人間関係の難しさ
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回は1番難しいコミュニケーション能力について考えてみます。
社会に出ると、それまでの代表的な尺度だった学校の成績なんて、誰も気にしてくれません。
それはそうです。
首から通信簿を下げているワケにもいきませんからね。
国語が4で数学が5だったなんて言っても、なにそれの世界です。
そんなことよりも毎日の礼儀、表情、仕草が通信簿そのものなのです。
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ちょっと立ち止まって、じっくり考えてみましょう。
人間関係という最も厄介なところを泳ぎきる力とはいったい何なんでしょうか。
考えれば考えるほど、これほどに難しいテーマはありません。
人には感情があります。
好き嫌いもあります。
虫が好かないという表現は理屈じゃありません。
イヤだから嫌なんです。
性格の違う他人同士が、なんとか融通をつけて生きていくのが社会というものです。
どうやったら自分というものをうまくアピールできるのか。
本当に悩むことばかりです。
人間関係がいったん面倒なことになると、なかなか元には戻りません。
どうしたらコミュ力を上げられるのか。
本当に知りたいですよね。
時々、これはみごとだなと感心させられる人がいます。
相手をそらさず、それでいて自分の土俵に持ち込むのもうまい。
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会話がはずんで、よく他人の話も聞く。
場の空気をよむのも上手。
どうしたらこういう風になれるのか。
あんな人になれたらいいな。
今までにそう感じることが何度かありませんでしたか。
トホホな話ができますか
自分が他人にどう見られているのか。
誰だって気になります。
できたらちょっといい感じに扱ってもらいたいものです。
人間には自尊心がありますからね。
それと同じように自分は相手のことをよく考えているのでしょうか。
ここが最大のポイントなのです。
コミュ力の高い人は、目の前の人間に興味を持ち続けられる資質を持っています。
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それが自然にできる人なのです。
この人は何が好きかということを考えながら会話をします。
だから相手はすごく話しやすい。
自然に興味あるところへ導いてくれるのです。
相手の人も自分に関心が向けられていることを知ったら、悪い気はしません。
すごく楽しい気持ちになれます。
さらにその関連でトホホな話をしたりもします。
本当ならそんなことを笑って言えるような気分ではないのかもしれません。
普通は黙っているものです。
しかしそれを自分から喋ってくれる。
つまり負の部分を億劫がらずにさらけ出してくれるのです。
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人間は不思議なもので、失敗談を好みます。
成功した話や身内を誉める話は聞きづらいものです。
むしろ嫌悪感や劣等感を覚えたりもします。
しかしトホホな話は相互の人間関係をより近づける作用を持っています。
この前こんなことがあって、ほんとにまいりましたよ。
そう言われると、とても親近感を抱くものなのです。
つい大声で笑ってしまいます。
それが人間の距離を近づけます。
落語に出てくる与太郎というアホなキャラクターがなぜ愛され続けるのか。
聞き手に少しも緊張感を与えないからです。
いわば無手勝流の強さだと言えるのではないでしょうか。
礼儀が1番
落語の世界は上下関係で成り立っています。
どんなに正しいと思っても、上の人の言うことは絶対です。
叱られたら、必ず謝る。
これが鉄則です。
口ごたえをしてはなりません。
これがある意味で1番難しいことなのです。
実社会も同じです。
落語の世界ほどではありませんが、礼儀をわきまえるということがどれほどコミュ力アップにつながることでしょうか。
そんなの関係ないでしょという人は何もわかっていません。
まず挨拶です。
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これが全てです。
大きな声で誰にでも挨拶をするということが人間関係の基本でしょう。
大袈裟にいえば、これがきちんとできる人は必ず伸びます。
誰に向かっても分け隔てなく挨拶をすることが大切なのです。
同僚や上司だけにではありません。
ビルの警備の人、掃除をしてくれる係の人、食堂の人。
いつも飲みにいく飲み屋の従業員。
特に自分の方が立場が強いと判断できる時はなおのこと、丁寧に挨拶をしなくてはいけないのです。
落語家は彼らは盆暮れの礼を欠かしません。
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それも必ず自分で持っていく。
配達などをしてもらうのでは、感謝の気持ちが届かないからです。
相手がいなければ、また出直すのです。
全ての人がそこまでのことをするワケにはいきません。
しかしそれと同じくらいの気持ちを持つということが必要なのではないでしょうか。
表情と仕草
他者に対する敬意こそが人間関係の基本です。
相手への共感があれば、必ず伝わります。
まさに相手のふところに飛び込むということです
本当に人間を信じて信頼することです。
そうすると、相手はもう裏切れなくなります。
協調性が高い人は自分勝手にしゃべるということを絶対にしません。
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つねに相手の話をよく聞きます。
新しく出会った人との縁を大切にします。
それがまた次の出会いに繋がるのです。
もちろん、「だって」とか「でも」などという否定語は使いません。
その後にくる言葉は必ず後ろ向きのことばかりですからね。
それよりも自分のトホホ話を楽しくしてくれます。
そして大きな声を出して笑いあうのです。
気分のよくなることがわかれば、人は近くに寄ってきます。
意識を相手に向けることがうまいんでしょうね。
自然と緊張が解けます。
いつの間にか、楽しい時間が流れていくのです。
コミュ力のある人は話の受け方も自然です。
さりげなく頷きながら聞いてくれます。
だからつい話してしまう。
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けっして早口でしゃべるワケではありません。
聞きやすいスピードでゆっくりと。
最後は表情です。
すごく相手に興味を持っているということを全身の仕草や表情で示してくれます。
首の振り方、相槌の打ち方。
その全てが人を引き付ける力を持っているのです。
ここに書いたようなことをほんの少しでも心がけていたなら、立ち位置が瞬時にかわること間違いなしです。
人生が切り拓けます。
最後までお読みくださりありがとうございました。