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【正岡子規・臨終の場面】悟りとはどんな時でも平気で生きることなり

正岡子規の臨終がどのようなものだったのかは、大変有名です。その様子をありありと描写してくれた文章がありました。俳人、長谷川櫂氏の『平気』というエッセイです。ぜひ読んでみてください。
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【セレンディピティ】価値ある楽しいものに出会う確率は無限です【語彙】

セレンディピティという言葉はあまり聞きなれないかもしれません。しかし科学の世界ではよく使われます。想像もしなかった結果が飛び出す僥倖の瞬間をさすのです。しかしこの表現は、今日の私たちにとって、最も必要な言葉なのかもしれません。
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【ChatGPT指導】合格するための志望理由書と自己推薦文の書き方

今回はChatGPTを使って高校入試に対応した志望理由書の書き方を考えてみます。この方法は大学入試にも、そのまま使えます。ポイントは、自分がどこから来て、ここで何をして、将来どこへ行くのかということを示すことなのです。
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【模倣となぞり】伝統芸能はどのようにして継承されてきたのか【応答と型】

伝統芸能はどのように伝えられてきたのかというテーマは非常に興味深いですね。ただ稽古を繰り返してきたのでしょうか。そんなこはありません。そこには模倣という要素以上に、なぞるという行動があったのです。
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【多文化共生社会の構築】グローバル化の中で苦悩する日本人の横顔

グローバル化の時代です。日本にもたくさんの外国人が訪れるようになりました。永住を希望する人もいます。短期の研修や留学で来る人もいます。彼らとどのように接していけばいいのか。根本的な問題を考えてみましょう。
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【母親のための酸素マスク】共感疲労に最もよく効く薬は何か【デジタル社会】

デジタル社会にはたくさんの情報が飛び交います。その多くは人を傷つける可能性を持っています。悲しいニュースの山は人の心を鬱状態に導きます。SNSは人の心の襞に忍び込むのです。そこからどうやって抜け出すのか。それが難問なのです。
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【納得の構造】演繹法と帰納法をマスターすれば小論文のスキルアップ確定

小論文の構造を分析していくと、必ず帰納法と演繹法の問題にぶつかります。どちらがいいというのではなく、その時の文章の構成によって使い分けることが大切なのです。日本人とアメリカ人ではかなり接続詞の使い方が違います。
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【思考の本質・ひらめき】論理力と思考力は全く別物という厳粛な事実

思考力と論理力を一緒に考えてしまっている人がいます。この両者は本来、全く別のものです。思考力は一種のひらめきです。それを筋道たてて結論にまで至らせるのが論理力なのです。この違いをきちんと自分のものにしておくことです。
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【情報が世界を動かす】社会とメディアとの関係の怖さ【ナチスの場合】

情報化社会は怖いです。かつてナチスはどのようにして、ドイツ国民を1つの方向にまとめあげたのでしょうか。それは圧倒的なメディアの情報量でした。ラジオや映画を使って、民族の誇りを鼓舞したのです。大量の情報はそれだけで、権力の力になります。
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【言葉と表情】どちらがよりコミュニケーションの道具として有用なのか

言葉か表情か。どちらがよりコミュニケーションの道具として有効なのでしょうか。これは大変に難しい問題です。ここでは舌打ちというアクションがどのような意味を持つかについて考えています。その意味の深さを感じてください。
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【公私相背・韓非子】公私の利益が対立する原因は立場の違いにある

公私の立場というのは非常に微妙なものがあります。しかし一般的にいえば、どうしても対立する場合が多いようです。こごては韓非子の考え方を参考に、それぞれの場合を考察してみましょう。その違いがわかるはずです。
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【性悪説・荀子】人間は弱い存在であるが故に学問が大切だという教え【礼】

荀子の性悪説はどういうものなのでしょうか。人間は本当に生まれた時から心の悪い生き物なのでしょうか。「悪」という言葉の意味を正確に理解しないと、この思想の根本がわかりません。礼を大切にし、教育を信じた荀子の考え方を学んでください。
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【SDGsへの視点】人の健康を蝕む地球環境の破壊は臨界点間近

環境問題は現在の地球にとって最大のテーマです。どこから解決をはかればいいのか、容易にはわかりません。複雑な要因が絡み合っています。ここでは幾つかの視点から考えてみましょう。自分で小論文を書いてみて下さい。
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【生命倫理・IPS細胞・ゲノム】遺伝子の操作はどこまで許されるのか

遺伝子操作については、議論が様々にあります。特にヒトゲノムの改変は大きな倫理的課題です。どのような筋道でこの問題を考えなければならないのか。基本的な問題から解説していきます。
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【人面桃花】男女の出会いは悲恋に終わるものが多いとよく言われるけれど

人面桃花という表現を聞いたことがありますか。好きな人にはやく告白をしないと、2度とチャンスは訪れないものだという時によく使います。元は中国の古典です。漢文を読んでみましょう。
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【学問と世間】欧米に依存しすぎた日本のシステムを根本から考える

日本のシステムは明治時代に欧米を見習って作り上げられました。しかしその本質を十分に理解した末のものではありません。俄か仕立ての建築物でした。それだけにあちこちに誇ろひが出ています。学問の世界においても顕著なのです。