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【表現のヒント】デッサンが確かで余白のある文章を簡潔にまとめる

うまい文章とはどのようなもののことをいうのでしょうか。1番大切なのはリズムです。言葉の抑揚と間が悪いと、内容が読んでいる人に伝わりません。直球以外に変化球も必要なのです。脂身の多い文は嫌がられます。論理性とのバランスをつねに心がけてください。
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【サッカーと資本主義】禁欲の思想がオフサイドのルールを作った

なぜサッカーにはオフサイドというルールがあるのか。イギリス発祥のラグビーにも同じようなルールがあります。しかしアメリカ人の好むバスケットボールにはありません。この違いをマックス・ウェーバーの社会学から読み取ろうとする教材があります。
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【問題提起のカギ】NOを前面に出して対立軸への注目を一点に集める

問題提起は難しいです。かなりの技量を必要とします。しかしここぞという時は果敢に攻めてください。課題文にNOをつきつけることも可能です。ただし十分に内容を理解して書かなければダメです。うまくいけば、評価が一気に高くなります。
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【日本人の美意識】我々は何を美しいと感じてきたのか【高階秀爾】

日本人は何を美しいと感じて生きてきたのでしょうか。西洋の美術と東洋の美術との違いは何でしょうか。それを比較しながら考えていけば、日本人の民族性も理解できます。基本は「うつくし」という概念です。どのようなものが日本人にとって美しいのでしょうか。
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【人はなぜ学ぶのか】明日死ぬとわかっていても勉強したいワケ

人はなぜ学ぶのでしょうか。永遠のナゾですね。明日死んでしまうかもしれないのに、それでも勉強するのです。どうしても理由が知りたくなりませんか。一般教養の大切さとは。いつかきっと役に立つ時があります。読書の喜びもかけがえのないものなのです。
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【マジョリティ・チェックの重要性】差別の深層を学び人権感覚を養う

マジョリティであれば、それだけで最高の権力を得たことになります。あなたの前には自動で開かれるドアがあるのです。なんの差別もなく結婚や就職ができます。しかしその一方でマイノリティの場合、次々と道は閉ざされていくのです。その構造を探りましょう。
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【新型入試・総合型・推薦】ポートフォリオ提出に潜む格差社会の現実

新学習指導要領がいよいよ高校でも始まります。それにあわせて入試もさまざまな改革が予定されています。その1つがポートフォリオです。自分史を作り、それをデジタル化していく作業のことをさします。しかし格差社会の中で効率的に運用できるのでしょうか。
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技術的特異点・シンギュラリティは本当にくるのか【2045年問題】

シンギュラリティは本当に来るのでしょうか。予想では2045年がその日です。人間は人工知能にとってかわられ、彼らが支配する時代がやってくるのです。人間の存在価値はどうなるのでしょうか。アイデンティティは守れるのでしょうか。考えてみて下さい。
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【杉田敏ロス】人間としての魅力にあふれたビジネス英語講座の30年

30年間にわたって続いた実践ビジネス英語のラジオ講座がついに終わってしまいました。誠に残念です。杉田ロスになってしまっている人が多いと聞きます。彼の英語力だけでなく、人間味あふれる語り口調は、多くの人に愛されました。その秘密をさぐってみます。
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【ジェンダーフリー・120位】ガラスの天井は日本人の心の中にある

ジェンダーフリーのテーマは2022年度入試のハイライトになります。日本の後進国性をどうリカバリーしていくのか。そのための方法は何かを論じる問題が多く出題されることだろうと予測されます。世界で120位といわれただけで、めまいすら覚えるのです。
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【日本語の難しさ】象は鼻が長いという表現は難解千万です

日本語を外国人に教えるということは至難の業です。普段、なにげなく使っている時は気にもしていないのに、いざ文法を教えようとすると、こんなに複雑な言葉なのかと気づかされます。言葉はコミュニケーションの基本です。ことに格助詞の使い方は難しいですね。
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【高校の教科書から文学が消える】現代文の入試傾向から推論すると

高校の教科書から文学が減りつつあります。2022年度の新カリキュラムではさらに減少していくでしょう。受験校では特に入試問題に特化した授業をしなくてはなりません。そのために「文学国語」の選択科目をとらなくなる可能性が濃厚です。
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【地域格差】学力は住環境や文化意識によって左右されるものなのか

地域格差や文化格差は厳然として存在しています。問題はそれが学力に大きく反映されることなのです。実感を持った進路指導などはなかなかに難しいのです。都会の環境はインターネットなどの知見を超えて、生な認識をもたらします。それが大きな差を生むのです。
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【コロナ・SDGs】飢餓・貧困の撲滅は達成可能か【パンデミック】

SDGsの目標とコロナ禍との関係をどうみればいいのか。難しい問題です。2030年までに達成するはずの目標が次々と挫折しています。それだけ飢餓と貧困が広がっている状況なのです。ワクチンの接種は富める国と貧しい国とをあぶりだしてしまいました。
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【高校中退】家族・環境は選べないという厳粛な現実とその後の人生は

高校中退者の現実を考えました。以前よりバイパスルートがかなり増えてドロップアウトする生徒は減っています。しかし貧困や不登校などの原因をずっと引きずったまま高校へ入学するケースもあります。自分自身を律することは容易ではありません。
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【9才の壁・国語力】勉強のつまずきはここから始まる【帰国子女】

よく9歳の壁という言葉が使われます。この時期から急激に勉強が難しくなるのです。複雑な思考を伴い、高度な国語力が要求されます。漢字の読み書きも数学も抽象的な内容のものが主になります。アイデンティティが確立し始めるのもこの頃なのです。