【チャットGPT・急速進化】利用者1億人を突破した生成AIの真の実力は

学び

チャットGPT

みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、すい喬です。

今回は再びチャットGPTについて考えます。

このアプリは発表されてから、わずか半年しかたっていません。

それなのに利用者数の伸びは、とどまるところを知らないのです。

1億人をすでに超えたとか。

「史上最速で普及したアプリ」と言われています。

トライアル版は無料です。

月額20ドルの有料版では回答の精度が高い最新版「GPT4」が利用できます。

チャットGPTはネット上のデータを次々と呑み込み、日々巨大化しています。

アメーバーが自然増殖するイメージを想像してください。

あれと全く同じです。

ビッグデータを次々と内部に咥えこんでいるのです。

高速計算機は数千億個の単語を、事前に学習していたといわれています。

先読み機能をともなった文脈の回答を試みることも、可能になりつつあります。

その勢いはどこまで進むのでしょうか。

創造的な活動も含めて、あらゆる人間の行為の領域に入り込んでくることは間違いがないでしょう。

テレビによれば、裁判の判決でAIが活躍する場面が報告されていました。

チャットGPTの特徴は、直近のデータを強く読み込む傾向が強いそうです。

その弱点を改良したことで、ほぼ人間の行う判決と齟齬がないということが判明しました。

マスコミの持つ懸念

日本新聞協会も報道に対する利用方法に関しては、懸念を表明しています。

多くのマスコミ各社が不安を感じているのです。

民主主義と公正な報道の在り方との関連に、問題があってはならないという立場です。

無秩序な利用が加速していくことで、報道の体質が脆弱化し、経営にも影響を及ぼすのではないかという危惧を抱いているのです。

チャットGPTの弱点は何かと言われたら、事実関係の正しさを検証するシステムが存在しないということです。

誤ったデータを大量に使うことで、内容が限りなく不安定になる可能性があります。

つまり情報を収集する方法が、まだ不十分だということです。

このまま実用化が進んでいけば、当然クリエイティブな範疇にまでパワーが及ぶでしょう。

小説や音楽や舞台、作詞、作曲にまで裾野が広がることは間違いありません。

チャットGPTは、ソフトやサイトを作り出す能力も持っています。

プログラミングのコードも簡単に生成できてしまうのです。

マイクロソフトもグーグルも検索エンジンにAIを装備しました。

可能性の裾野がどこまで広がるかは未知なところも多いのです。

そこで今回、幾つかの問いをチャットGPTに投げかけてみることにしました。

問題の幅を少し広げて、どの程度の実力を持っているのか、検証してみたいと思ったのです。

結果は以下の通りです。

ぜひ、あなたも試みてください。

この程度のことしか回答できないのかと、笑ってしまうことも可能です。

しかし彼らは日々、進化しています。

そのことだけは忘れてはなりません。

この回答はトライアル版によるものです。

最新版「GPT4」も試してみたいものです。

今や、教育機関だけでなく、行政での利用も視野に入りつつあります。

侮っているだけではダメです。

シンギュラリティ

シンギュラリティの可能性について訊ねてみました。

いよいよその日がやってくるという意見があります。

AIが人間を超えると言われている状況です。

実際にその日が来るのかどうか。

以下がその回答です。

シンギュラリティの可能性はあるのでしょうか。

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シンギュラリティ(Singularity)は、人工知能(AI)が指数関数的な成長を遂げ、人間の知性を超える時代を指す概念です。

シンギュラリティの具体的な時期や形態については、予測や意見が分かれています。

以下に、シンギュラリティの可能性に関する一般的な考え方をいくつか紹介します。

シンギュラリティは未来の予測であり、確実なことではありません。

シンギュラリティが実現するかどうかは、科学技術の進歩や社会的な要因など多くの要素に依存します。

シンギュラリティの可能性は、技術の進歩によって高まっています。

AIの発展やコンピュータの処理能力の向上、ロボット工学、遺伝子工学などの分野における進歩が、シンギュラリティの到来を促進する可能性があります。

シンギュラリティが実現すれば、人間の知性を超えるAIが登場し、自己進化や自己修復が可能となるかもしれません。

これにより、技術や科学の進歩が指数関数的に進み、人間の能力や社会構造に大きな変革をもたらす可能性があります。

シンギュラリティには様々なリスクや課題も存在します。

例えば、AIの制御不能性や倫理的な問題、労働市場の変化、プライバシーの喪失などが挙げられます。

これらの課題を適切に解決しなければ、シンギュラリティの到来は混乱や問題を引き起こす可能性があります。

総括すると、シンギュラリティの到来やその可能性は未来の出来事であり、確定的な予測はできません。

しかし、技術の進歩やAIの発展により、シンギュラリティが実現する可能性が高まっているという意見もあります。

この問題については、科学者、技術者、倫理専門家などが研究やディスカッションを通じて進展を図っています。

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一読して、どのくらいのレベルだと感じますか。

まだ一般論のレベルにとどまっているというのが、ぼくの意見です。

あるいはAI自身が人間を超える瞬間を知っていながら、それをまだ口にしていないのかもしれません。

別れの曲

悲しい別れの歌を作曲してもらおうと考えました。

作詞能力がどの程度あるのかをチェックしたかったのです。

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悲しい別れの演歌ですね。

以下は、悲しみや寂しさを感じさせるテーマを持った演歌の作曲例です。

歌詞に合わせてメロディを構築していただければと思います。

別れの時が来たと 知っていたけれど
心が痛み 涙が溢れる
二人の思い出 握りしめている
遠い日の笑顔が 胸に焼き付いて

さよなら 言わずに
別れたくなかった 僕だけが
あなたを忘れることは できない
心の奥底に ずっと残る

時が流れても 思い出は変わらず
愛したこと 後悔はしない
いつかこの痛みも 癒えることを信じて
新しい道を歩む 勇気を持って

この作曲例は参考としてお使いいただければと思います。

歌詞とメロディを合わせて、あなた自身、感情が伝わる悲しい別れの演歌に仕上げてください。

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平凡ですね。

この歌詞ではヒットする可能性が著しく低いと思われます。

特異な感性の光がどこにもみえませんからね。

合格小論文

合格できる小論文とはどのようなものか、訊ねてみました。

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合格できる小論文は、与えられたテーマに関して明確な論点を持ち、論理的な展開と具体的な根拠を用いて主張を支持することができる論文です。

以下に、合格できる小論文の特徴をいくつか挙げます。

1.明確な論点: 小論文は、明確な論点や主題を持つことが求められます。

論文の最初に、読者に対して論文の焦点となる問いや主張を明示することが重要です。

2.論理的な展開: 小論文は、論理的な構造を持つ必要があります。

論点や主張を明確に提示し、それに対する論拠や証拠を順番に示していくことで、読者に説得力を持った論文を提供することができます。

3.具体的な根拠: 主張を支持するために、具体的な根拠や例を挙げることが重要です。

一般的な主張だけではなく、データや統計、専門家の引用など、信頼性の高い情報源を用いて主張を裏付けることが求められます。

4.調査・研究の結果を活用: 小論文は、調査や研究結果を活用することで、より信頼性の高い論文にすることができます。

適切な文献やデータを引用し、それらを分析・解釈することで、自分の主張をより具体的かつ客観的に裏付けることができます。

5.適切な文体と表現: 小論文は学術的な文体を用いることが求められます。

文法や表現に注意を払い、正確かつ明確に自分の意見や主張を表現することが重要です。

また、論理的な接続詞や適切な段落構成を用いて、読みやすく整理された論文にすることも重要です。

以上が、合格できる小論文の特徴です。

これらの要素を考慮しながら、テーマに関する深い考察や自分の意見を織り交ぜながら、論理的かつ説得力のある論文を書くことが大切です。

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この文章を読んで、本当に合格する小論文が書けるようになるとは思えません。

これで書ける人は、もっとはるか以前に、すばらしい小論文を完成させているはずです。

今回のトライアルはここまでにします。

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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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