学び 【コミュニケーション】わかりあい察する文化からの脱却【平田オリザ】 日本人のコミュニケーションは以心伝心が基本でした。余計なことを言わない。心の中を察し合うのです。それが長い間のやり方でした。しかしグローバルの時代に入って、その手法はもう通用しません。これからはどうすべきなのでしょうか。考えてみます。 学び
学び 【日本人の世界像】最新技術を得たものの異質の文化を咀嚼できず 日本は鎖国後、どのように行動してきたのでしょうか。それを考えようとしたのが加藤周一の評論です。技術を取り入れようとすれば、当然その背後にある思想や精神が入ってきます。しかしそのことを十分に意識せず、結局は大きな危機を迎えてしまったのです。 学び
ノート 【おまじないと星占い】決定的な差は宗教と科学の違い【大塚英志】 おまじないと星占いの違いはどこにあるのでしょうか。考えてみると面白いですね。簡単にいえば、宗教と科学の違いです。星の動きはまさに科学そのものです。変えることはできません。しかしおまじないは宗教の一部なのです。アニミズムと呼べるものです。 ノート
ノート 【身体加工】タトゥーやピアスをする人の深層にある不安【自己確認】 身体加工をする人が多いですね。タトゥーやピアス、ネイリングアートなども見かけます。なぜ自分の身体に手を加えようとするのか。その背景をさぐっていくと、人の不安にぶつかります。自分が何者であるのかを探し続けていくと、身体加工にぶつかるのです。 ノート
本 【ガリバー・アリス・猫】読者が価値を決める【古典論・外山滋比古】 風刺小説として書いた『ガリバー旅行記』がいつの間にか童話に変質しました。童話として書いた『不思議の国のアリス』は文学書になりました。誰がそれを決めたのでしょうか。まさに時の流れと人々の心です。不思議なメカニズムについて考えてみましょう。 本
本 【信州に上医あり】良書を再読するたびに身体が震える【南木佳士】 『信州に上医あり』という本を知っていますか。南木佳士という芥川賞作家が書いたものです。佐久総合病院の院長だった若月医師の生涯を描いたルポです。この院長の人生を借りて、南木自身の生きざまを描いた本なのです。味わってみてください。 本
ノート 【日本の放浪芸・小沢昭一】飽くなきエネルギーを抱えて国中を歩いた人 日本中を歩いて放浪芸を録音し続けたのが小沢昭一です。俳優というジャンルで語ることができないほど、豊かな質を持っていました。 ノート
本 【人はなぜ本を読むのか・橋本治】元祖桃尻娘の作者が悩んだテーマ 人はなぜ本を読むのでしょう。それによってどのようなメリットを受けるのか。考え出すと答えがわからなくなります。作家橋本治はエッセイの中にその答えを書いています。過去に入試問題にもなった文章です。じっくりと内容を味読してください。 本
本 【愛嬌のない人】わかっていると思いこむことの怖さ【バカの壁】 わかるというのはどういうことなのでしょうか。話し合えばわかるといいますが、本当なんでしょうか。腹の底からわかるということはそう簡単にできるものではありません。世の中には言葉だけで理解できないことがたくさんあるのです。 本
学び 【教育の風景】手をあげる生徒の少ない授業から抜け出す【世界標準】 教育の難しさが今日ほど声高に語られる時代はありません。AIは確実に人間の能力を以前と違うフェーズに引き込んでいます。自分で問題をつくり、それを解決していくという新しいタイプの教育が必要なのです。しかしなかなかそのレベルに達していないのが現状です。 学び
本 【美を求める心・小林秀雄】美しさがわかるとはどういう意味なのか 小林秀雄の評論はどれも難解です。けっして難しい言葉を使っているワケではありません。しかしその内容は実に深みがあり、含蓄に富んでいます。美しいとはどういうことなのか。それをじっくりと考えてみた文章です。味わってみてください。 本
学び 【全国初・公立小中高一貫校誕生】立川国際はどう変貌するのか 全国ではじめての12年間一貫の学校ができます。すでに小学校に入学する70人が決まりました。現在ある立川中等国際学校に繋がります。従来の学校と違い、語学を1000時間程度多く学びます。グローバルな時代を生き抜く人材を養成するのが目的です。 学び
学び 【ただよび・無料】出口汪講師の授業で小論文と論理国語の意味を学ぶ 小論文と論理国語はどちらも大変難しい科目です。どのように勉強すればいいのかよくわからない人もいるでしょう。その際、導入に「ただよび」を使ってみてはどうでしょうか。出口汪講師の授業を勧めます。論理の展開の仕方を学ぶには最適です。 学び
本 【やまとうた・和歌】言の葉の源として人々の心を和ませる不思議 905年に成立したといわれる古今和歌集には2つの序文がついています。真名序と仮名序です。土佐日記の作者、紀貫之が書いたと言われる仮名序は特に有名です。言葉が歌になる時、人々の心がおおらかにのびのびしたものになることを示しているのです。 本
小論文 【小論文・自己同一性】他者から見て自分が何者なのかを認識する日本人 日本人は自分が何者であるのかを他人に決めてもらうケースが多いようです。アイデンティティの確立が他者に委ねられるというパターンは島国に長く暮らした農耕民族の血かもしれません。相手に対する呼び方も、他者の立場からに委ねられるのです。 小論文
小論文 【作文型推薦入試】このパターンを練習しておけば合格確実【都立高】 推薦入試の問題には課題文型 と作文型があります。難易度に違いはありますが、作文型の出題の方が圧倒的に多いのです。パターンは毎年似ています。それだけに練習をしておけば、得点にかなりの差がでます。具体的な問題をじっくりと検討してみてください。 小論文