【辞書】Windows10とATOKの相性はぶっちゃけどうなの?

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Windows10との相性

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回は最近話題のWindows10とATOKの関係について書きます。

相性がよくないという噂がよく聞こえてくるのです。

あちこちに不具合が出てATOKをやめちゃうおうかという話も耳にします。

といってもどこまでが本当なのか、よくわかりません。

ぼくはそんなに詳しくないです。

ただ野次馬根性丸出しなだけです。

ぼく自身は今までずっとATOKを使ってきました。

なんといっても国語の教師です。

試験を作るにしても一太郎の使いやすさは抜群でした。

とくに罫線を入れたり、問題の番号を自動で打ったりすぐに書き込めたりとうまい具合でした。

もちろん辞書も大変にすぐれていました。

最初の頃、マイクロソフトの辞書はとんでもない漢字を引っ張ってきて、これが辞書といえるのかというレベルでした。

東芝のたった2行しか文字の出ないワープロ「ルポ」の時代からシャープの書院、さらにPC-98を経て今にいたっているわけです。

一貫してひらがな打ちでそのままやってきました。

この方がローマ字変換より確実に早いのです。

キーを打つ回数も少ないです。

つまりスピードを重視する立場からいえば、これしかありませんでした。

辞書はもちろん一太郎についているATOKということになります。

自分専用の辞書を作っておけば、変換も楽でした。

しかしさすがに最近考えることが多くなったのも事実です。

近頃はうまく変換されないことが多いのです。

Windows10になってからとくにそれが目立ちます。

混ぜて打つとおかしい

横文字と日本語を混ぜて打つことが多くなると、キーの操作が非常に煩雑です。

大文字と小文字を打つ時も、いろいろなキーを叩かなければりません。

Altと半角全角を押すのは当たり前としても、時々妙なことがおこります。

以前はうまくいっていたのですが、小文字だけになってみたり、半角のカタカナになってしまったり…。

一度そうなると、なかなか元に戻りません。

最近は自分がどの文字種を入力しているのかという表示も出なくなりました。

以前は行の1番下のところに小さなマークが並んでいたのです。

それがないと、自分の位置がみえなくなってしまいます。

単語登録もすぐにはできません。

これにも困りました。

そのうち、まったく関係ない文字群に移動してしまったり、消えたりもするようになりました。

元に戻すのが大変なのです。

お世辞にも使い勝手がいいとは言えなくなってきました。

さらに追い打ちをかけるように、この辞書は現在のシステムではうまく動かないですよという注意書きまでも出る始末。

以前買ったソフトに同梱されている辞書ではもうダメのようです。

最新版に近いのには、ジャストシステムも修正ファイルを作ってくれています。

しかしそれ以外は諦めたのでしょうか。

開発の速度があわなくなってきたのかもしれません。

あるいははやく最新版を買ってくださいとのことでしょうか。

マイクロソフトの開発が早すぎるのかもしれません。

修正が追い付かないということなのか。

そのあたりはよくわかりません。

買えばかなりの金額です。

辞書だけにそこまで散財するのはどうかとつい首をひねってしまいます。

一太郎とロータスの時代

随分と以前、Windowsパソコンが世に出たとき、一緒にインストールされていたのは一太郎とロータス123でした。

それがいつの間にかワードとエクセルのセットになり、今の流れにつながっています。

一太郎はかなり優秀なソフトですが、今やぼくの周囲で使っているのは国語科の先生だけです。

最近の若い先生は国語科でもワードを操っている人が多いです。

それとあわせてぼくの辞書のように不具合が続くようだと、ATOKを使う人が少なくなっていくような気がします。

Googleの閲覧ソフトGoogle chromeともあまり相性がよくないという話をききます。

ぼくもつい先日、ATOKからMS-IMEに乗り換えてみました。

といっても戦々恐々です。

とにかく使ったことがないのですから。

どんなことになるやらと不安でした。

結果はキーの操作が少ないのに驚きました。

そして正確にひらがなとアルファベットを打てます。

以前より打つキーの回数も少なくてすみました。

これから自分専用の辞書を作ってみて、使い勝手を検討していきます。

これだけ長い時間使ってきたATOKをやめるには、とても抵抗があります。

1つずつ覚えさせた単語をどうやって移籍するのかについてもマスターしなければなりません。

数字の出方なども違うし、いろいろと違う点があります。

しかしなにより変換率が驚くほどよくなっているのには、びっくりしました。

ここまで辞書が正確になってきたんだなというのが正直な気持ちです。

つらいアナウンス

ずっとATOKを使ってきました。

それだけにこのバージョンではダメだと知った時は悲しかったです。

この辞書はもう使えませんというアナウンスの表示はショックでしたね。

ATOK12を使っていました。

Crissa / Pixabay

そりゃないだろという感じですかね。

一太郎は使えるのに、辞書だけ使えないというのは。

聞くところによると、ATOKがいいというのでずっと使い続けている人が大勢いるそうです。

しかしその中からポツリポツリと脱落者が出ていくのは悲しいです

マイクロソフトが推奨しているわけではないものの、Office2003はWindows10でも今でも使えるようです。

拡張子が違っても、それを読み替えるソフトがまだネット状に残っています。

こういう姿勢がジャストシステムにもあればなと思うのは、ぼくだけでしょうか。

そこまでして辞書を取り揃えなければならないということでもありませんしね。

ネット上には不具合報告がたくさん出ています。

我が家のパソコンではどういう状態なのかということを皆さん、それぞれに報告してくれています。

それだけ愛好家がいるということの証拠にはならないでしょうか。

修正ファイルをつくるにも莫大な資金力を必要とします。

余力がないということなのかもしれません。

そうだとしたら残念です。

マイクロソフトはこれから先も、辞書の開発をやめないでしょう。

アジアの辺境の国の言葉に、どれほどのエネルギーをつぎ込むのか。

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それをとことんやるのはやはりその先にある遠大な目標のためかもしれません。

MS-IMEが完璧だというわけじゃありません。

まだまだ発展途上のようです。

使っていてあまりに不便だったら、その時はまた考えなおします。

そういう時期が来たのかという感慨をこめて、今回は記事を書きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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