【キャッツ】ジェリクル舞踏会で繰り広げられる劇場猫の歌【哀愁】

ノート

ミュージカル・キャッツ

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

ミュージカルはいいですね。

劇場公演の持っている雰囲気はなんとも言えません。

日本では「四季」と「東宝」が一番多く公演をしています。

他にもないわけではありません。

「音楽座」も忘れてはいけないです。

「しゃぼん玉とんだ」の土居裕子さんはすばらしかったからなあ。

彼女に憧れてミュージカルを目指した人も多いのです。

映画ではなんといっても「サウンド・オブ・ミュージック」でしょう。

銀座まで出かけ、大きな映画館で3時間半近い映画を続けて、2度見たこともあります。

その後、どうしてもザルツブルグまで行きたくて、出かけちゃいました。

今でも、ほとんどの曲は歌詞を見ないで歌えます。

その後は四季のミュージカルですかね。

日生劇場を根城にして、四季は「ジーザスクライスト・スーパースター」を初演しました。

あの不思議な劇場の雰囲気が、すごくこの芝居にあってましたね。

それからは、次々と見にいきました。

「キャッツ」の初演は1983年11月です。

この劇場の佇まいは、いまでも頭の中にそのまま残っています。

新宿駅の向かいに突然出現したのです。

残念ながら、その時は見られませんでした。

何か理由があったのか、よく覚えていないのです。

そのあとは第2回目の新宿、品川にも行きました。

舞台装置に圧倒されましたね。

それとダンス、歌の質。

ここまでやるかというくらい、すごかった。

ブロードウェイ

機会があり、アメリカにも行ってみました。

ラムラムタイガーなどの声量は、やはりニューヨークの方がすごかった。

不思議なストーリです。

街の片隅のゴミ捨て場で、猫たちがジェリクル舞踏会を催すのです。

彼らは強い。

最後、天上に召される猫は誰なのか。

次々と繰り広げられる彼らのパフォーマンス。

T・S・エリオットの原作だというと、みんな不思議な顔をします。

英文学を学んだ人にとっても、あまりに意外だからです。

作曲と台本はアンドリュー・ロイド・ウェバー。

この人は実にうまい。

テクニシャンといえばいいのかな。

演歌の帝王にもなれた人です。

サビのメロディラインなど、実に芸術家というより、職人そのものです。

たまたま動画をみていたら、アスパラガスの歌がありました。

茶色い毛並みに継ぎ接ぎだらけの上着をまとった老猫です。

昔は劇場で大活躍をしていたのですが、今は落ちぶれてしまいました。

しかし芝居をこよなく愛しているのです。

その動画をリンクしておきます。

福井晶一と昆夏美がいい味だ。

他にはつっぱり猫、ラム・タム・タガー。

おばさん猫ジェニエニドッツ。

泥棒猫のマンゴジェリーとランペルティーザなどなど。

もちろん、娼婦猫のグリザベラを忘れてはいけません。

彼女が名曲「メモリー」を歌うシーンは絶品ですね。

長老猫オールデュトロノミーの太い声もいい。

今回は「キャッツ」までで、話が終わってしまいました。

他の芝居の話はまたいつか。

じゃあね。

バイバイ。

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