落語

【落語家・桂枝雀】緊張の緩和を常に意識して自死を選んだ上方噺の雄

桂枝雀を知っていますか。ユニークな芸風で一時代を作り上げました。亡くなってもう20年がたちます。彼の落語はいつも緊張と緩和の繰り返しでした。ドラマツルギーを完全に掌握していたのです。それだけに孤独感も強かったのでしょう。59年の生涯でした。
ブログ・PC

【言葉の森をさまよう・700記事】ブログを書き続けて発見したこと

いよいよ700記事までやってきました。2年間が経過しています。ほぼ毎日3000字書いてきました。その間に何を考えたのか。何が見えてきたのか。一緒に探ってみましょう。間違いなく新しい風景がそこにはあります。無駄ではありませんでした。
暮らし

【ガラスの動物園】人間の哀しみを描写したアメリカ演劇の代表作

テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」はアメリカを代表する演劇です。何度見ても人間の哀しみが伝わってくるいい戯曲です。足の悪い姉を心配して、自分の友人を家に連れてくる弟の葛藤を存分に描き出しています。機会をつかまえて御覧になってください。
暮らし

【レ・ミゼラブル】コロナ禍にも耐えて「民衆の歌」を歌いたい!

東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」がいよいよ開幕します。今や東宝を代表する名作に成長しました。俳優も次々と育っています。楽しみがまた増えました。このミュージカルは歌もその背後にある時代の描き方も素晴らしいのです。民衆の歌を覚えてください。
暮らし

【Youtube・ブラックボックスへの愛】PCを自分好みに改造

電気製品をなおして使おうなどという人はほとんどいなくなりました。みんな壊れたら買い替えるのです。その方が安いということに気づいています。それでもジャンク品を買い込んで修理するのが趣味のyoutuberもいます。世の中は多様性に満ちていますね。
暮らし

【ホームベーカリー】巣ごもり需要に支えられてパン焼き機がバカ売れ

コロナ禍の中、巣ごもり需要に支えられて、パン焼き機がよく売れているそうです。以前のものに比べ扱いも簡単です。全自動なのがいいですね。誰にでも失敗なくパンが焼けます。水や粉の分量を守れば、なんの心配もありません。チャレンジしてみました。

【共生の思想】哲学者・梅原猛の予言に示された文明の未来図とは

哲学者、梅原猛は生涯において教壇に立ち続けました。中学生に向けても何度か授業をしたのです。そのうちのいくつかが採録されて本になっています。非常にわかりやすく解説されています。是非手に取ってみてください。私たちの未来の可能性が描かれています。
暮らし

【補気剤の威力】元気が出なくてだるい症状にテキメン【補中益気湯】

漢方薬の中でも補気剤と呼ばれているものに人々の関心が集まっています。コロナ禍の中で身体の不調を訴える人が多いのです。だるい、かったるいなどという症状が出た時は、漢方薬の効果も考慮に入れてみてください。必ず楽になれます。

【NHK・元ディレクター・今井彰】飽くなき真実への探求心に脱帽

元NHKディレクター、今井彰の本を紹介させてもらいます。伝説のドキュメンタリー「プロジェクトX」の企画から制作まで一貫して関わってきました。その力量は並外れたものがあります。退局後は作家として次々と問題作を発表しています。一読して下さい。
暮らし

【電波式デジタル日めくりカレンダー時計】高齢の親に勧めるならこれ

初期認知症になると、曜日や日にちの観念がなくなってしまいます。日めくりンレンダーを毎日めくっていたのにと思っても後の祭りです。医者に行く日や、ごみを出す日を忘れてしまっては困ります。そんな時にデジタル式の電波日めくり時計が武器になります。
暮らし

【基準値なんてない・SDGs】日々変化していくのが当たり前の時代

基準値とは何でしょうか。ある時点で決められたものが、しばらくすると、大きく変化することがあります。過去に縛られず、柔軟に対処することが大切ですね。SDGsの時代です。環境に対する考え方もどんどん変化しています。

【やまなし・宮沢賢治】透明感に満ちた自然の豊かさを感じさせる童話

宮沢賢治の童話『やまなし』は透明感あふれる作品です。小学校の教材に所収されてから、多くの人の知るところとなりました。川底の風景を基調として、自然の豊かさを静かに描写しています。生きることの意味を問いかけたすばらしい童話なのです。

【ネイティブ信仰からの脱却を】なんのために英語を学びたいのか

面白い本です。同時通訳で活躍中の女性の書いたものです。偶然のようにアメリカの大学へ留学することになりました。そこでの英語の勉強がやがて彼女の人生を劇的に変えます。その勉強の仕方がものすごいです。日本に戻ってからの仕事ぶりも読んでみて下さい。
学び

【絆とアイデンティティ】その表現に潜む暴力性に気づく時【小論文】

絆とアイデンティティという言葉には注意をして下さい。うまく使われている時には大きな効果をもたらします。しかし反対に暴力装置になってしまうケースもあるのです。内戦などに絡んで民族や宗教のアイデンティティとして使われる場合があります。
学び

【人はなぜ学ぶのか】明日死ぬとわかっていても勉強したいワケ

人はなぜ学ぶのでしょうか。永遠のナゾですね。明日死んでしまうかもしれないのに、それでも勉強するのです。どうしても理由が知りたくなりませんか。一般教養の大切さとは。いつかきっと役に立つ時があります。読書の喜びもかけがえのないものなのです。
学び

【マジョリティ・チェックの重要性】差別の深層を学び人権感覚を養う

マジョリティであれば、それだけで最高の権力を得たことになります。あなたの前には自動で開かれるドアがあるのです。なんの差別もなく結婚や就職ができます。しかしその一方でマイノリティの場合、次々と道は閉ざされていくのです。その構造を探りましょう。