ノート 【大離職時代】コロナ禍で人々は人生の意味を真剣に考え直し始めた アメリカは大離職時代を迎えているそうです。多くの人が自分の人生を考え直したということでしょうか。日本でもそれは同様です。離職までは考えないとしても、コロナ禍は多くの人々の心の中を確実に変えました。大きな価値観の転換が起こったのです。 ノート
学び 【国語教科書・小説5本】文科省の指示を守った正直者がバカを見た 文科省の通達をそのまま信じて小説を入れなかった教科書会社が憤っています。第一学習社だけが小説を5本も入れて、検定を通ったのです。この不平等はどこから起こったのか。その問題点を追及してみました。必読です。 学び
ノート 【黙食・黙働・黙打】口を開いてはいけないことの辛さ【身に沁みる】 黙食・黙働・黙打という言葉を知っていますか。全て口を利かずにする行動です。人間は常に誰かとコミュニケーションをとって生きている感情の動物です。それなのに黙ってしなければならないのは、あまりにも苦しすぎます。 ノート
本 【三顧の礼・三国志】劉備玄徳が諸葛孔明を迎えるためにした礼の奥義 三国志は本当に面白い読み物です。日本でも多くの作家が挑んでいます。横山光輝は60巻に及ぶ漫画を描きました。その中によく使われる表現「三顧の礼」があります。劉備が諸葛孔明を自分の参謀にと願った時の礼の究極の姿なのです。 本
本 【捜神後記・陶淵明】1匹の犬が2度も主人公の命を救ったという奇譚 陶淵明の怪異譚『捜神後記』の中から珍しい話を1つ紹介しましょう。高校では選択科目でしかやらないと思われます。このような類の話は読んでいると実に不思議な感覚になるものです。中国にはこうした怪異譚の系譜がたくさんあるのです。 本
ノート 【落語・ことばあそび】日本語の持つ音の魅力を堪能【人気3演目】 日本語は実に面白い構造を持っています。同じ音で意味が全く違う表現ができるのです。そういった特性を持つ言葉を主題にして落語があります。「しの字嫌い」「ん回し」「山号寺号」がそれです。ちょっと声に出してみてください。楽しいですよ。 ノート
本 【奥の細道・平泉】芭蕉の視線の彼方には杜甫の漢詩・春望が見えた 『奥の細道』の中でも「平泉」はとりわけ表現のみごとな段落です。その理由は背景に杜甫の詩を連想させるからです。「春望」の世界をイメージしながら、この段を読むと、格別の感慨があります。松尾芭蕉は有名な俳句をここでつくりました。 本
小論文 【小論文・生活保護】コロナ禍で失業者と高齢者に世間の目が厳しく 小論文のテーマとして生活保護を扱うケースがあります。グラフや資料を見ながら、問題点を探るという内容が多いようです。コロナ禍で失職した人や高齢者が受給者になりつつあります。どのような論点があるのか。その内容をチェックしてみましょう。 小論文
ノート 【フェルマーの最終定理】超難問がおまけで解けたというクールな話 フェルマーの最終定理を御存知ですか。350年間、誰も解けなかったのです。本当に苦労してやっと答えがみつかりました。ところがつい最近、全く別の方法で解法がみつかったのだよ。 ノート
小論文 【小論文・特訓】上達するためのトレーニング方法はこの3つでOK 小論文をうまく書けるようになりたい。誰もが同じことを考えます。しかしそう簡単ではありません。具体的にはどうしたらいいのか。そのための方法をお教えします。特別に難しいことではありません。大切なのは毎日続けることです。それだけなのです。 小論文
本 【高瀬舟・森鴎外】弟殺しの罪人は微笑んで島流しの刑に【青空文庫】 森鴎外の小説『高瀬舟』は中学校時代に習う作品の1つです。そこでは安楽死の是非が語られます。死ぬことが確実にわかっているのにいつまでも苦しませておくことは許されるのかという大きな医学上の問題です。さらに道徳的なテーマでもあるのです。 本
本 【やめて幸せになる100のこと】好きなように生きたらいいじゃない 人生は複雑です。簡単にやめることのできないこともあるのだよ。とはいえ、いろいろ考えていると、やめたいなあ、と思う。誠に面妖なものなんです。それが生きるということだ。 本
小論文 【小論文・不登校】深刻な社会問題で課題が山積【自己肯定感の獲得】 不登校の問題は深刻です。その背景は多岐に渡っています。簡単に解決のつくような問題ではありません。基本は自己肯定につきます。自分への自信をどのように身につけていくのかが、最も大切です。そのためにはどうすればいいのか。考えてみましよう。 小論文
本 【風の歌を聴け・村上春樹】真に孤独な作家は処女作に向かって進む 村上春樹の処女小説『風の歌を聴け』は不思議な魅力に満ちた作品です。登場人物たちの言葉にどのような意味があるのか。その1つ1つを解きほぐしていくことで、作家の内面にせまることができます。彼が何を感じ、考えているのかを探ってみましょう。 本
本 【ありがたきもの・枕草子】清少納言の観察力にはただ脱帽するのみ 清少納言の『枕草子』には鋭い観察力があふれています。とくにものづくしの段は秀逸です。今回は「ありがたきもの」を読みましょう。滅多にないものという意味です。人の悪口を言ったり、噂をしたり、仲違いをしたり。人間関係は厄介なものです。 本
本 【山椒魚・井伏鱒二】寓話にこめられた生存の苦悩【自意識と虚勢】 井伏鱒二の代表作『山椒魚』はどのようにも解釈できる寓話です。いわゆる人間の自意識を扱った作品とも読めます。また現在の引きこもりなどの現象を考える時の参考にもなります。いろいろな議論のたたき台になる作品です。一読をお勧めします。 本