初対面の人との会話
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
今回は1番緊張する初対面の人との会話をどうスムーズに運ぶのかについて考えましょう。
このテーマは難しいですね。
誰だっていつものようにサラリとやってのけたいものです。
ビジネスならば、商用にかこつけてなんとか話題を運ぶことも可能です。
しかし純粋に何も利害関係がない場合はなかなか大変です。
会話を自然に運べる人はどんな工夫をしているのでしょう。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2020/03/undraw_hang_out_h9ud-1024x721.png)
トークの上手な人はどんな人でしょうね。
基本はなんといっても相手への共感力が強い人。
このタイプの人には絶対に勝てません。
いつの間にか、懐に入ってしまう。
猫みたいなもんです。
腕に抱かれてゴロニャーゴと鳴いてます。
こんな風になれたらいいです。
どんな人がそういう風にできるのか。
イメージがわきますか。
共感力なんて言われても、そう簡単にはいきません。
明石家さんまさんですか。
笑福亭鶴瓶さんですか。
ぼくはやっぱり鶴瓶さんの方に軍配を上げますね。
なんといってもあのふにゃりとした感覚は誰にでもできるものではありません。
大阪弁の持つ特有の柔らかさもあります。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/08/くま_1567152640-1024x762.jpg)
すぐ相手の懐に飛び込んじゃう。
そして悪い気にさせない。
相手はいつの間にか、彼のペースで話をしています。
ちっとも用心しなくていいんですね。
素のままで応対してくれる。
彼は話をとにかくよく聞きます。
自分から積極的に喋るさんまさんとは、タイプが全く違います。
計算をみせない
もちろん鶴瓶さんだって、ちゃんと計算はしています。
しかしそれを相手にみせないというところがトークの基本なのです。
黒柳徹子さんもそうですね。
まず喋らせる。
下調べはすごいものがあるそうです。
相手の書いた本があれば、必ずそれを読んでおく。
どこがポイントなのかをあらかじめ掴んでおくワケです。
ここが急所というところをさりげなく出す。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/06/54e5d044495baa14ea898675c6203f78083edbe352557749712f7e_640_学生.jpg)
共感を示された相手は、なんにも身構えることなく嬉しそうに話してくれます。
もちろん、失敗談も喜んで。
そこにいつもと違う表情が出る。
テレビは反応がストレートですからね。
ウソも本当も全部顔に出ちゃう。
阿川佐和子さんもおんなじです。
彼女のベストセラーに『聞く力』という本があります。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/06/55e1d7444350a414ea898675c6203f78083edbe35752794c722b79_640_お客.jpg)
お読みになりましたか。
とにかく聞くのです。
それも敬意を態度で示しながら。
80%は相手に喋ってもらいます。
自分は20%でいい。
ひたすら共感するのです。
相手を疲れさせてはダメです。
話が途切れそうになったら、話している内容に添った自分の失敗談をさりげなく挟むとか。
そうすれば、また相手はそういえばこんなことがあったといって、次の話をまたしてくれるはずです。
トップセールスマンの極意
営業力のあるセールスマンは、自分からはほとんど喋らないそうです。
相手の話をとにかく共感しながら聞く。
そうしている間に信頼感が増していきます。
買うのなら、この人から買おうということになります。
その人が他の店に移っても、やはり指名をするということになるのです。
腕のいい美容師さんみたいなもんですね。
自分のお客さんを持っている。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/undraw_dream_world_cin1-1-1024x817.png)
これが1番の強みです。
初対面の人と話す時は本当に緊張するものです。
ましてや初対面ですから、相手のプロフィールが見えません。
何に興味があって、どこが急所なのかなんて、さっぱりわからないのです。
それでも会話をはずませなくてはならない。
さてどこから切り出しますか。
あなたがセールスマンだとしてみましょう。
売りたい商品をすぐ目の前に広げますか。
答えはノーです。
そんなことをしたら、売れるものも売れません。
初対面の時は、まず人間関係の基本をつくることです。
自分への親しみを感じてもらう。
それには相手を理解しなくてはなりません。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/10/サービス_1572152916-1024x731.jpg)
1番大切なのは敬意と共感です。
なにから話せばいいのでしょうか。
相手もあなたのことを知らないのです。
鶴瓶さんのようにはいきません。
テレビ番組はカメラが回っているというある意味、特殊な環境です。
同じようにはいかないのです。
最初は天気・趣味・食べ物から
何が1番いいのかといえば、なんといっても天気です。
これだけでかなりの時間もちます。
町で知った人に会った時、なんて言いますか。
今日はあったかいですねとか、寒いですねとか。
やっと花が咲き出しまたねとか、雨が続いて鬱陶しいですねとか。
沈黙を破るにはこれ以上のネタはありません。
気象予報士ではないのですから、詳しい天気概況なんて知らなくてもかまいません。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/08/数字_1565482692-1024x682.jpg)
スマホにはかなり詳細な情報も載っているようです。
そんなの気にしなくて大丈夫。
自分のその時の気分で気楽に声をかければいいのです。
そこから趣味の話へ。
これはもう鉄壁です。
どんな人柄なのかがだいたいわかります。
人間は好きなものの話をしている時に、自分をさらけ出してしまうものなのです。
ここまでくると、かなりいろんなことがわかります。
![](https://suikyoblog.com/wp-content/uploads/2019/10/検索_1572080182-1024x399.jpg)
最後は食べ物ですかね。
好きなものと苦手なもので、出身地などの話に入っていければ最高です。
とにかく聞くことが大切です。
ただし刑事ではありませんから、ただ聞いているだけじゃダメ。
敬意と共感を全身で示すことです。
表情も仕草もとても大切な要素です。
しばらくしていれば、必ず楽しかったという感想を相手は持ってくれるでしょう。
笑顔で真剣に聞き入る。
この態度こそが、敬意の証しです。
人との出会いはすべて縁のなせる業。
そういう気持ちをもっていればいいのです。
一期一会のご縁を大切にしたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。