【高校入試作文】採点者が太鼓判を押す答案への超剛速球はこれ!

学び

推薦入試には覚悟が必要

みなさん、こんにちは。

小論文添削歴20年の元高校国語科教師、すい喬です。

今回は前回に引き続いて高校入試の作文問題を深掘りします。

ついてきてください。

入学試験の中でも特に推薦入試に出るのが小論文または作文です。

推薦入試、わかりますよね。

一般入試のほぼ1ヵ月前に行われます。

学科試験がありません。

早く決まります。

合格したら2月からはもう自由です。

そのかわり、合格したら必ず入学しなければなりません。

ぼくの経験では、この試験に合格し、断った人は誰もいませんでした。

もしそんなことをしたら大事件です。

それだけの覚悟をもって受験してください。

合格者も決められた数きっちりしか発表できません。

絶対に入学を拒否しないということを前提にして行われている試験だということを忘れないでください。

試験は内申書、面接、作文あるいは小論文の合計得点で決まります。

小論文は難関校受験の場合、避けて通れません。

評論文の1部から文章を切り取って出題されます。

グラフや図表が出されるケースもあります。

かなりの勉強量が必要になります。

テーマは多岐にわたり、大学受験の問題に匹敵するような難問が出る学校もあります。

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ただし字数は大学受験に比べると少ないです。

基本は50分、600字前後。

ただしもっと短い字数の問題が2問続いて出るタイプのものも多いです。

最初に要約をさせ、その後で自分の意見を解答させるというスタイルのものです。

作文が圧倒的

一方で大半の学校は作文を要求しています。

学校の数からいえば、このタイプの方が圧倒的に多いです。

短いテーマがあり、それに対して解答するというものです。

ここまで何度か数年の間に出題された問題を取り上げてきました。

一通り目を通してみてください。

志望校が決まったら必ず過去問を集めてください。

学校にも資料はありますが、できるだけ自分で探すことが大切です。

学校説明会などをうまく利用してください。

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作文を怖がってはいけません。

文章を書くのが苦手だという人も多いですね。

何が出るのかわからない問題をその場で読み、わずかな時間で書ききるというのは、考えただけで頭が痛くなります。

しかし不安感だけを持ち続けるのは得策ではありません。

推薦入試は一般試験とは違います。

学力試験がありません。

倍率はかなり高いですが、チャレンジする価値は十分にあります。

実際の例をみてみましょう。

どんな問題が出るのでしょうか。

実際の問題

1 多様な人々が生活する中で、考え方や意見の違う人々とよりよく生きるためにはあなた自身にどのような努力が必要だと思うか。「思いやり」という言葉を使って書きなさい

2 言語に関する力をつけるためには「読む」「書く」「聴く」「話す」の全ての面をバランスよく鍛えることが大切だと言われています。あなたはどの面に最も力を注いで言語能力を向上させようと考えていますか。

3 あなたはこれまで「なりたい自分」になるため、どのような取り組みを行ったのか、書きなさい。

4 「文化を大切にすること」についてあなたの経験に触れながら書きなさい。

5 これからの社会に必要な力にプレゼンテーション能力がある。あなたはその能力を本校でどのように身につけようとしていますか。

6 あなたは災害時に備えて日々どのような防災意識を持ち準備しているか。また高校生として地域の中でどのような社会参加ができるか、書きなさい。

7 自分の長所で自信を持っているところはどこか。その長所を発揮した経験があれば具体的に書きなさい。

8 本校では「総合的な学力」の育成に力を入れている。総合的な学力の1つとして、「専門性」がある。高校生活でどのように専門性を高めていくのか。具体的に書きなさい。

9 入学後、どの委員、係に立候補するのか。その理由とともに書きなさい。

10 ごみの減量のためにできることを身近な例をあげて述べなさい。

11 あなたが日常で困っていることや、世の中で問題になっていることを1つあげ、もしそれらをコンピュータや情報通信ネットワークなどの技術を活用して解決するとしたらどのようなことが考えられるか。

12 科学技術の発達に対し、どのような点に配慮すべきと考えるか。

13 今後どのようなボランティア活動をしていきたいか。書きなさい。

14 「地球は先祖から受け継いだものではない。子供たちから借りたものだ」という言葉について体験したことを例にあげあなたの考えを書きなさい。

15 「成功と失敗の一番の違いは途中であきらめるかどうか」というスティーブ・ジョブズの言葉について。どのように考えるか。自分の体験を踏まえて述べなさい。

16 「勉強して本を読むだけで賢くなれはしない。さまざまな体験をすることによって人は賢くなる」といニーチェの言葉についてあなたはどのように考えるか。自分の体験を踏まえて書きなさい。

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17 あなたは3年後どのようになっていたいか。

18 社会人になった時、どのようなことで「社会」に貢献していきたいか。

19 本校を志望した理由を具体的に書きなさい。

20 「人を動かすこと」について、中学時代の具体的な体験を交えながら、あなたの考えを書きなさい。

採点者をうならせよう

ぼくは40年近く、都立高校の教員をしました。

毎年、推薦入試の採点と面接をしてきたのです。

今考えても本当に疲れる仕事でした。

内申書の点数ももちろん大切です。

合否の割合は約50%が内申書の得点です。

残りを作文と面接で分けるのです。

どんな問題がでるのか読んでみましたか。

どうでしょう。

自分にも書けそうなテーマがあったと思います。

あるいは思わず考え込んだものもあるかもしれません。

合格のためのポイントは何か。

とにかく採点者をうならせることです。

これなら間違いがないという太鼓判を押してもらうことです。

どうしたらできるのでしょう。

1番大切なことは、課題の指示を全てクリアすることです。

経験を書きなさいとあるのに、一般論を長々と書いたりするのは言語道断です。

なぜか理由を書きなさいというのであれば、必ずきちんと相手を説得するだけの理由をまとめあげなくてはいけません。

身近な例をあげなさいという場合は、自分がしてきたこと、あるいは見てきたことをていねいに書くことです。

いずれにしても、設問の指示を必ず守りましょう。

そんなこと、当たり前じゃないかという人もいるでしょうね。

しかしこれを全て網羅することは大変難しいのです。

嘘だと思ったら、さっそくやってみてください。

あらゆる設問のパターンをきちんとクリアしながら、文章をまとめあげるということは、想像以上に厄介なのです。

試みに書いてみればわかります。

どうすればいいのでしょうか。

地道な練習しかありません。

長い時間をかけて自分の投球術を磨くのです。

字数を守るのはあたりまえ。

最後は採点者がなるほどとメリットを感じるだけの質を持っていなければなりません。

この論点にはなんの無理もなく、この生徒はここに示されたように自分の道を進み、やがて成長していくだろうと感じさせることが大切なのです。

採点者はみなその学校の先生です。

この生徒に教えたい。

この生徒を自分のクラスに迎えて一緒に豊かな時間を持ちたいと思ってくれたら、それが最高なのです。

間違いなく合格します。

そのための細かな方法をこれからお教えしていきます。

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特に書き方の基本を守ってください。

必ず明るい未来が待っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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