小論文 再考・「ですます調」と「である調」小論文の文体は論理的であるべしという鉄則 小論文の文体についてもう一度考えます。基本的にはどのような形でもいいのです。しかし論理性を重視する文の場合、やはり「である調」のほうが、よりふさわしいと思われます。全体に断定が多く使われ、ひきしまった印象を受けるのです。 小論文
小論文 【小論文・持続可能性】共同体が壊れたあと私たちに残された実現可能な福祉は 共同体が崩れ去った後、私たちはどのようにして持続可能な社会福祉を実行していけばいいのでしようか。かつてのように、ただ予算をばらまくだけの福祉では、誰もが幸せにはなれません。お金以上に多くの人が幸福感を持つことができるものはあるのでしょうか。 小論文
小論文 【接続詞と修飾語の怖さ】つい使ってしまう便利な表現を潰す勇気を持とう 文章を書くのは本当に難しいです。どのようにまとめてもいいだけに、その人の力量が全てあらわになるのです。どうしたらうまく書けるのか。その基本的なテクニックをお教えします。諦めないで続けてください。必ず上達します。 小論文
小論文 【小論文・文体の獲得】立ち位置を明確にしつつ生命力のある文章を書く 小論文の難しさは文体を獲得することにつきます。自分の立ち位置がはっきりしなければ、少しもアピールする文章にはなりません。採点者は日記や感想文を要求しているわけではないのです。あなたがどういう位置から現実を認識しているのかを知りたいのです。 小論文
小論文 【小論文・人権】マスコミはなぜ事件の容疑者を男や女と呼び捨てにするのか 犯罪に絡んだと判断された時から、男性や女性という呼称は男や女になります。なぜそうした変化があるのか。そこには微妙な人間観が宿っています。ある意味、人権にからんだ問題なのです。その思考構造について、少し考察してみましょう。 小論文
小論文 【小論文あるある】令和6年度推薦入試に出題された頻出パターンはこれ 令和6年度の都立推薦入試が終わりました。どういう問題が出るのでしょうか。気になりますね。進路指導重点校の問題は、大変に難解です。しかしそれ以外の学校のものは、練習さえすれば、いい結果がついてくると思います。 小論文
小論文 【京大入試】現代文の問題で読解力を鍛え小論文を書く力を養う【教養とは】 今回は2004年度京都大学の入試問題を考えてみましょう。現代文の課題文は大変にレベルの高いものですが、勉強するには内容の濃い最適なものです。実際は国語の問題ですが、これを小論文の問題に応用して、纏めてみましょう。 小論文
小論文 【都立西高校推薦入試速報】人はパンのみにて生きるにあらず【国分功一郎】 都立西高校の推薦入試速報です。毎年、非常に短い文章がでます。どう答えるかによってその受験生の人柄の出る問題です。今年は「 人は,パンのみにて 生きるに あらず」という哲学者、 国分功一郎の文が出題されました。 小論文
小論文 【令和6年度推薦入試速報・新宿高】伝統文化と酒の醸造法に戸惑う【高倍率】 令和6年度の推薦入試問題を速報します。新宿高校は倍率が8倍に近かったです。大問が3つでました。50分で解くのはかなりの厳しさです。あらかじめ何がでるか、全く予測できません。それだけに勉強法も非常に難しいですね。解法のヒントを探してみましょう。 小論文
小論文 【いますぐ書け・堀井憲一郎】文章は身体から絞り出されるものだ【小論文】 小論文を書くためにはどうすればいいのか。誰もが悩むところですね。堀井憲一郎の本に面白いタイトルのものがありました。とにかく今すぐ書けというのです。プロ用のライティングの本ですが、真理をついています。内容をチェックしてみました。 小論文
小論文 【小論文・翻訳の創造性】日本文学と外国文学を翻訳することの裏側には 外国文学を翻訳することにはどういう意味があるのでしょうか。それと反対に日本文学を外国語に翻訳することの意義はなんでしょうか。いずれにせよ、翻訳は固定化された言葉のキャッチボールではありません。一つの創造活動なのです。 小論文
小論文 【和漢の境をまたぐ】中国の文化をどう日本人は自分のものにしたのか【戸山高】 和漢の境をまたぐとはどういう意味なのでしょうか。日本が中国から学んだ文化は数知れずあります。それを日本人は自分の国にあうように、少しずつ変形させていきました。そのプロセスを考えてみようというのです。都立戸山高校の入試問題です。 小論文
小論文 【一文一義・貫徹】短文をうまく重ねられる人だけが小論文の勝者になれる 文章を書くのは本当に難しいです。何か秘訣はないのでしょうか。あります。とにかく短文を積み重ねていくことです。長い文章を書くと、主語と述語が離れてしまいます。それだけ内容を読み取るのに、手間がかかるのです。これを一文一義主義といいます。 小論文
小論文 【小論文のトレーニング】3本の矢の教訓を胸にアウトプットを続ける覚悟で どうやったら小論文がうまく書けるようになるのか。悩みますね。なかなか思うように文章が出てこない。誰にでもあります。上達するための方法は、3本の矢をつねに繰り出すことです。その繰り返しが、最終的に大きな成果をあげるのです。 小論文
小論文 【小論文・問題解決マインド】代案を含め結論への糸口を最大限に書き切る 小論文の最大の目標は問題の解決です。しかし今日のテーマはどれも難しく、それほど簡単に解決策が出るものはありません。それでもなんとか解決のためのマインドを持ってと前進する勢いをみせてください。 小論文
小論文 【ぬくみ・鷲田清一】なぜ近代人は寂しいのか【誰かと繋がっていたい】 なぜ近代人は寂しいのか。ものすごいタイトルですね。確かに人と繋がりたいと思いながら、しかし面倒な感覚が先行します。地縁、血縁が嫌で都会に逃げ込んではみたものの、なかなか人と繋がることはできません。ありままの自分でいたいのに。 小論文