宇治拾遺物語

【猟師仏を射ること・宇治拾遺物語】世間知らずな聖と判断力のある猟師は

説話集の中から題材を取り上げてみました。世間知らずな聖と世の中を冷静に見ている猟師の話です。2人の対比がわかりやすいので、昔話として、長い間親しまれてきたのでしょう。ここからどのような教訓が得られるでしょうか。考えてみてください。

【児のそら寝・宇治拾遺物語】幼い僧の天真爛漫なあどけなさが絶品

『宇治拾遺物語』の中でも有名な「児のそら寝」には子供のあどけない様子が滲み出ています。高校に入って最初に習うのがこの話なのです。幼さの持つ天衣無縫な魅力が、たくさん漂っています。後に続く「絵仏師良秀」との差を味わってください。

【宇治拾遺物語】夢盗人の話は現代にも通じるリアルさ満点

夢を盗む話というのが日本の古典にはいくつもあります。その中の代表が『宇治拾遺物語』に載っています。今回はそれをご紹介しましょう。夢判断なんてナンセンスだなんて言ってちゃダメです。今でも占い師は必死であなたが見た夢の意味を解いてくれるのです。

【宇治拾遺物語・悪人往生】見も知らぬ人相見の捨て身の覚悟に感じて

宇治拾遺物語には面白い話がたくさんあります。悪人だった男が人相見の捨て身の覚悟に感じて、それ以後、立派な聖になったとう逸話があります。悪人正機ともとれる考え方に当時の人たちは、感動したことでしょう。是非一度は読んでもらいたい話です。