【シニア】映画マイ・インターンに学ぶ人生100年時代の生き残り方

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いつも気持ちを若く

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回はネトフリやアマゾンでも人気のある映画「マイ・インターン」を題材にして、愛想をつかれないシニアの生き方を考えてみましょう。

人生100年時代と言われています。

以前では考えられない高齢化社会です。

65歳定年制がいつのまにか70歳になろうとしています。

それだけ年金財政も逼迫しているというワケです。

そこで高齢者の労働問題もより深刻になりつつあります。

同僚や上司が自分より若いなんていうのは、ごく当たり前の風景です。

そんな時、シニアの働き手たちはどうやって生きていけばいいのか。

これは喫緊のテーマです。

その1つの形を示してくれたのが、この映画だといえるでしょう。

もちろんフィクションですから味付けはかなり甘いです。

こんなにうまくいくはずがないじゃないかという非難も重々承知。

それでも参考になる点がたくさんありました。

そんなところが多くの巣ごもり族たちの支持につながっているんでしょう。

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのコンビが絶妙ですね。

ギャング役の時と全く違うおちゃめなシニアはデニーロの味をうまく引き出しています。

一方のハサウェイは家庭を持ちながら何百人もの社員を束ねる、ファッションサイト運営会社のCEO。

美貌と華やかさがみごとにマッチしています。

しかし隣の芝生は青いとはよく言ったものです。

彼女の私生活は夫の浮気などで、空中分解寸前だったのです。

そこへインターンとしてやってきたシニア代表のベン。

ドラマがここから始まるというワケです。

誰にも相手をされない

当然のことながら新米インターンの彼は誰からも相手をされません。

当然です。

みんな自分の仕事で忙しいのです。

ニューヨークでファッション通販サイトを運営している会社の雰囲気はまさに戦場そのもの。

短期間で会社を拡大させることに成功した社長は当然新人のシニア・インターンの存在などには気がつきません。

70歳の老人ベンが浮いた状態になるのは当然です。

そこから彼がどうやって自分のテリトリーをひろげていったのか。

ここがこの作品の見どころでしょうね。

この映画を見た人は、彼の生き方からいろいろと考えさせられることがあったと思います。

さまざまなヒントがつまってますからね。

最後は人柄でしょうか。

常に笑顔で悪口やネガティブなことを一切言わない。

周囲に優しさや必要な言葉を与える。

これにつきます。

なんだ、そんなことかと言ってはいけません。

これほど単純でいて難しいことはないのです。

さらに言えることはコミュニケーション能力の豊かさですね。

日本語でいうところの気さくで話しかけやすい人になるということです。

相手によって態度をかえてはいけません。

自分にサポートできることは何かをいつも考え続ける姿勢が大切なのです。

IT機器だって怖くない

時代はまさにコンピュータ全盛です。

ソフトの使い方がわからなければ学ぶしかありません。

オフィスソフトが使えないというのは、もう論外でしょうね。

お茶目だけではダメ。

実務能力を錆びつかせてはなりません。

なんでもやるの精神が一番必要だと思います。

パソコンのキーボードを叩くのが苦手だからと臆していてはNGです。

もうあっちへいってちょうだいの世界でしょうね。

年下の上司に対してもていねいに。

若手の女性にも嫌われたら最悪です。

心がけ七カ条を書いておきましょう。

自分で声に出してみてください。

1 新しいことに挑戦し続ける
2 頼まれたら何でも気軽に引き受ける
3 自分から仕事を見つけて働く
4 アドバイスは短く控えめに話す
5 昔の話は聞かれない限りしない
6 自分のスタイルを大切にする
7 つねに清潔で身ぎれいである

やっぱり前向きな人は誰からも愛されますよね。

そんなことできないと突っぱねたら、2度と頼まれません。

しかし1番大切なことは向学心じゃないでしょうか。

知らないことに対して謙虚に向かう。

教えてくれる人は誰でも先生なのです。

しかしこれが難しい。

つい自分の知っていることを喋ってしまうのです。

気を付けなくてはなりません。

映画の結末

ここに書いてきたようなことは誰でも頭ではわかっているのです。

しかしなかなか日常生活の中でベンのように生きられないものです。

そこがもっとも難しいところでしょうね。

もちろん映画です。

なにもかもがそんなにうまくいくワケもありません。

シニアにできることは人の話を聞くということ。

経験があるだけについ口を挟んでしまいがちですが、ひたすら聞くことも大切な能力でしょうね。

人は自分の話を聞いてくれる人が好きなのです。

もちろん相手が自発的に話してくれる時に限ります。

CEOの彼女が心を許したのはシニアインターンのベンでした。

解決のつかない大きな問題が立ちはだかって、夜も満足に寝られなかったのです。

彼は運転をしながら、彼女の呟きにつきあいました。

子育ての悩みも、夫の浮気も…。

ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしか彼女も彼に心を開くようになっていくのです。

子供のために離婚せずにこのまま我慢を続ければいいのか。

仕事を誰かに全面的に任せた方がいいのか。

夫と話し合えば解決がつくのか。

悩みに悩みながらも次第に答えをみつけていきます。

この映画はあくまでもフィクションです。

現実はもって輻輳化しているでしょう。

きっと糸はからみあったままなのです。

それでもシニアが生きていく道はどこかにあると思います。

他者に共感する力のあるなしは、大きな意味を持ちます。

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人生100年時代の幕開けです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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