学び

【小論文・勉強することの意味】教育系大学に頻出する問題はコレ【核】

勉強することの意味とは何でしょうか。教育系大学によく出る問題です。学校はブラックな職場だとよく言われます。多くの問題を抱えています。その中で教えることの意味をきちんと考えることは大切でしょう。アンケートの結果から論じてみてください。
学び

【小論文・構造】課題文を読むときは「対立」の図式を見つければOK

小論文の課題が長くなりつつあります。それだけ国語力が必要とされているのです。きちんと読み取れなければ、文章は書けません。そこに対立の図式を見て取るのです。文章の構造が見えれば、必ず説得力をもった表現が可能になります。
学び

【小論文・モード】全てが流行の一部として消費される時代【現代社会】

現代社会においてモノは全て流行の一部として取り扱われています。商品そのものの質に大きな違いがないとすれば、あとはイメージが先行します。その商品を持っていると、どのように見られるのか。他者の視線にさらされているワケです。
学び

【小論文・制服の思想】自由であることが息苦しさを感じさせる理由

制服とは何なのか。なぜ日本では制服を着用する学校が多いのか。その理由を少しずつ探っていきます。それと同時に自由になった時の息苦しさがどこから来るのかについても深掘りしましょう。キーワードは他者の眼です。

【学問のすすめ・福沢諭吉】物欲に支配された人間の末路は哀れの一言

福沢諭吉の著書のなかで、最も有名なのが『学問のすすめ』です。新しい時代を切り拓くために何をどう勉強していけばいいのかという指針にもなりました。大ベストセラーだったのです。その中から大学入試に出た問題をピックアップしてみました。
暮らし

【樹々への憧れ】梢の下に佇んでいれば生命力が自ずと湧きあがってくる

樹木には生命力がありますね。数百年の樹齢を超えるものもあるのです。彼らは歴史を見ています。人の喜びや悲しみもみてきました。それだけに目の前に現出される梢の形に、愛着を感じます。その梢に光があたって美しいのです。
暮らし

【異形の街・新宿歌舞伎町】心に残る風景は次々と消えていくけれど

新宿区歌舞伎町といえば、誰もが歓楽街のイメージを持っています。怖い街だというイメージも強いでしょうね。しかしそこにも住んで暮らしている人たちがいます。ぼくの生まれた故郷はまさにその街の中心でした。カオスに似た不思議な街でしたね。
暮らし

【日本文化・能】ひたすらに型を会得することで思いの深さを表現する

日本文化を知る時、西洋文化との違いに驚くことがあります。特に演劇に対する基本的な概念が全く違うのです。稽古の仕方も、いわゆるメソッドがあって実践するのではなく、型から入ります。それを徹底的に模倣することが芸の修行なのです。
学び

【子供と玩具】遊びの本質はどこにあるのかを考える【想像力の価値】

子供と玩具について考えてみましょう。どんなおもちゃでも子供は喜びます。しかししばらくすると飽きてしまうタイプのものと、ずっと遊んでいるものとに分かれてきます。それはなぜなのでしょう。そこに謎がありました。想像力の価値です。

【孔子家語】弟子・子路の直情径行をいさめ仁の心の意味を教え諭す

儒家の孔子の言葉を載せた本が『論語』です。この『孔子家語』にはそこに載りきらなかった話がたくさん出てきます。今回は弟子の子路に向かって行った忠告の意味について考えてみましょう。直情径行のある子路には考えもつかなかったことなのです。

【それから・夏目漱石】人はなぜ後悔しながら生きるのか【自由の選択】

人はなぜ後悔をするのか。難しい問題ですね。哲学者はいろいろな仮説をたてました。しかし結論は容易に出ません。1つ言えることはより自由になりたいということです。過去においての事実が書き換えられないとすれば、それをどう解釈すればいいのでしょうか。
学び

【コミュニケーション】わかりあい察する文化からの脱却【平田オリザ】

日本人のコミュニケーションは以心伝心が基本でした。余計なことを言わない。心の中を察し合うのです。それが長い間のやり方でした。しかしグローバルの時代に入って、その手法はもう通用しません。これからはどうすべきなのでしょうか。考えてみます。
学び

【日本人の世界像】最新技術を得たものの異質の文化を咀嚼できず

日本は鎖国後、どのように行動してきたのでしょうか。それを考えようとしたのが加藤周一の評論です。技術を取り入れようとすれば、当然その背後にある思想や精神が入ってきます。しかしそのことを十分に意識せず、結局は大きな危機を迎えてしまったのです。
暮らし

【おまじないと星占い】決定的な差は宗教と科学の違い【大塚英志】

おまじないと星占いの違いはどこにあるのでしょうか。考えてみると面白いですね。簡単にいえば、宗教と科学の違いです。星の動きはまさに科学そのものです。変えることはできません。しかしおまじないは宗教の一部なのです。アニミズムと呼べるものです。
暮らし

【身体加工】タトゥーやピアスをする人の深層にある不安【自己確認】

身体加工をする人が多いですね。タトゥーやピアス、ネイリングアートなども見かけます。なぜ自分の身体に手を加えようとするのか。その背景をさぐっていくと、人の不安にぶつかります。自分が何者であるのかを探し続けていくと、身体加工にぶつかるのです。

【ガリバー・アリス・猫】読者が価値を決める【古典論・外山滋比古】

風刺小説として書いた『ガリバー旅行記』がいつの間にか童話に変質しました。童話として書いた『不思議の国のアリス』は文学書になりました。誰がそれを決めたのでしょうか。まさに時の流れと人々の心です。不思議なメカニズムについて考えてみましょう。