【養老の滝・十訓抄】親孝行の功徳で滝の水がお酒になったという伝説

養老の滝伝説というのは親孝行と関連付けられることが多いです。貧しいながらも父親にお酒を買って飲ませていた若者が、ある日滝を見つけます。その水がおいしいお酒でした。神が若者の孝行心に感じてお酒にしてくれたのです。『十訓抄』に所収されています。
学び

【2022年度小論文入試予想】ジェンダー・環境・SDGsがカギ

2022年度の入試小論文に出るテーマを予想してみましょう。ズバリ、トップはSDGsです。この関連の問題が多く出ることは間違いありません。貧困と飢餓の撲滅、環境、人権などあらやる内容を網羅しています。じっくりと勉強して下さい。

【サービスの極意】ゴミ1つにまで細心の注意を払う【帝国ホテル】

サービスには限りがありません。お客の立場にたち可能な限りお世話をするというのが大切なのです。クレームが大きな商機につながります。万全と聞き流していたのでは大きな仕事はできません。帝国ホテルの清掃の仕方には学ぶべき内容がたくさんあります。
学び

【小論文・チャート化】全体の構成をよく考えてから書き出せば合格

小論文を書く上で大切なことは何でしょうか。それは構成をきちんと考えてから開始するということです。なんとなく書き出した文章はほとんど支離滅裂なものになりがちです。何が言いたいのか。それはどの根拠によって明らかにされるのかを示すのです。

【夏目漱石・硝子戸の中】短編の味わいここに極まれり【日常風景】

夏目漱石の短編『硝子戸の中』は日常の風景をそのまま綴った作品です。次々と起こる毎日の出来事をじっと見守る1人の作家の視線がやさしいのです。末期の目に満ち溢れています。そこに繰り広げられる出来事が、今の時代にも繋がっているような気がします。
暮らし

【水のいのち・高田三郎】合唱曲の中でも異例の人気を誇る無垢な作品

高田三郎が作曲した合唱組曲「水のいのち」はとても美しい作品です。そこには人間に対する慈しみの心が溢れています。輪廻を繰り返す人の命をどうぞ幸せに導いてほしいという神への祈りも込められています。無垢で真っ白な作曲家の心を感じとってください。
学び

【小論文は加点方式】たくさん書けば必ず上達する【自分を信じて】

小論文は加点方式で採点されます。どの要素が1番得意なのか。そこをまず伸ばしましょう。読解力や思考力の他に表現力、構成力、独創性をみます。とにかくたくさん書いてください。しばらくするうちに、言葉が自然に出るようになってきます。
落語

【落語家・桂枝雀】緊張の緩和を常に意識して自死を選んだ上方噺の雄

桂枝雀を知っていますか。ユニークな芸風で一時代を作り上げました。亡くなってもう20年がたちます。彼の落語はいつも緊張と緩和の繰り返しでした。ドラマツルギーを完全に掌握していたのです。それだけに孤独感も強かったのでしょう。59年の生涯でした。
ブログ・PC

【言葉の森をさまよう・700記事】ブログを書き続けて発見したこと

いよいよ700記事までやってきました。2年間が経過しています。ほぼ毎日3000字書いてきました。その間に何を考えたのか。何が見えてきたのか。一緒に探ってみましょう。間違いなく新しい風景がそこにはあります。無駄ではありませんでした。
暮らし

【ガラスの動物園】人間の哀しみを描写したアメリカ演劇の代表作

テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」はアメリカを代表する演劇です。何度見ても人間の哀しみが伝わってくるいい戯曲です。足の悪い姉を心配して、自分の友人を家に連れてくる弟の葛藤を存分に描き出しています。機会をつかまえて御覧になってください。
暮らし

【レ・ミゼラブル】コロナ禍にも耐えて「民衆の歌」を歌いたい!

東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」がいよいよ開幕します。今や東宝を代表する名作に成長しました。俳優も次々と育っています。楽しみがまた増えました。このミュージカルは歌もその背後にある時代の描き方も素晴らしいのです。民衆の歌を覚えてください。
暮らし

【Youtube・ブラックボックスへの愛】PCを自分好みに改造

電気製品をなおして使おうなどという人はほとんどいなくなりました。みんな壊れたら買い替えるのです。その方が安いということに気づいています。それでもジャンク品を買い込んで修理するのが趣味のyoutuberもいます。世の中は多様性に満ちていますね。
暮らし

【ホームベーカリー】巣ごもり需要に支えられてパン焼き機がバカ売れ

コロナ禍の中、巣ごもり需要に支えられて、パン焼き機がよく売れているそうです。以前のものに比べ扱いも簡単です。全自動なのがいいですね。誰にでも失敗なくパンが焼けます。水や粉の分量を守れば、なんの心配もありません。チャレンジしてみました。

【共生の思想】哲学者・梅原猛の予言に示された文明の未来図とは

哲学者、梅原猛は生涯において教壇に立ち続けました。中学生に向けても何度か授業をしたのです。そのうちのいくつかが採録されて本になっています。非常にわかりやすく解説されています。是非手に取ってみてください。私たちの未来の可能性が描かれています。
暮らし

【補気剤の威力】元気が出なくてだるい症状にテキメン【補中益気湯】

漢方薬の中でも補気剤と呼ばれているものに人々の関心が集まっています。コロナ禍の中で身体の不調を訴える人が多いのです。だるい、かったるいなどという症状が出た時は、漢方薬の効果も考慮に入れてみてください。必ず楽になれます。

【NHK・元ディレクター・今井彰】飽くなき真実への探求心に脱帽

元NHKディレクター、今井彰の本を紹介させてもらいます。伝説のドキュメンタリー「プロジェクトX」の企画から制作まで一貫して関わってきました。その力量は並外れたものがあります。退局後は作家として次々と問題作を発表しています。一読して下さい。