教科書

教科書の指導書を文庫化するという試みに筑摩書房の志の高さを感じた

教科書の指導書を文庫化したという試みはすごいですね。不明にして全くその事実を知りませんでした。むしろ現職の教師の人に読んでもらいたいと思います。どういう志で教科書をつくっていったのかという背景が、そこに見て取れるからです。
学び

【読解力とは要約力】初見の文章をどれだけ正確に読み取れるかがカギ

国語力の基本は何でしょうか。それは読解力です。何が書いてあるのかをきちんと読み取る力です。その基本は語彙力でしょう。言葉の意味から内容を把握していきます。それが要約力です。主題を読み取り、それを理解するのです。
学び

【小論文が全然書けない】どうすればいいのか悩んでいる人のために

小論文が全く書けなくて悩んでいる人が多いようです。どうしたらいいのか。短期的に上達する方法はありません。最低半年はかかります。国語の教科書を要約する。新聞のコラムをまとめる。さらにYesNoをつけてその結論を考えていくのです。
学び

【新国語教科書・検定】某社だけ小説5本がOKの怪【他社本はゼロ】

2022年度から高校の国語科教科が新しくなります。その中で今話題になっているのが「現代の国語」です。文科省の指示では文学的な作品を載せてはいけないということでした。しかし小説を5つも載せた会社の教科書が検定を通過したのです。
学び

【高校の教科書から文学が消える】現代文の入試傾向から推論すると

高校の教科書から文学が減りつつあります。2022年度の新カリキュラムではさらに減少していくでしょう。受験校では特に入試問題に特化した授業をしなくてはなりません。そのために「文学国語」の選択科目をとらなくなる可能性が濃厚です。

【詩人・茨木のり子】心に突き刺さって抜けない魂の言葉がせつなくて

茨木のり子を知っていますか。既存の権威と戦いながら、自分の歩いていく道を探し続けた孤高の詩人です。その表現に触れると、心が痛くなります。自分に正直に生きようとすることは、けっして楽ではありません。それでも自分を捨てなかった人の魂の叫びなのです。

村上春樹・とんがり焼きの盛衰の授業をしたけれど100%謎

村上春樹の小説で教科書に載ったものの中には、実にわかりにくいのもあります。その代表格が『とんがり焼きの盛衰』です。暗喩に満ちたこの作品をどう読み取ったらいいのか、一緒に考えてみてください。