

パンダの発情期が1年に数日しかないという話はよくニュースでやってますね。

飼育係の人たちはずっとカメラで追いかけてその瞬間を逃さないようにしています。

赤ちゃんはウソみたいに小さく、ほんの数カ月であんなにコロコロと大きくなるのも不思議で仕方がありません。

もともとパンダはクマ科の動物です。

肉食専門の時代が長かったものと思われます。

それがどうしてササなんかを食べているのか。

これは大きなナゾです。

大昔、パンダは生息地帯を狭められ、ほとんどの地域から姿を消しました。

bgphotographyllc / Pixabay

四川省などの山奥へ押しやられてしまったのです。

人間がいけなかったんですかね。

そこで、元から棲んでいたクマなどの肉食動物との競争を避けるために、ササを食べるようになったと言われています。

なぜ竹なのかというと、パンダの生息するようになった四川省にはたくさん竹が生育していたからです。

冬になっても枯れることがなかったのです。

ササも枯れる

しかしその大切なエサも数十年に1度花を咲かせて枯れちゃいます。

その時、パンダの大量死が起こるのです。

そんなワケで彼らの消化器はいまだに草食向きではないそうです。

そこでパンダの悩み。

結局あのササはほとんど消化されないのです。

わずかな腸内細菌が少しだけ生きるためのエネルギーにしてくれるだけなんだとか。

ところでパンダが1ヶ月に1度、粘膜の塊を排出するなんて知ってましたか。

腸の粘膜がはがれて塊になるのだそうです。

元々、好きじゃないササを無理して食べているんです。

かわいそうですね。

その時はすごく痛いらしいのです。

しばらくパンダは元気がなくなってしまうほどだとか。

ササにしたって排気ガスのついたのはイヤだと断固拒否する頑固者もいるそうです。

仕方がないので丹波あたりの山の中まで出かけていってとってくるのです。

なんでも食べる雑食性のもいれば、王子様風の美食家もいます。

本当はどこのササがおいしいのか。

これもなかなかに興味深い話です。

ちなみに落語の世界では「ささ」というと、「お酒」のことをさします。

武士は「そちはささを食べるか」という言い方をします。

噺家はちょっと何か食べようという時、「なんかのせよう」と言います。

こういう符丁を知っていると楽しいですよ。

人気のヒミツ

パンダはなぜ好かれるのか。

どこの動物園でも人気ナンバーワンですね。

年間のレンタル料はなんと1億円だと言われています。

中国政府にとっても外交交渉の切り札なのです。

大切にしなくちゃなりません。

ところで何がかわいいのでしょうか。

冷静に考えたことがありますか。

あの目のまわりの黒いクマを全部とっちゃうと、隋分とマヌケな感じになります。

あれは絶対に必要ですね。

その上でさらに大切なもの。

Pexels / Pixabay

それはやっぱりあの姿と形なのです。

ベビースキーマという言葉をご存知ですか。

簡単にいうと、かわいいと思わずさけぶ形というのがあるのです。

これは動物行動学者コンラート・ローレンツによって命名されました。

どういう形をしていたら実際にかわいいのか。

具体的にはこんな感じです。

広い額、幅の広い顔、平坦な顔、大きな目、浅い彫り、小さな鼻、幅の広い鼻、小さな上顎、小さな下顎、小さな歯、短い手足などなど。

こういうパーツを見ると、人は「愛おしい」「守りたい」と思うんです。

よく考えてみると、なるほどぬいぐるみはみんなこんな感じのパーツで出来てます。

どちらかといえば各パーツが下の方に寄っているのがいいらしいのです。

kbt1016 / Pixabay

丸い顔に丸い目、短い手足

赤ちゃんそのものです。

これを完全に満たしているのがパンダなのです。

パンダは大人になっても各パーツが子供の時とあまりかわりません。

それも人気のヒミツなんですね。

しぐさのかわいらしさ

もう1つのヒミツがそのしぐさにあります。

人間はその動物の生態が想像しにくいと、あまり愛着を感じないのです。

世の中にはカメレオンや蛇の愛好家もいないワケじゃありません。

しかしあんまり多くはないでしょう。

爬虫類が好きだと言われると、ちょっと身構えちゃいます。

しかしパンダが好きだと言う人に特別なまなざしを注ぐかといえば、そんなことはありません。

つまり人間に近くて、行動が想像しやすいというのは大きなポイントなのです。

さらにお尻を地面につけて座る時の恰好が他の動物と違います。

パンダは腰を地面にくっつけて座るのです。

パンダのお尻にはマーキングの際に使う匂いの出る腺があります。

そこで普段は使わずに、お尻を尻尾で隠しているのです。

その恰好がなんとも愛らしい。

くるっとでんぐりがえしをする時もなんとなくゴツゴツしてません。

骨があるんだかないんだか、ぐにゃっとしてます。

全体に動きが柔らかいんですね。

だから親近感がわきます。

こうやってみると、パンダがなぜ日本人にこれだけ受け入れられているのかよくわかります。

この本にはたとえば、ネコは人間のことをどう思っているのかという大変本質的な問題なども載っています。

なるほどそうだったのかと感心させられてしまいます。

イヌとは根本的に違う動物なんですね。

どちらも人間に長く飼われてきた理由をちゃんと持っています。

おまけにもう1つ。

aalmeidah / Pixabay

ゾウの前で上司に敬語を使ってはダメというのもありました。

ゾウはその様子をじっと見ていて、飼育員があまり偉くないと知ると、時に攻撃を仕掛けてくることもあるそうです。

敬語もTPOをわきまえて使わないと、命にかかわります。

とにかく面白い本です。

最後にリンクを貼っておきますね。

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どうぞ参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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