ノングレアのモニター
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師、すい喬です。
4月になってパソコンを手に入れた人も多いでしょうね。
あるいはこれから買い揃えようとしている人もいるはずです。
スマホだけではやはり無理です。
モニターの大きさも違いますけど、入力装置のレベルが月とスッポンです。
レポートを書いたりするのに、今やPCは必需品です。
できたら移動が楽なモバイル型か、もう少し大きめの14インチレベルを。
部屋に備え付けの場合は15インチか、デスクトップですね。
いずれにしてもどのスペックのPCを買ったらいいのか。
本当に悩みます。
試みに電気屋さんの店頭へいってみればわかります。
値段もまちまちです。
それほどのスペックでなくてもいいとはいえ、見ていると目移りがするものです。
買う前にPCについて少し研究してください。
最低限のスペックはどの程度のものがいいのか。
長く使いたいという場合は、最低限これだけはチェックしてほしいというラインがあります。
今はWindows11への移行期ですから、安いと思って中古などに手を出すと、とんでもないものを掴まされます。
現在、PCを買うといったらやはりノート型でしょう。
圧倒的な売れ筋です。
たくさん文字を打つ人は、反射するタイプのモニターを避けてください。
ノングレア以外に目を向けてはいけません。
長く使っていると、反射するタイプのモニターでは目が痛くて仕方がありません。
キーボードが命
入力装置は本当に各社バラバラです。
1番最初にチェックするのは10キーがあるタイプか、ないタイプかということです。
たくさん文字を打つ人は、絶対にあった方が楽です。
これは全然違います。
しかし15インチ型でないと、10キー付きはありません。
10キーだけを後からUSBでくっつけるというタイプのものもあります。
ポイントは同じ会社から出ているノートPCでも10キーのあるものと、ないものでとは全く中身が違うということです。
店頭でチェックしてください。
ぼくは今までにほとんどの会社のノートPCを使いました。
今も職場で毎日、たくさんの文字を打っています。
ノートPCの場合、ポイントはキーピッチです。
左右の幅とキーの深さが命ですね。
これが十分にないと、ミスタッチが一気に増えます
1番のポイントは打ちやすいかということにつきます。
これはかなり個人の感覚で違います。
キーの質感も材質によって相当違います。
どれが自分にあっているのかは、長くつかってみないとわかりません。
本当に時間をかけて検討する価値があります。
キーの真ん中が少し凹んでいるのもあれば、色の違いもあります。
今は黒いキーがメインですが、シルバーや白などもあります。
ではどこをみればいいのでしょうか。
判断基準
ノートPCのキーボードは小さいです。
長さも幅も限定されています。
キーボードの基本はデスクトップ向けのものが基本です。
各メーカーはこの基準になんとか近づけようとしています。
しかし現実的には、なかなかうまくいきません。
価格を抑えなくてはならないという条件が、品質を落としてしまうことにもなるのです。
キーボードの判断基準は次の4点です。
この要素をなるべくそなえたものが理想的というワケです。
①カーソルキーがフルキーに対して少し下がっている。
これは使ってみると、よくわかります。
少し下がっているだけで、大変打ちやすいのです。
この条件を守っているメーカーは数社しかありません。
②キーの幅がキーの種類によって違わない。
よくキーボードを見つめてみてください。
すると同じ大きさに見えているキーにも、違いがあるということに気づくはずです。
10キー付きでも数字のキーと文字は大きさが違っています。
全体の幅を狭めないと狭いスペースに入らないからです。
③Enterキーが小さすぎず、打ちにくくない。
キーの中で最も多く使うのがスペースキーとエンターキーです。
特にエンターキーがあまりに小さいと、非常に効率が悪くなります。
10キー付きのタイプにこの傾向がみられます。
④フルキーと、最上段のファンクションキー列に隙間がある。
打ち損じの防止のためです。
少しでも間があると、すごく楽です。
各社、仕様はバラバラ
今までほぼすべての会社のPCに触ってきました。
その中でこの4つの条件をすべて備えた会社のものはごく少ないです。
あえていえば、富士通が1番条件をクリアしています。
企業の多くが、このメーカーのものを採用している理由がよくわかります。
キーの材質もいいですね。
柔らかすぎず、硬すぎずという感じでしょうか。
キーの中央に少しくぼみがあり、打ちやすいです。
ただし値段の高いのが難点です。
企業のニーズに合わせて作られているので、面白みという点には欠けているかもしれません。
カスタマイズなどしょうと考えないことです。
CPUや形、色などの要素は後から考えれば、ほぼスペック表をみれば判断できます。
しかし感触は、絶対にわかりません。
そういう意味で、通販をメインにしているDELL、HP、レノボなどの製品は中古パソコンの店などで必ず試してみてください。
キーを押し下げた時の感触などは、全くメーカーによって違います。
安い機種の場合、キーボードだけ挟み込んだタイプのものもあり、押すとペコペコと沈みます。
ここに示したポイントは、キーをあまり打たない人には関係ありません。
画像を見るのが中心なら、モニターもノングレアでない方がむしろきれいです。
キーボードを入力装置としてみた場合、ここにある条件をなるべくクリアしたものがいいと考えます。
できたらCPUはi5以上で第8世代以降のもの、メモリは16ギガ、ストレージは512ギガ以上のSSDがいいです。
最近は1テラのssdのものも売られています。
windows11に対応していないものはやめること。
すぐに使えなくなります。
どうしてもキーボードが自分にあわないとなったら、外付けのを別に買うという方法がないワケではありません。
大きなモニターをつけて、デスクトップのように使うこともできます。
いろいろな方法がありますが、安いといっていい加減なスペックのものを買ってはいけません。
結局廃棄しなくてはならないからです。
少し研究してください。
その後で購入してもいいと思います。
メルカリとヤフオクには時々いいものも出ますが、かなり胡散臭い商売人がたくさん跋扈しています。
価格だけに引きずられてはいけません。
特に第8世代前のCPUのものをWindows11にして売っているものが、たくさん目につきます。
十分に気をつけてください。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。