人生

【論語】人生を豊かにする必ず覚えておきたい名言はこれ【古典の中の古典】

論語は孔子とその弟子たちが呟いた言葉を拾い集めたものです。どの言葉にも深い思いがにじんでいます。読んでいるだけで、つらい時に心が癒されますね。大切な他者に対する思いやりがあふれた古典の中の古典なのです。

【戒老録・曽野綾子】計画通りの人生なんてありえない【痛快な本】

曽野綾子の『戒老録』を読みました。なるほどと納得させられることがいくつもありました。年齢をうまく重ねていくということは、大変に難しいです。しかし気をつければ、できることがないわけではありません。一緒に考えてみましょう。
学び

【自由の本質】誰からも必要とされない人間ほど寂しいものはない

自由の本質はどこにあるのか。これはとても難しい問題です。毎日好きなだけ寝ていられるフリーターが本当に自由なのか。通勤電車に揺られて会社へ運ばれるサラリーマンが自由なのか。その答えを出すことは至難なのです。

【漢文・世説新語】人生の達観した生き方を一兵卒から学ぶ【身の丈】

『世説新語』という本をご存知ですか。高校の漢文の授業でも習います。今回はその中でもよく取り上げられるある兵士の話です。命を狙われている人を助けるために、お酒を飲み、酔っ払ったフリをして、わざとここにお尋ね者がいると叫んだのです。その結末は。

【漢文・百喩経】笑いに包んで人生の真実を説いた特異な仏教経典

仏教の経典にもいろいろなものがあります。この『百喩経』は寓話を主題にして作品です。最初はおかしくて、つい笑ってしまいますが、その後で人生の教訓を学ぶのです。ユニークな古代インドの話が満載されています。
暮らし

【大離職時代】コロナ禍で人々は人生の意味を真剣に考え直し始めた

アメリカは大離職時代を迎えているそうです。多くの人が自分の人生を考え直したということでしょうか。日本でもそれは同様です。離職までは考えないとしても、コロナ禍は多くの人々の心の中を確実に変えました。大きな価値観の転換が起こったのです。

【よき友・徒然草】お金では買えない一生の宝【ものくるる友が神】

よい友とはどういう人のことを言うのでしょうか。『徒然草』の中で兼好法師は3つのタイプをあげました。その1番がものをくれる人です。誰でも同じですね。何かをもらうというのは嬉しいものです。しかしそれだけではありません。友達は一生の宝です。
暮らし

【新老人の世紀】生老病死の苦しみに共感できる人生こそが明日への鍵

人生100年時代を迎えつつあります。高齢化社会の縮図そのものです。退職後の長い時間をどのように乗り切っていけばいいのか。深刻な問題です。亡くなった日野原重明さんは新老人というカテゴリーをつくりました。75歳以上がそれです。
暮らし

【シニア】映画マイ・インターンに学ぶ人生100年時代の生き残り方

人生100年の時代を生き抜くのは大変なことです。映画「マイ・インターン」は70歳のシニアがどうやって会社の中で自分の居場所を探していったのかという話がテーマです。実に今の時代にピッタリの内容ではありませんか。簡単に解説をしてみました。
暮らし

【期待値】人生で失敗しないためには確率統計の知識が超絶の神

これからの時代はますます確率統計学が主流になるでしょう。パソコンとの親和性も高いのです。その中でギャンブルといえば、期待値計算ということになります。宝くじの低さには驚きますね。ほぼ半分が最初に手数料として取られてしまうのです。
学び

【高校中退】家族・環境は選べないという厳粛な現実とその後の人生は

高校中退者の現実を考えました。以前よりバイパスルートがかなり増えてドロップアウトする生徒は減っています。しかし貧困や不登校などの原因をずっと引きずったまま高校へ入学するケースもあります。自分自身を律することは容易ではありません。
暮らし

【人生はやっぱり縁】身の丈にあうものを選ぶぐらい難しいことはない

人生は選ぶことの連続です。しかしこれは実にくたびれる作業です。自己責任がつきまといます。それでも仕方なく選び続けるのです。学校、仕事、伴侶、住まい。どうしもわからなくなった時は縁という便利な言葉に頼ってしまいます。それほどに難しいのです。
暮らし

【言葉の深淵】養生という表現に人生の深さと機微を感じる

養生という言葉には深い意味があります。身体のことばかりでなく、心をも強く健康にしていくということです。そのためには少欲知足が必要でしょうね。もちろん建築現場でもたくさん使われる表現です。引っ越しなどの時にもよく耳にしますね。

【トリビアの宝庫・絶句】動物たちに人生の深淵と厳しさを教えられた

動物の世界は弱肉強食です。その様子をわかりやすく、楽しく伝えてくれる本があります。漫画とエッセイで構成されていて、大変に読みやすいのです。人生の深淵にふれることもできます。是非1度手にとってみてください。いろいろと考えちゃいますよ。
落語

【落語・やかん】知ったかぶりの先生から人生の不可思議を学んだ噺

落語の中には根問いものというジャンルがあります。その中でよく知られているのが「やかん」です。寄席の世界では知ったかぶりする人のことをやかんと呼びます。なぜやかんという名前がついたのかを、先生が熊さんに教えてあげるというのが、この噺のスジです。
落語

【五戒で保つ】落語・蒟蒻問答から人生の深淵を覗く【目の前を見よ】

蒟蒻問答という落語には難しい仏教用語が出てきます。その代表が五戒という言葉です。この戒めを守れば人間は間違った人生を送らずに済むというのです。しかしこれが大変に難しい。それだけ魅惑に満ちているからです。欲望に勝てる人になるのは至難なのです。