思想

学び

【貧困】格差社会の中で自己責任論は通用するのか【溜めの思想】

貧困の問題は小論文のテーマとして、よく出題されます。その中で自己責任論との関係はどのようであるのか。それを湯浅誠氏の文章との関連で考えてみます。なぜ、貧困が責任の問題と絡められがちなのか。そこにある構造をみてみましょう。
学び

【小論文・制服の思想】自由であることが息苦しさを感じさせる理由

制服とは何なのか。なぜ日本では制服を着用する学校が多いのか。その理由を少しずつ探っていきます。それと同時に自由になった時の息苦しさがどこから来るのかについても深掘りしましょう。キーワードは他者の眼です。

【荘子・知足の探求】上り坂の儒家に対して老荘の思想を寓話にした書

『荘子』を読むと老荘の思想がどういう骨格でできているか、よくわかります。「道」と呼ばれるものごとの根源に向かって欲望をおさえ、生きていくことを示しています。寓話に託された真実を読み取り、現代の指針にできればと思いました。

【漁父の辞・屈原】世俗から身を引くことを図る老荘思想の流れ

屈原の『漁父の辞』は今もよく読まれています。ここには老荘思想の影響が色濃く残っているのです。魚は清らかな水の中では生きられません。世俗の塵埃にまみれながら、なんとか生き抜くのが普通の暮らしなのです。それとも理想に生きるべきなのでしょうか。

【共生の思想】哲学者・梅原猛の予言に示された文明の未来図とは

哲学者、梅原猛は生涯において教壇に立ち続けました。中学生に向けても何度か授業をしたのです。そのうちのいくつかが採録されて本になっています。非常にわかりやすく解説されています。是非手に取ってみてください。私たちの未来の可能性が描かれています。