犬好きvs猫好き
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師、すい喬です。
今回はペットの話です。
やっぱり双璧は犬と猫でしょうね。
どちらが好きかで、随分性格がわかれるようです。
家の近所に大きなホームセンターがあります。
お店の中をあちこちをうろうろした後に辿り着くのは、やはりペットのコーナーですね。
熱帯魚からセキセイインコ、亀、ハムスター、その他いろいろみているうちに、最後は犬と猫のところへ辿り着きます。
値段が高いですね。
それに小さい。
昔はかなり大きな犬もいました。
最近では家の中で飼えるサイズに限定されてしまっています。
それでも高い。
以前は生まれすぎちゃったからという理由で知人からもらったりしたものです。
今はそんな時代じゃありません。
きちんと血統書付きで、さらに予防注射済の安心安全つきです。

ぼんやり見ていると、実にかわいいもんです。
「家族が決まりました」などという張り紙があったりすると、なるほど命の意味は重いなと感じます。
ぼくの実家にもいつの頃からか犬がいました。
両親がどこからかもらってきたのでしょう。
柴犬でした。
だんだん大きくなって、よく縁側の下に潜り込んでは吠えていましたね。
少し前は、あれくらいのサイズ感だったのです。
それがいつ間にか、コンパクトになりました。
ペット型ロボット
ペット型ロボットも売れているようですね。
一時はアイボなどというとんでもない商品がありました。
ペットロスに近い熱狂的なファンを抱えていたのです。
今では少ない部品を分け合って、なんとか命を長らえているという話も聞きます。
最近は自然な会話のキャッチボールができるAIロボットも人気があるようです。
形も犬や、猫にこだわらず、不思議な味わいのものです。
ただし目と口はいろんなことを語るようですね。

アイボはものすごい値段で、かなり衝撃的でした。
それに比べれば今のペット型ロボットは、かなりおとなしいです。
高齢者用の施設などに置くケースも多いと聞きました。
誰にでも語りかけてくれるというところが最大の売りです。
人間はコミュニケーションなしには生きていけないんですね。
癒し系全盛といわれる昨今、このロボットはまさにその一翼をになっているのかもしれません。
どんな種類の本が多いのか
世界で出版されている本の中でもっとも多いのは何かといえば、犬と猫に関したものだそうです。
ペットと人間の関係はそれほど深いということでしょうか。
最近では老人が生き甲斐のひとつとして犬や猫を飼うという話をよく聞きます。
1人暮らしのお年寄りなども、ペットがいると気持ちが明るくなるという報告もよくされます。
いろんなことをつい語りかけちゃいますからね。
馴れてくれると、うれしいものです。
SNSなどにも犬や猫の写真がたくさん載っています。
家族以上に大切な存在なのだとしみじみ感じます。
それがダメな場合はロボットということになるのかもしれません。
アメリカではオフィスで犬などを飼っているところもあると聞きました。
仕事の効率がむしろ上がるのだそうです。
本当に不思議な話です。
たえずストレスにさらされて働いている人にとって、愛くるしいペットの存在が、気分を和らげてくれるのかもしれません。
しかしペット好きと一口にいっても、その中身は多種多様です。
爬虫類などが好きな人はそれこそ、お風呂でワニなどを飼ったりしています。
そこまでいかなくても、虫や鳥さらには熱帯魚、鯉などととどまるところを知りません。
その値段もとんでもない額のものまであるようです。
鯉一匹が家一軒などという話を聞くと、少々うんざりしてきます。
ところで人間にはもともと犬好きと猫好きがいて、どうも両方とも好きだという人にあってしみじみ話をしていると、やはりどちらかに落ち着くようです。

犬は飼い主に馴れ、猫は家になつくとよくいいます。
しっぽをふってじゃれてくる犬がたまらなくかわいいという人もいれば、つんとして、機嫌の悪い時にはそばに寄ってもこない猫が好きという人もいます。
どうも理屈でわりきれないところが、まさに面白いところです。
ここで夫婦仲の話を出すのは唐突かもしれませんが、どうもこの好き嫌いが、あとまで尾をひくような気がして仕方がありません。
どちらも犬好き、猫好きならば、それもよし。
しかしそうでない場合、どこかぎくしゃくしてくるという観察はあたっていないでしょうか。
あるいは動物が全くだめという人と、動物好きな人とのカップルもあまりうまくいかないようです。
結婚相手の条件
これは理屈を超えているのかもしれません。
これから結婚の相手を探そうとする人は、なによりもまず犬好きか、猫好きかをチェックしましょう。

はたまた両方ダメかをきちんと調べてからにした方がいいですね。
とにかく毎日の生活です。
資産のあるなしや、長男、長女、血液型の相性といったことよりずっと大切なことのような気がします。
犬の好きな人どうしなら、それだけでうまくいくにちがいありません。
猫好きも同様です。
問題はそれぞれの好みが偏っている時でしょう。
動物好きの人というのは、とにかく好きなんです。
これは理屈ではありません。
それだけに互いの資質を見極めるには、大切な要素だと思います。
ちなみにぼくの家には犬も猫もいません。
せいぜい、睡蓮鉢の中にいるメダカぐらいのものです。
よく調べてみると、奥様の実家にもペットはいませんでした。
池の鯉くらいでしたかね。
どうも幼少期のペット事情が後々に影響を与えているような気もします。
最近ではペットロスから抜け出せないという人います。
一緒に入れるお墓にかえたなどという人もいます。
何日も泣き続けて、それでも愛するペットを忘れられずに、一緒にお墓に入る時代なのです。
そのための葬儀会社まであります。
今後はどうなるのでしょう。
その一方で野生化し処分されていくペットも数知れません。
人の世はまさに格差社会ですが、犬や猫も同様なのかもしれません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。