【畑の向こうのヴェネツィア・仙北谷茅戸】イタリアの日常が愛おしい

イタリアはすばらしい国です。みこどな文化の発祥地ですね。父親に連れられてヨーロッパで暮らした後、再びヴェネツィアへ留学しました。そのまま彼の地へ住み着いたのです。そこからの日常の暮らしをごくさりげなくエッセイにまとめてくれています。

【困っている人・大野更紗】したたかに難病とつきあう【壮絶な戦い】

知人に勧められてこの本を読みました。あまりにもすごい話なので、全く想像の外です。しかし書き方はユーモアに満ちていて明るいのが救いでしたね。
ノート

【ハレの日が終わって】停滞した時間を黙って生き続ける【ケの連続】

ハレの日が終わりました。人々は再び、日常の風景の中に戻っています。しかし現在の状況は全く先が見えません。オミクロン株に覆われ、第6波が現実のものとなりつつあります。私たちは何を頼りに生きていけばいいのか。幸福はどこにあるのでしょうか。

【空海・最澄】密教と顕教の教えが2人を割いた【陳舜臣・司馬遼太郎】

陳舜臣と司馬遼太郎が書いた空海の本は実に豊かです。そこへ最澄がからむと、この時代の仏教界の流れが手にとるようにわかります。唐の都へ行って、灌頂を受けてきた空海が、次に何を狙ったのか。そのターゲットを最澄の立場から考えるのも興味深いです。
ノート

【空気を読む】同調圧力優先社会の疲れがコロナ禍で浮き彫りになった

コロナ禍でますます人間の関係が複雑になってます。空気を読めという無言の圧力が強くなっているのです。そんなこと言われても、いつも周囲のことばかり気にしていたら、疲れちゃいます。
ノート

【まふまふとゆずの間】わずか10年の間に歌の意味は大きく変わった

紅白歌合戦を見に行っていろいろなことを考えました。もう流行歌というものがこの国にはないということです。動画を主体にしたアーチストの台頭が世代を分けつつあります。命に対する考え方もコロナ禍で大きく変化しました。
小論文

【小論文・参考書】どれを読んでも結局は練習あるのみ【上達への道】

小論文の勉強はどうすればいいのか。みんな悩んでいます。特別に論理的な文章を書く授業を受けたことがないのです。全て自力で学んでいかなければなりません。参考書を読んで上達するのなら、何の苦労もないのです。

【近代能楽集・三島由紀夫】能を現代に蘇らせた出色の創作劇

作家三島由紀夫は能を現代劇に仕立て上げました。彼の持つ美意識が能の形而上学にピタリと合致したのでしょう。しかし実際に上演するのは大変に難しいのです。三島の世界を再現するために、俳優たちは苦しみました。  
ノート

【紅白歌合戦】密にならずに進行し粛々とオンエアされた【現場報告】

紅白歌合戦を見に行ってきました。偶然のように申し込んだのが当選したのです。しかし実際に出かけてみると、コロナの影響で大変でした。入場するたけで、かなりの手間です。さらに本人確認の厳しさもありました。歌も世代にわたるものがなくなりつつありますね。
ノート

【アマゾンプライム】チャンネルNHKオンデマンドには怖ろしい罠が

Fire-TV-stickを買いました。便利です。アマゾンで宅配を頼むのにプライムにも入りました。送料無料で時間指定も出来ますからね。しかし好事魔多しの喩え通りです。ぼんやりしてNHKオンデマンドにアクセスしてしまいました。その瞬間から。
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【WordPress】新しくブログを始める時にわからないこと3つ

新しい年が始まります。ブログを始めてみてはどうですか。最初はわからないことばかりです。無料のものでもかまいません。ニッチな内容で読者の役にたつものを書きましょう。自由に書きたければWordpressを使ってください。楽しいですよ。
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【ティファール・取っ手】突然はずれなくなり大往生【壊れやすい】

ティファールのお鍋は取っ手が付いていないので、収納が便利です。しかしその分、取っ手の役割は重要なのです。ところが突然の不調。ついたまんまでとれなくなりました。いくらボタンを押してもダメなのです。しかたがないから分解してみました。
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【逆算の発想】ピアニスト反田恭平の生き方には夢がある【音楽院設立】

今年のショパンコンクールで第2位を受賞した反田恭平さんを御存知ですか。つい先日、NHKでその時の様子を放送していました。彼の目標は日本に音楽院を設立することだそうです。コンクールにエントリーし、世界中の音楽家と知り合うのが目的でした。
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【コミュ力】競争社会を生き抜くために絶対不可欠な能力【圧迫面接】

就職活動の基本は面接にあります。どんな人間が欲しいのか。それぞれの企業が必要としているタイプがあります。それを判断するための最も有力な手段が面接なのです。圧迫面接もその中の技法の1つです。しかしその根底には愛情と信頼が必要です。
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【落語・言い立て】これを覚えたら一味違う超クールなナイスガイ

日本語は声に出してみると、案外いいもんです。落語の言い立てと呼ばれる長いフレーズに挑戦してみませんか。やってみるとこれがなかなかの味なんです。
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【感染症・コロナ】一病息災なんて暢気に言ってられない時代が来た

一病息災という言葉があります。昔からよく使われています。しかし今は感染症の時代です。暢気に一病などと言ってられなくなりました。兼好法師が徒然草の中で言っていた言葉があります。沖の干潟遥かなれども磯より潮の満つるが如しというものです。