シニアの勉強法はアウトプット最優先の趣味で決まり

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みなさん、こんにちは。

アマチュア落語家のすい喬です。

シニア道を極めるべく、日々お勉強をしています。

今日のテーマはずばり、シニアの勉強はどうあるべきかという話です。

会社をリタイアした途端、濡れ落ち葉一直線なんていうのは、あまりにも寂しい話ですよね。

自分の好きな趣味で世の中に立てれば、それはすばらしいですけど…。

しかし現実はそんなに甘くはありません。

今まで週末にゴルフに行って楽しかったのも、会社があったからこそです。

また仕事かイヤだなあと呟きながら、朝、通勤電車に乗っていったのも、今となってはいい思い出です。

ゴルフ photo

それもこれも退職の日からプツリと断たれてしまいました。

毎日近所のスーパーへ買い物にいくのもみっともないし、さりとてこれといった用事もない。

子供達は自分のペースで勝手にやっている。

もちろん、奥様も同様です。

パートに行って、昼はいないかもしれません。

お昼ご飯は何にしたらいいのと聞けば、そんなの自分で考えなさいよというつれない返事。

こんなことがこれからずっと続くのかと思ったら、寒気がしてくるじゃありませんか。

何か勉強でもするかといって、さて何をしたらいいものか。

大学へでも行こうというパワーがあれば、それだけでたいしたものです。

今は少子化で学生数が減っていますから、シルバー世代は恰好のターゲットです。

寿大学よりかなりレベルの高い大学講座があちこちに用意されています。

さらにはカルチャーセンターも…。

しかしインプットばかりしていると、何か発信したくなってくるものです。

人間は勉強ばかりしていてもちっとも賢くなりません。

最後は優秀な人、すごい人になっても仕方がありません。

シニアの勉強法

目標はそれより面白い人です。

断然人が寄ってくる人です。

そうなれば毎日が楽しい。

いつもおんなじ話をしている人はやっぱり勘弁ですよね。

新鮮な切り口で楽しい話をしてくれる人というのは魅力的です。

どうせなら、そういう人間になるための勉強をしたいものです。

それがシルバーの勉強じゃないでしょうか。

いまさら博士号をとっても、それが職業にすぐ結びつくという訳ではありません。

お金儲けをするためなら、もっと手っ取り早い方法もあるはずです。

そんなことは考えないよというのなら、インプットばかりの暮らしを少し改めて、今度はアウトプットしましょう。

脳 photo

なぜお勧めするのかといえば、脳はアウトプットするたびに記憶を定着させていくのです。

つまり簡単にいえば呆けない。

呆けている暇がないといった方がいいかもしれません。

一番いいのは文章を書くことです。

これはめちゃくちゃにいい。

なんといっても文章をまとめることで、脳を猛烈に活性化させます。

ぼくは毎日、パソコンに向かってキーボードをたたいています。

この作業の間にしていることをチャート化したら、どうなるでしょう。

とにかくものすごいスピードで脳神経を使っています。

言葉を紡ぎ出すという作業は途方もない熱量を要求します。

ネットや勉強会でのスピーチを頼まれたり、原稿を依頼されたりしたことはありませんか。

人前で話すというのは、ものすごいエネルギーを使います。

当然、脳がフル活動をします。

そこに集まる人の数、興味、関心など、あらゆることを考え、それにあった話をまとめなくてはなりません。

そのための情報も集めなくてはなりません。

今まで読んだことのないジャンルの本に、挑戦するということもあるでしょう。

期限が決まっていると、人間は俄然力を発揮します。

知っているからといって、あまりいいかげんな話はできません。

当然データをチェックします。

これが完璧な勉強法なのです。

教えることは学ぶこと

教えることが一番学ぶことだとかつて多くの先生方に言われました。

全くその通りです。

知らないことは喋れません。

あやふやなことを教えようとすると、どこかで破綻します。

生徒に見破られるのです。

これは怖いことですね。

スピーチなら、入念なリハーサルも必要です。

自分でビデオをとってどこが悪いのかをチェックします。

相手を楽しませるユーモアのセンスもいります。

そうこうしている間に、アウトプットの効用がじわじわと身体の中をかけめぐるのです。

ことによると、身体を動かすのよりも大切ですよ。

脳 photo

なにより、まず脳活です。

もちろん、それが収入に結びつくなどという大それた野望は抱かないこと。

むしろ、友人が増えると考えてください。

人の縁は不思議なものです。

必ず、自分のことを褒めてくれる人や、一緒に何かをしたいという人があらわれます。

今なら、「いいね」をポチッとしてくれる人のことでしょうか。

それがシルバーの財産なんです。

いい仲間が増えますよ。

当然、家に引きこもっているばかりという訳にはいきません。

お声がかかります。

たった1つのアクションが次のアクションを呼ぶのです。

まさにアクションの連鎖です。

とにかく面白い人になる。

これを目標にしてください。

落語でアウトプット

ここから少しぼくの話を書きます。

リタイアする数年前にはじめた落語が今ではぼくの楽しみの最大のものになりました。

退職 photo

最初は本当にやっていけるのかと不安でしたが、もう10年。

その間に、どれほどの人とご縁を得たことか。

高座数は数えていないので、わかりません。

かけた噺の数は50を越えていると思います。

住んでいる地域以外にも足を伸ばしました。

今までで一番驚いたのはお亡くなりになった方の枕元で落語をやってもらえないかというオファーをいただいたことです。

これはあまりにも畏れ多いので丁重にお断りいたしましたけれど…。

ことほどさように、お声をかけていただければ、どこにでも馳せ参じております。

覚えるのはインプットだろと言われれば、全くその通りです。

しかし高座百遍という言葉もある通り、お客様の前で恥をかきながらやってみて、はじめて自分のものになるのです。

これを噺が腹に入るといいます。

完全に自分のネタにするためには、アウトプットが絶対に必要です。

間違えてもいいのです。

それをその次にリカバリーする。

その繰り返しが今のぼくを支えてくれています。

30分もある長い噺をどうやって覚えるんですかとよく聞かれます。

とにかく覚えるんです

頭からバリバリと噛み砕いて覚えます。

泣きながら覚えます。

かつては2週間に1本ずつ覚えました。

あんまり熱中しすぎて、職場に遅刻しそうになったこともあります。

好きだからできるんです。

楽しいからできるんです。

そうでなけりゃ、あんなに手間のかかることがやれる訳もありません。

家でも稽古をする時は、ボイスレコーダーで録音します。

どこが悪いか、どこの間を変えたらいいのか。

何度も聞きます。

そうして自分のものににしていくのです。

近々、知人のお嬢さんの結婚式で一席頼むというオファーも入っています。

落語にはやたらとめでたいのから、涙なしには聞けない人情噺まで揃っています。

お客様の数よりも、その場の空気を読むのが一番難しいですね。

これこそが経験です。

噺家に上手も下手もなかりけり。行く先々の水にあわねば。

昔の人はうまいことをいったもんです。

シニアにとって必要なのは、アクティビティです。

動くのをやめてはいけません。

おしゃべりもいいですね。

無料 photo

無料です。

落語はただ喋る。

終わった後の爽快感は、やった人にしかわかりません。

受けなかったときの苦しさも同様です。

朋有り、遠方より来たる。

必ず、似たような人が集まります。

そして自分を生かしてくれる場ができます。

その楽しみのためにアウトプットを続けるというのは意味のあることじゃないでしょうか。

好きじゃないとダメ。

無理をしてもダメ。

どこまでも自然体でいくということがアウトプットの大前提であることはいうまでもありません。

いくら頑張ってもなんのポストもありません。

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それより引退後も人が集まってくるということが一番大切なのです。

お金にもなりません。

それでも好きなら続けられるのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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