学び 【大学入試・記述式導入の顛末】泰山鳴動してネズミ1匹も出ず PISAの点数が低かったことから、日本では記述式試験の導入が盛んに議論されるようになりました。特にポイントになったのは英語の外部試験です。業者の行う検定試験をそのまま、大学入試の合否に利用するというものでした。その結論は…。 学び
ノート 【コミュニティ力】溜めの存在が貧困とおひとりさまを助けるのだ 貧困とおひとりさまの老後がこれからのキーワードかもしれません。それくらい高齢化社会の問題は深刻です。住所不定のまま、段ボールで寝ている老人たちも多いのです。個人主義の時代になり、行政も福祉サービスに集中できずにいます。 ノート
本 【100冊の本】時代とともに生き続けてきた文庫本の未来は 毎年、夏になると、新潮文庫やカドカワ文庫の100冊が書店の店先を飾ります。夏休みの読書感想文の題材ともなっているのです。しかし昨今は長い文章を書くのが苦手な人が増えています。そこでより短く手軽に応募できる形に変化しつつあるのです。 本
ノート 【エノラゲイ・黒い雨訴訟判決】人は本当に歴史に学んでいるのか? 黒い雨訴訟に最終判断が下されました。国は上告しないことを決めたのです。どのような意味を持つ裁判であったのか。その内容を簡単に説明しました。同時にワシントンのスミソニアン航空博物館で見た時の原爆投下機の記憶も追記してあります。 ノート
ノート 【パーティくらい難しいものはない】真実の心は細部に宿るのです パーティくらい難しいものはありません。どのような形式で何人くらい招待するのか。料理や飲み物は何を用意するのか。全ては主催者の美意識に委ねられています。それだけに内容をみれば、主賓となる人間の資質もみて取れるのです。誠に怖いですね。 ノート
学び 【スクーリング】カリスマ創始者を至近距離で見た日【教育の意味】 かつてPRの仕事をしてる時、ある大学のスクーリングを訪れたことがありました。教員免許をとるための対面型授業です。どうしても教師になりたいという気持ちが強い人々が集まっていました。そこへ登場したのが創始者であり学長だったその人です。 学び
ノート 【讃美歌】穏やかな音楽の響きに祈りの心が目覚める【タイタニック】 讃美歌クリスチャンという言葉がありますね。キリスト教徒ではなくても讃美歌を好む人のことです。どの曲もとてもきれいな響きを持っています。聞いているだけで敬虔な気持ちになることができるのです。どんな曲をご存知ですか。 ノート
ノート 【演出家・蜷川幸雄】想像力の力で生の苦しさから逃れようと試みた男 演出家、蜷川幸雄が亡くなってから5年が過ぎました。時の経つのははやいものです。彼が作り出した多くの演劇は、今でもたくさんの人に強い影響力を及ぼしています。特に若い俳優にとって、そこで学んだことの大切さははかり知れません。 ノート
ノート 【真贋・小林秀雄】本物を見抜く目を養うために虚心で生きる覚悟を 評論家、小林秀雄の著作はどれも大変に味わいの深いものぱかりです。それは彼が直感的に美の本質を見抜くタイプの人だったからなのです。確かに文意を読み取るのは難しいです。しかしそこには深い含蓄があるのです。富岡鉄斎に関する話をご紹介しましょう。 ノート
本 【法隆寺を支えた木】宮大工の神髄がこもった名著に心洗われる 『法隆寺を支えた木』という名著を御存知でしょうか。薬師寺西塔を建立した宮大工、西岡常一の本です。読んでいるだけで、厳粛な気持ちになります。1000年の時を生きる建物をつくるということの意味を考えさせられるからです。 本
本 【鴻門之会・項羽と劉邦】この章段を読むと漢文に100倍の親しみが 「鴻門之会」は稀有な物語です。漢文でもこのあたりまでくると、かなり面白く、興味をそそられます。勉強が楽しくなるのです。歴史の醍醐味と合わせて、さらに学びたくなる所以です。是非、チャンがあったら、司馬遼太郎の本も手にとってみてください。 本
本 【土佐日記・紀貫之】仮名で書きたい一心から女だと名乗った男の日記 古今集を編纂した紀貫之の日記を読みましょう。当時の男性貴族はみな漢字で日記をつけました。しかし彼はなんとしても柔らかな仮名を使ってみたかったのです。そこで自分が女性だという仮託のもとに、全てひらがなで日記を著しました。ユニークですね。 本
ノート 【女の一生・杉村春子】文学座はこの戯曲とこの女優の存在で花開いた 文学座が誇る女優が今は亡き杉村春子です。独特の味わいを持った俳優でした。代表作は数多くありますが、やはり「女の一生」でしょう。布引ケイという数奇な運命を背負った女性の一生を描き出しました。生涯にわたって947回も公演をしたのです。 ノート
ノート 【人間の品格】タレント気分で隠語を使わないのがイキ【野暮はNG】 最近の若者はタレントの使う表現をよく口にします。その方が会話がはずむのでしょう。しかしその度に人間としての品格を落としているのです。どういう言葉を使うのかというのは、想像以上に大きな問題です。粋な大人になるために学んでください。 ノート
ノート 【比較文化論】滝と庭について考えると東西の違いがわかる【自然観】 文化を比較するには何を研究したらいいのか。アプローチの方法はたくさんあります。音楽、美術、歴史などから入るのもいい方法です。もう1つ、自然観の研究はどうでしょう。庭の作り方、滝や噴水に関わる考え方の差にも大きな意味があります。 ノート
小論文 【小論文】どう書いたらいいかわからない人への特効薬【キーワード】 小論文をどう書いたらいいのかわからないという人がたくさんいます。参考書を読んでも、実際に書き出すと先へ進めなくなってしまうのです。どうしたらいいのか。キーワードを1つだけ覚えておいてください。それを使うだけで、テーマが近くに寄ってきます。 小論文