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【ネット時代】紙の本を読む行為と身体性を持つこととの相関関係は

紙の本を読むことと、ネットで文字を読むこととの間にはかなりの違いがあります。それを一言でいうとするならば、身体性でしょうか。そこにどの程度の実感があるのか。肌で感じる接触感などが全く異なるはずです。当然、言葉に対する感覚にも違いがあります。
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【科学とは何か】自由度の高い小論文ほど実力がないと惨憺たる結果に

テーマ型の小論文について考えます。問題文が短いのです。ほとんどヒントがありません。わずかな糸口から自分の識見を引き出します。それができなければ、惨憺たる結果になるのです。長い課題文のある文章の方がずっと楽なのです。
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【生成系AIの未来】人類はすでにルビコン川を渡ってしまったのか

生成系AIの登場はあまりに革命的でした。今後、人類がどのようになるのか。シンギュラリティはどのような形で訪れるのか。あらゆる側面から考えていかなければなりません。特に大学やビジネスの現場での対応が問題なのです。
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【ChatGPT】小論文の勉強に役立つ神アプリになるか【AIの威力】

ChatGPTという言葉を聞いたことがありますか。AIをつかった応答システムです。日々勉強をし続けながら、的確な回答を探し続けます。あらゆる内容の問いにこたえるために、AIのシステムが計算し続けるのです。これは救世主になりうるのでしょうか。
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【短文の魔力】主語と述語のセットを繰り返していけば説得力のある文に

短文を積み重ねることが文章の王道です。他にはありません。長い文を書くと必ずあとで内容がみえなくなっていきます。文脈が乱れてしまうからです。接続詞をあまり使わずに、内容を繋げていくことができれば、論理が積み重なります。
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【日本人の宗教観】無宗教の方が平和的だという意見にYesかNoか

宗教に関する問題はあまり出題されません。しかし社会学的な見地から日本人の宗教観を訊ねる問題は出ます。どういう特徴があるのかをきちんと把握しておいてください。雑種文化の中で、日本人の考え方はかなり世界標準とは違うものになっています。
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【あはれの万華鏡・竹西寛子】言葉の持つ複雑で華麗な世界を探求する

作家、竹西寛子さんの評論を読みながら、日本語の特質がどこにあるのかということについて考えてみましょう。『源氏物語』について研究していく中で、どのような言葉が最も美しいのかということを考え続けたことが、後の創作に役立ちました。
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【デジタル化社会】人間はシンギュラリティ後もAIと共生可能なのか

AIがどこまで進むのか、全くわかりません。シンギュラリティと呼ばれる時点がやってくるといわれています。全ての点でAIが人間を凌駕するのです。その時、人間はどうすればいいのか。デジタル的なものとの関係をどう構築していけばいいのか。考えてみます。
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【自己肯定感】自分をダメな人間だと思い込んでしまうワケ【不登校】

自己肯定感の弱い生徒が目立ちます。特に不登校が多くなっている現在、そこに何か原因があるのでしょうか。西欧型の教育との差は何なのか。それをチェックしいくことで、日本の文化が持っている問題の構図が見えてきます。
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【自然vs人間】典型的な二項対立の課題を自由という視点から解析する

人間と自然は対立するものなのか。あるいは共生できるものなのか。大変に難しい問題です。その内側に自由という言葉を代入し、意味を分析していく作業をすることで、より二項対立の内実がはっきりとみえてきます。評論文の内容を読み取ってください。
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【小論文の基礎】考えるということの意味とその具体例を繋ぐのは難しい

基礎的な問いかけの文章を甘くみてはいけません。パスカルの『パンセ』はよく出題されます。考えるということの意味はどこにあるのか。具体例とともに書きなさいという問題です。学校生活における話題をうまくこのテーマとコラボさせるのがポイントです。
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【令和5年推薦・西高校速報】小論文のテーマは開高健のモノローグだった

令和5年度の都立西高校の推薦入試を考えます。毎年、大変短い文章がでて、600字書くというパターンが決まっています。今回は作家開高健のモノローグでした。内容はどうにもとれます。冬の木は不幸ではないという考えをいかに捉えればいいのでしょうか。 
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【違かった・違くて・NG】日常表現や会話には十分注意して文章を書く

「違かった」「違くて」という言葉を日常的に目にします。口語では会話の中に入ってもいます。しかしこの表現を論文の中に入れるのはNGです。受験生の中には、この表現が正しいと考えている人もいます。きちんとした文章を読む習慣を身につけてください。
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【女性の高学歴化と少子化社会】出生率の低下が日本の未来を左右する

日本の少子化は止まりません。ついに年間80万人の出生が達成できませんでした。団塊の世代の3分の1です。このままでいくと、屋かで日本の国力はどんどん落ちていくばかりです。なぜこのようなことになってしまつたのか。原因を探ってみましょう。
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【日本社会の深層】市民意識の未成熟とボランティアの意味【利他の心】

日本の社会構造に根差す問題です。ボランティア活動というのは本来どのようなものなのか。日本になかなか根付かない理由はどこにあるのか。大変に難しい問題です。それを市民社会の成熟という観点から考察していきます。
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【親ガチャの重み】階級格差社会にのしかかる中学卒業後の進路の現実

親ガチャという言葉は重いですね。どことなく諦めにも似た響きがあります。ついここ1週間のうちに2冊の本を読みました。その中に出てくる環境が進路を決めるという言葉は痛烈でした。現在の日本が持っている大きな問題を掘りさげてみました。