暮らし

【江戸的なるものへの憧れ】無理をせずにいさぎよく諦める粋の文化

江戸学が人気ですね。どうしてか。おそらく現代の効率主義に対するアンチテーゼでしょう。人々がゆっくりと日々の暮らしをしていた時代が懐かしいのです。江戸庶民は何を考えて暮らしていたのか。それが知りたいのです。
暮らし

【人間関係・トラウマ】他人が怖いという感情が全ての不信の原因だった

他人が怖いというのは誰もが持っている感情です。自分を表現できないつらさはだれにでもあります。しかし人は少しずつ、他人に自分をさらけだしながら、自己肯定感をたかめていくものなのです。そのためにはどうしたらいいのか。少し考えてみましょう。
学び

【宦官趙高・馬と鹿】秦が滅び漢が天下をとった理由は群臣の忖度にあり

『新語』という中国の本に馬と鹿の話があります。皇帝と宦官との会話を中心としたものです。鹿を見てこれは馬だという宦官に対して、忖度をする群臣たちの話です。その結果、皇帝も正しい判断ができなくなってしまったのです。
学び

【小論文・キャラと役割】居場所を探すために苦労する寂しい人間の関係

キャラという言葉をよく聞きます。濃いキャラ、キャラ立ち、ゆるキャラなど、さまざまな使い方をされます。どうして自分の居場所をさがすために、私たちは苦労しなくてはならないのでしょうか。そこに集団主義の問題をみることも可能です。
学び

【小論文・若者の法則】身近な人へのやさしさが第三者に向かわないワケ

香山リカの文章を読んで小論文を書くという問題をやってみましょう。タイトルは『若者の法則』です。近頃の若者たちは、他者に対しての想像力を十分に持っていないというのです。自分に近い人にはやさしいのに、その外にいる人に対しては無関心なのです。
暮らし

【ストレス解消】日々の苦しさから抜け出す方法はコレ【コロナ禍】

コロナ禍でコミュニケーションがうまくできません。どうしても電話、メール、SNSに頼ってしまいます。でも本当は少しでも会っておしゃべりをするのが一番効果的なのです。たとえマスクをしていてもいい。顔をあわせてお互いの表情をみることが大切です。
暮らし

【ロイド・ウェバー】ミュージカルに命を吹き込んだ作曲家【メモリー】

ミュージカルは楽しいですね。大好きです。歌とダンス。そしてすばらしい脚本。この3つがうまくコラボレートしないと、傑作は生まれません。キャッツで有名なロイド・ウェバーを御存知でしょうか。彼の作曲した「メモリー」は本当にいい曲です。
暮らし

【浅草は江戸の風景】町人たちの町は変貌を遂げても人情は変わらず

浅草は近年どんどん町の姿を変えています。新しいビルが次々とたち、きれいになりました。しかしそこにある人情は昔のままです。落語の世界をしっていると、いくつもの風景が江戸へワープします。池波正太郎の愛した浅草は今も健在なのです。
暮らし

【ジェットストリーム】城達也の美声とミスターロンリーが甘く響く夜

長い期間続く番組というのは、それほどにあるものではありません。音楽番組「ジェットストリーム」もその1つです。かつては日本航空の1社提供でした。その最初のナレーションを担当していたのが、声優の城達也さんなのです。
学び

【校内フリースクール】学校に居場所があるということの大きな意味

校内にあるフリースクールという発想はあまり今までになかったものです。どうしても予算などの措置をするのが大変でした。それを試みている市などもあります。この試みの成否は今後の不登校問題にも大きな影響を与えると考えられます。
ブログ・PC

【リナックスは遊び場】古いPCに別のOSをインストールしてみよう

リナックスにチャレンジしてみませんか。Windowsとは全く違う世界観を味わえます。なにしろ今までの価値観がひっくり返るのです。明らかにラビリンスですね。迷宮の中にはいりこんで、出てこられるのかどうか。それだけでも楽しいです。
学び

【不登校への処方箋】苦しさを察してくれる人を探すことの大切さ

不登校の生徒数が減少しません。どうしたらいいのか。そのための処方箋を皆が考えています。なぜ不登校になるのか。その理由もさまざまです。こころの中の問題だけに、なかなか解決への糸口が見いだせないのです。この問題の難しさを露呈しています。
暮らし

【鏑木清方と上村松園】明治という時代への愛着がどの絵にも滲んでいる

上村松園と鏑木清方は美人画を描かせれば右に出る人はいません。京都生まれの上村と、神田生まれの鏑木の間には、しかし大きな文化の差があります。身体の中に潜むその違いが、2人の絵からは滲み出してきます。明治の生んだ偉大な財産です。
暮らし

【クレジットカード・不正利用】カートから離脱する理由【カゴ落ち】

クレジットカードの不正利用が後をたちません。ネットの時代になり、その利用頻度が格段にあがっているのです。しかも不正に数字を盗まれるケースが増えています。かつてのように店の中で扱われているのではありません。それだけに問題は山積しています。

【握手・井上ひさし】ルロイ修道士の優しさがどこまでも身に沁みる

短編『握手』は読んだ後、こころが温かくなる名品です。井上ひさしが修道士との出会いを通じて、人間に対する信頼を手にしていった軌跡が描かれています。そこに登場する指言葉はさまざまな意味をもち、この小説の味わいを深めています。

【人新世の資本論】SDGsが大衆のアヘンならプランBは地球脱出か

一昨年に出版された新書『人新世の資本論』は今も売れ続けています。なぜこの本が注目を浴びたのでしょうか。地球の温暖化を抑制するために、国連はSDGsを提唱しました。しかし目標の達成は容易なものではないのです。その問題点とは。