【梶井基次郎】短編・檸檬は鋭敏な感受性に裏打ちされた抒情的童話

梶井基次郎の短編『檸檬』は国語の授業で取り扱われる作品です。彼の他の小説を読むチャンスはあまりないのではないでしょうか。31年の短い生涯の中で何に苦しみ、何を描き出そうとしたのか。それをじっくりここで検証していきたいと思います。
小論文

【小論文】独りよがりの指示語を説得力のある語句になおせばOK!

小論文を書く時、1番注意することは曖昧な表現を使わないこと。独りよがりの指示語はダメです。必ず説得力のある語句になおすこと。誰が読んでもなるほどと納得してくれなければ、合格答案にはなりません。教育と格差の問題を論じながら一緒に考えましょう。
小論文

【小論文】論拠の説明スキルには空間配列のルールを使えば絶対満点!

論拠を説明する時には、大きい情報から小さい情報への順で並べていけばいいのです。空間配列のルールを知っていれば悩む必要はありません。今回は環境問題をサンプルにして、どう文章を構成すればいいのかを考えました。文章の抽象度にこだわってくださいね。
小論文

【小論文の方法】字数が足りない時に分量を調節するテクニックはこれ

小論文を書いている時、どうしても言葉が出てこなくなる瞬間があります。そういう時に一番役に立つ表現が「たとえば」です。自分の経験などを前面に出せば、必ず文字数の分量が増えます。筆者の立場に対して反対の立場にたってみるのも1つの方法ですよ。

【芥川龍之介】黒澤明監督の映画・羅生門の原作は全く別の短編だった

芥川龍之介の名作『羅生門』は誰もが高校で習う小説です。同じタイトルで映画を撮ったのが名匠黒澤明監督です。しかし厳密にいうと、映画の「羅生門」は芥川の別の短編『藪の中』をメインにして描いたものです。2つの作品で事実はどう扱われたのでしょうか。
小論文

【小論文】キーワードを図解的に示しチャート化してから書き出そう!

小論文を書く時、最初にすることはブレインストーミングです。キーワードをまず集めます。そして線で繋いでください。バラバラだった言葉に関係が生まれます。一番太くなったところが最大のポイントです。関連性を十分に意識して書き始めてください。
ノート

WordPress・プラグインはいくつまでなら速度が落ちないの?

WordPressにはプラグインが絶対に必要です。しかしその数は次第に増えていきます。いくつまでなら速度は落ちないのでしょう。サイトの読み込みを早くするための方策は。画面の読み込み、ソースの内容、キャッシュに勝つプラグインはこの3つです。

【谷崎潤一郎】名作・細雪は滅びの哀しみを美に昇華した昭和の金字塔

谷崎潤一郎の『細雪』は滅んでいく家を舞台に4姉妹の日常を描いた小説です。衰退していく家を絢爛たる美で包む筆致は他の追随を許しません。哀しみとともに、その華麗さに酔いしれてしまいます。日本人が好む『平家物語』『源氏物語』に通ずる美の系譜です。
ノート

落語・金明竹の言い立てはディスコミュ予備軍の脳トレ訓練にぴったり

落語「金明竹」は言い立ての有名な噺の1つです。途中に出てくる上方弁の台詞は実にユニークです。全てが有名な古道具のオンパレードです。1度調べてみてください。コミュニケーション不全に悩む世代にとっては、脳トレの1つにもなるのではないでしょうか。
小論文

【小論文の作法】やってはいけない絶対NGな3つのパターンはこれ!

小論文の試験でこれだけはしちゃダメというパターンを取り上げました。制限字数に足りないもの、論理性のないもの、誤字脱字・ら抜き言葉・若者言葉などは絶対NGです。こうした点に注意して文章を書けば合格答案間違いなし。頑張って身につけてくださいね。
ノート

【怪談噺】牡丹灯籠は最高に怖くて人間の欲望丸出しの落語だった!

怪談「牡丹灯籠」は大変に有名です。とても怖い話です。人間の欲望がそのまま丸出しになっているのです。とくに色と欲との関係が赤裸々に描かれています。人間の弱さと言えるのかもしれません。落語の素話でここまで怖いというのは、芸の力そのものです。
小論文

【医療系小論文】インフォームド・コンセントで患者の自己決定を優先

医療系小論文において、インフォームド・コンセントは大切なキーワードです。日本語では説明と同意と訳します。患者があらゆる場面で自分の意志を前面に出すのが基本です。医療者は患者の背後から支援する立場を忘れてはいけません。3つの因子を解説します。
小論文

【小論文】傍観者の姿勢を捨て当事者意識を持ってテーマにぶつかる

小論文を書く時一番大切なことは当事者意識です。けっして傍観者になって一般論を語ってはダメです。つねに自分の立場から発想すること。そうするだけで文章に勢いがつき、力強く説得力が増します。少子化、晩婚化について具体的に書き方の方法を考えました。
ノート

【落語】黄金餅の抜け感と絶品の道中付けは古今亭志ん生の独壇場

落語「黄金餅」は暗い陰惨な噺です。しかしそれを明るく独特の抜け感で表現したのが、名人古今亭志ん生です。絶品の道中付けはいつ聞いても楽しいです。坊主のいいかげんなお経とあわせて、この噺の骨格を形作っています。貧乏長屋のエネルギーも全開ですよ。
小論文

【医療系小論文】安楽死と尊厳死のテーマをどう深掘りして書くか

医療系小論文には難しいテーマが多いです。特に安楽死と尊厳死、臓器移植と脳死です。それぞれがリンクしあっています。それぞれの民族が持つ倫理観は非常に複雑で、簡単には解答できません。しかし小論文のテーマとして出題されるケースが多いのです。
ノート

Pixabay・ブロガーに優しい著作権フリー画像の神サイトはこれ

記事を書いたらいよいよ写真が必要です。この時大切なのが著作権フリーかどうか。自分で撮影した写真ならば問題はありません。しかしいつもはね。そんな時にブロガーを助けてくれるのがPixabayです。強力なプラグインもある神サイトそのものです。