ノート 【落語・千両みかんと勝者の呪い】モノの価値は需要と供給という論理の奴隷 「千両みかん」という落語があります。たった1粒のみかんが千両もしたなんてと思いますが、真夏にどうしても食べたかった人にとっては、それだけの価値があったのです。冷蔵設備もなにもない時代の話ですかね。そこから経済のしくみを考えます。 ノート
学び 【セレンディピティ】価値ある楽しいものに出会う確率は無限です【語彙】 セレンディピティという言葉はあまり聞きなれないかもしれません。しかし科学の世界ではよく使われます。想像もしなかった結果が飛び出す僥倖の瞬間をさすのです。しかしこの表現は、今日の私たちにとって、最も必要な言葉なのかもしれません。 学び
本 【養和の飢饉・方丈記】歴史の証言として価値の高い章段【鴨長明】 『方丈記』の中には歴史的な記述がいくつもあります。その中でも有名なのが、養和の飢饉の記述です。多くの人が亡くなった様子が、生々しく記述されています。おりしも末法思想が広く信じられていました。人々の心の中はどのようだったのでしょうか。 本
本 【おじいさんのランプ・宇野常寛】ネット時代のメディア論は沁みる メディアの変化があまりにも激しいです。以前のような紙媒体の書籍に意味があるのかどうか。かつてランプを売っていたおじいさんが、電気に負けたのと同じことが、今世界中で起こっています。文字の持つ意味さえも変化しつつあるのです。 本
学び 【子供と玩具】遊びの本質はどこにあるのかを考える【想像力の価値】 子供と玩具について考えてみましょう。どんなおもちゃでも子供は喜びます。しかししばらくすると飽きてしまうタイプのものと、ずっと遊んでいるものとに分かれてきます。それはなぜなのでしょう。そこに謎がありました。想像力の価値です。 学び
本 【ガリバー・アリス・猫】読者が価値を決める【古典論・外山滋比古】 風刺小説として書いた『ガリバー旅行記』がいつの間にか童話に変質しました。童話として書いた『不思議の国のアリス』は文学書になりました。誰がそれを決めたのでしょうか。まさに時の流れと人々の心です。不思議なメカニズムについて考えてみましょう。 本
小論文 【高校入試小論文】過去問を合格できるまで深掘りする【言葉・AI】 過去問をチェックすることは大切です。毎年形をかえて出題されるからです。過去5年分の問題には必ずあたること。今回は都立立川高校の問題を取り上げます。進学指導重点校の問題はどこも難しいです。きちんとテーマの核心を捉え書けるように練習してください。 小論文
ノート 【豊かさ】スペックゼロのゆとりが格付け社会から降りる最善の方法 本当の豊かさとは何でしょうか。他人と比較してしまう日常から幸せがやってくるのでしょうか。現代は格付け社会だと言われています。いいねをもらうために、どれほどの無理を重ねていることか。マウンティングと呼ばれる示威行動も、数多くみられるのです。 ノート