【ブログはオワコンか】インスタやYoutubeの時代に生き残る方法3つ

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ブログは楽しい

みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、すい喬です。

今日のこの記事はさて何回目の投稿になるのでしょうか。

ちょっと調べてみました。

始めたのが2019年6月9日です。
 
この記事はなんと1641本目でした。

ここまで何年かかったのか。

1年間に300日で計算すると5年半という計算になりますね。

実際は5年2か月というところでしょうか。

自分でも呆れてしまいます。

よくこんなに書けたものだというのが、本音ですね。

最初は1年もやれればいいかなと思っていました。

しかし「俺メディア」と言われているだけのことはあります。

やってみると、その時に考えた内容をそのまますぐ文字にできることが、とても楽しいのです。

最初のコンテンツは1番好きな落語に偏りすぎていたかもしれません。

そのうち、現代文学、評論、古文、漢文、小論文の書き方とどんどん変化していきました。

パソコンやブログに関しての文章もかなりあります。

いわゆる雑記ブログの類いですね。

幸い読者も次第に増えていきました。

グーグルアドセンスという広告も許可され、あちこちに貼り付けることが可能になったのです。

最初の2年間ぐらいは楽しくて仕方がありませんでした。

毎日、翌日のテーマを考えて眠りについたものです。

収入もわずかですが、増えつつあったのです。

3カ月間ぐらいあれば、年間のサーバー代とドメインの料金を払うことができました。

入試の変化

ブログの命は、読者にとって役にたつ知識を提供することにつきます。

どこの誰だかわからない書き手の日記など、誰も読むわけがありません。

とにかく読んでよかったと思ってくれる内容でなければダメなのです。

小論文の書き方はそういう意味で、かなりお役に立ててもらったようです。

ぼく自身、添削をずっとしてきたこともあり、細かな知識は持っていました。

あまり、参考書などにも載っていない書き方の秘訣などは、参考にしてもらえたようです。

数年前には、年内入試などという言葉がまだありませんでした。

この5年間で、大学入試は大きく変化しています。

学力レベルが完全に2分化され、少子化の影響もあって、推薦入試の質もかわりました。

以前なら、非常に高度な内容の小論文もありました。

しかしそういう類いの問いを発する大学は明らかに減っています。

東京の私立大学では、採点の手間がかかりすぎるために、最初からこの種の試験を諦めています。

総合型選抜も書類を提出さえすれば、合格という学校が増えているのです。

そのため、小論文に関する記事があまり必要とされなくなってきたのかもしれません。

最近はいくらか、読者数も落ちています。

それでも教科書などを掘り起こして、あらゆるタイプの文章を解説してきました。

これは現在も続けています。

なにより、自分自身の勉強になることばかりだからです。

古文も漢文もかなりの文章を読みました。

これも継続中です。

勉強はいくらしても終わりがありません。

そういう意味で、このジャンルは捨てられませんね。

昔からあるパターンの小論文を続けていくのは、国立大学と難関私立だけになっていくのでしょうか。

InstagramやYoutubeの流行

ブログの読者数が減ってきた理由はSNSやYoutubeにあると考えられます。

文字を読みたくないという、圧倒的な数の人が存在しているのです。

全ての情報を動画からという人が、周囲に増えました。

呟くことは誰もがします。

瞬間的に自分の感情を吐露する場です。

しかしそこに論理的な整合性を求めるということはありません。

面白ければいいということなのでしょうか。

試験でも読解力を求める長文は嫌われます。

読み取り能力は明らかに落ちているようです。

評論文を読むのは教科書だけで十分という人が、圧倒的なのではないでしょうか。

geralt / Pixabay

新聞にも目を通さず、見るのはスマホの動画ばかりというのが、現在の平均的な状態のようです。

それも新奇なものでなくては通用しません。

その結果、ブログがオワコン化していったと考えられます。

どんなに短いものであっても、それなりの分量を読まなければ、ブログは終わりません。

写真を間にはさみ、言葉をなるべく簡略化していくという工夫を凝らしても、動画には勝てないのです。

以前までなら調べることがあれば、検索エンジンを使うのが当たり前でした。

しかし今ではインスタ検索やツイッター検索などに頼る人が多いのです。

これがGoogleのSEO検索に頼るブログにとっては痛いところです。

知りたいことはInstagramかYoutubeでというのが主流です。

わざわざ検索してまで、ブログを読むという人は明らかに減っています。

早々に見切りをつけてYoutubeに流れていった人が圧倒的に多いのです。

しかしYoutuberの多くが、必ずしも成功しているワケではありません。

視聴者を獲得した人と、そうでない人との間には深い溝があります。

アルゴリズムの変化

ブラウザでの検索がどの程度減っているのかについては、かなり意見の差があります。

確かに検索はしているにも関わらず、ブログに流入する人の数が減っているということがむしろ問題なのかもしれません。

インターネット広告が減っているワケではないのです。

現在では、テレビよりも多いというのは誰もが知っています。

しかしそれが動画に流れているのも事実なのです。

もう1つはSEOの考え方ですね。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略です。

日本語にすると「検索エンジン最適化」と呼ばれています。

問題はこの検索ワードの順位が次々と変化することです。

Google検索の仕組みは、検索アルゴリズムによって変化していくのです。

アルゴリズムと呼ばれるプログラムにより、ブログの信用性や有益性などを評価し、検索結果の順位を決めています。

近年はGoogleの評価基準が個人より、企業寄りです。

つまり個人ブログの内容がいくら優れていても、検索順位が高くはならないのです。

ここに大きなポイントがあります。

このシステムが再び個人寄りになるとは思えません。

企業の提示するブログのコンテンツの方が、信頼性に足ると考えているからでしょう。

今から立て直す方法はあるのでしょうか。

企業の出すブログに勝つのは並大抵のことではありません。

それでなくても、文字を読みたがらない傾向は増加する一方でしょう。

逆にいえば、ブログを書く人がSNSを利用することを考えなくてはなりません。

書き続ける意志を持ち続けることも大切です。

幸い、書くことはいくらでもあります。

ぼく自身、次の目標は2000記事にします。

いつのことになるのでしょうか。

少しでも読者の皆さんのお役に立てるものにしなくてはなりません。

そのための覚悟ならあるつもりです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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