【モバイルPC選び】絶対に見落としてはNGな3つのポイントはこれ

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みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、すい喬です。

いよいよWindows11が本格的に始動し始めましたね。

最初の頃の賑わいが少しおさまって、これから年末にかけ激烈な商戦が始まっています。

各社次々と広告をうち、新しいOSとともに売り出し開始というところでしょう。

Windows11もアンドロイドが使えるバージョンになるようです。

今まで様子を見ていた人たちもチャンスを探しています。

それだけはありません。

最近はモバイルパソコンの売れ行きが抜群にいいですね。

世界的な半導体需要もあって、値段も高くなっていますが、PCメーカーも必死に価格を抑えています。

14インチで重さ1.5キロ前後が標準でしょうか。

外資のデル、レノボ、HPなどは日本製の富士通やNEC、東芝、SONYなどと比べると一回り安いです。

最近はCPUもAMDのライゼンの人気が高いですね。

価格も安いです。

CPUはインテルだけの時代じゃなくなりました。

ネットを見ていると14インチのモバイルに新商品がなだれ込んでいます。

運べるし、家でも使えるというあたりが人気なのでしょう。

15.6インチはかなり勢力を減らしつつあります。

その理由は狭い額縁の普及にあります。

目一杯大きな液晶が入っているので。以前の15.6インチとひけをとらなくなりました。

これならどこにでも持っていけます。

今までいろんなPCをさわってきました。

高いのも安いのもあります。

何がいいのか

ではどのPCがいいのでしょうか。

これは人によって、用途によって様々ですね。

ネットを見るだけなら、PCを買う必要はありません。

タブレットで十分です。

やっぱり文字を打つのが基本じゃないですか。

ぼくも毎日キーボードを叩いています。

触らない日はありません。

そうなると、CPUの速さより、なんといっても最初に目につくのがキーボードです。

たくさん文字を打つ人はこれで選ばないと後悔します。

打ちやすさで選ぶのです。

とはいえ、あんまり使ったことがない人はどんなものかよくわからないかもしれません。

デスクトップなら、いくらでもキーボードは取り替えられます。

自分にあったものを探し回ればいいのです。

しかしノートではそれができない。

もちろん外付けで使えば可能です。

ところが外出先にいちいち持っていくワケにもいきません。

他の条件がほぼ同じならキーポイントはキーボードの良し悪しにつきます。

実際につかってみると、会社や機種ごとにかなり違います。

最近は薄型になりました。

軽くするためです。

そのため、キーを打つ時の深さが限定されます。

ここが設計者にとっても悩みどころの1つなのです。

キーピッチは19ミリが基準

キーピッチという言葉を知っていますか。

隣り合う2つのキーの中心の距離を指します

キーそのもののサイズではありません。

キーピッチは、フルサイズがいいですね。

近いと非常に打ちにくいです。

19ミリがベストです。

18ミリ程度の製品も多くなっています。

まず最初にチェックするのがここです。

よくみると、ピッチは19ミリと書いてあるモデルでも全部が同じではありません

スペースキーの並びのCtrlやAltキーが小さくなっていたり、ほかにも右側のほうにあるいくつものキーがちいさいケースがあります。

15.6インチのタイプでは10キーをつけるために右側にゆとりがありません。

ひどいケースではエンターキーがひどく小さくて打ちにくいです。

エンターキーは大切な要素です。

ここが小さいと必ずミスタッチが出ます。

買う時は最初にここに着目してください。

右側のデリートキーやバックスペースキーが小さいと使いにくいです。

お店で買う場合、店員はすぐに慣れますよと言います。

あれは半分本当で、半分嘘です。

確かに人間は慣れます。

しかし物理的な大きさはきちんと等間隔になっていないと、必ずタッチがずれるものなのです。

その結果、打つのが遅くなります。

これは致命的です。

キーストロークも大切

キーストロークとは、キーをタイプしたときに押し下げられる長さのことです。

キーを下げられる距離だと考えればいいでしょう。

デスクトップのキーボードは、2.7ミリが基準。

15.6インチのノートなら2ミリ程度が一般的です。

ところが、モバイルノートは薄く設計してあります。

そのために、キーストロークを犠牲にするのです。

12インチのMacBookなどはとんでもなくキーストロークが浅いです。

最近ではWindowsのモバイルノートでも、1.2ミリ程度のモデルも多いです

使ってみればわかりますが、ストロークの浅い機種は非常に使いにくいです。

一見、楽そうに見えますが、反対です。

ペコペコと打つしかないので、肩が凝ります。

長くこの作業をする人には向いていません。

ストロークが浅いと打った時の感触が非常に悪いです。

タイピングしたときのキーの感覚が身体のあちこちにつたわって疲れます。

もちろん、なかには浅いストロークの方がいいという人もいるでしょう。

しかしそれは事実ではありません。

慣らされただけの話です。

ぼくもそういうタイプのノートPCを1つ使っています。

とにかくミスタッチが増えますね。

ここは設計の段階でかなりこだわっているところと、そうでないのとの差が激しいです。

最悪1.5ミリでしょう。

これでは浅すぎます。

絶対に実物で試してください。

高い買い物ですので後で後悔します。

残りのスペックでもう1つ気になるのは液晶の画面ですね。

光沢はダメです。

ノングレアでなかったら買わない方がいいです。

画面が光ると、とても目が疲れます。

長い仕事には絶対に向きません。

今回は3つのポイントについて書きました。

仕様書だけはわかりません。

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カタログだけではダメです。

自分の手で何度もキーボードを打ってみてください。

デザインだけ見ていてもNGです。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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