【パスワードがいっぱい】究極の最終着地点はこれっきゃないでしょ!

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パスワードがいっぱい

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

パソコンを使い始めてから何年がたつのでしょうか。

なんたって98世代ですからね。

年季もかなり入ってます。

たくさんのパスワードに囲まれて、毎日苦労しています。

最近は字数も多くなりました。

8字が基本になりつつあるんですかね。

さらにもっと長いのもどんどん増えてきました。

アルファベットで大文字、小文字、数字を必ず1つ以上は入れろということになると、ますます複雑になるばかりです。

他人に盗まれてはいけない。

なりすましが1番怖いなどと言われると、どうしたらいいのかわからなくなります。

どうしたってつい自分が馴れたパスワードを使いまわすことが多くなるのは、人情というもんでしょう。

しかしこれが続くと、怖いことも起こります。

最近は全く聞いた覚えもないメールがよくやってきます。

スパムというタイプのものです。

そこに自分がよく使っているバスワードが載っていたこともありました。

あなたのパスワードはわかっていますよ。

全部盗まれてますよという強迫みたいなもんです。

どこから流出するのかわかりませんが、これは完全にアウトですね。

幸い、その時は別のパスワードにしていましたので、とりあえず難は逃れることができましたけれど…。

でも冷や汗が出ました。

単純なのはダメ

しかしあまりに単純なパスワードを長く使っていると、怖いことが起こらないとも限りません。

なんといっても、もっとも怖いのは銀行関係のサイトです。

自宅でネットバンキングをしていると、数カ月に1度はパスワードを変更してくださいという指示がきます。

そのたびに面倒なのでつい了解しましたとクリックだけしちゃいます。

これが怖いんですね。

しまいにはどこからか情報が漏れ出るということになります。

銀行の自動支払機は基本的に4ケタの数字で成り立っています。

生年月日や電話番号などを使うのはもってのほか。

しかし覚えにくいので住所をもじったものやニックネームなど、みなさん工夫をしているようです。

自分では大丈夫だと思っていても、人間の心理などというものは案外見破られているのです。

よく空き巣が入ると、まさかこんなところに隠したものまでわかるのかというケースがあります。

人間が考えることはたかが知れているんですね。

結局、あとで痛い思いをしなくちゃならないということになります。

そこで別のパスワードを慌てて使うことになるのです。

しかしこれも時間の経過とともに、次第に同じものがあちこちに登場するということになります。

なにしろパソコンやスマホを利用しようとすれば、パスワードと戦わない日はありません。

アプリを使おうとすれば、必ずマスターパスワードを要求されます。

geralt / Pixabay

たった1つだけ覚えればいいと言われても、残りはクラウドに保存しますなんて言われると、ちょっと不安ですね。

だんだん面倒臭くなって、馴れたものにたどり着いてしまうのです。

所詮、人間の頭です。

数多くの数字やアルファベットの無機質な羅列を覚えてなどいられるものではありません。

ぼくの職場でもパスワードなしにイントラネットには入れません。

無機質な数字とアルファベット

しかしこれが実に複雑なのです。

機械でつくった数字とアルファベットが配られます。

大文字と小文字が無秩序に並んでいるため、なかなか覚えられません。

まさか机の上にパスワードを張り付けておくわけにもいかないので、引き出しの奥深くにこっそりしまっておくというワケです。

自分で後から変えられるシステムのものも多いようです。

しかし最近は事故が多いらしく、ぼくの職場ではそれもできません。

定期的な変更があるだけです。

annca / Pixabay

しかもインターネットを見る時は、また別のが必要になったりします。

何度かやっていると、だんだん混乱してきます。

どうにもならなくなった時は、管理部門へ電話です。

デフォルトに戻してもらい、また最初からやりなおしということになるのです。

担当の部署の人も大変でしょうが、末端の我々も厄介です。

しかし、ハッカーの技術を持っている人からみれば、パスワードなんて赤子の手をひねるようなものなんでしょう。

アメリカからロシアに逃亡した元CIA局員、エドワードスノーデンによれば、どんな方法でもその気になれば盗めるのだと言います。

いくつもの国がサイバー攻撃に関わる特殊な部隊を持っているそうです。

概要はすべて秘密のベールに包まれています。

だからこそのパスワードなのかもしれません。

その保持は大切なのです。

しかし正直にいえば、もうくたびれましたね。

どうしたもんでしょうか。

やはりこうなったらパスワード専用のアプリに乗り換えようということになりました。

幾つかの候補からこれが1番というのを探して、随分使いました。

もちろん、フリーのソフトです。

LastPass Password Managerです。

1Passwordも使いました。

最初はすごくよかったです。

パソコンやタブレットなどと同期しておけば、マスターパスワードを忘れてしまった場合でも、パスワードの再設定が可能です。

パソコンにバックアップを取っておけるので、スマホとパソコンの両方をよく使うぼくにとっては便利でした。

ところがそのアプリに入るマスターパスワードを何度も取り換えているうちに、躓いてしまいついに断念。

まるで漫画ですね。

バカみたい。

再び変更するのが大変なのです。

さらに最近ではネットブラウザーにもパスワードを記憶するシステムが入っています。

これはすごく便利です。

ぼくは以前からFirefoxを使っています。

このシステムはありがたいですね。

とにかくクリック1つですみます。

自分のウェブ環境を構築するのに手間がかかりません。

ブログを書いている身としては、毎回複雑なパスワードをそのたびに打ち込む手間が省けて楽です。

しかし使っているうちにだんだん怖くなってきました。

だれかがぼくのノートパソコンを持ち出して電源を入れたら、すぐに入力画面までたどり着ける可能性がかなりあるからです。

そうなると、今までに書いた内容を瞬時にすべて消去することも可能になります。

便利なものは怖い

ここ数年、税金のデータもパソコンで送っています。

イータックスと呼ばれるものです。

銀行も同様です。

その他、カード会社、ネット通販、SNSとありとあらゆる場面でパソコンが大手を振って歩いています。

今はブラウザーが記憶してくれているので、なにもしないですぐに入れます。

毎回全てのパスワードとIDを打ち込めと言われたら、もうパンクですね。

サーバー管理関係も崩れたら大変です。

パスワードをいったいいくつぐらい使っているのか。

テキストにして打ち出してみました。

数は書けませんが、膨大なものです。

途中で何度も変えているので、そのバリエーションは複雑になるばかりです。

大文字を絶対に入れなくてはならないというので、変更したものも数多くあります。

しかしこの資料はある意味、怖い存在です。

盗まれたら、それで終わりです。

デジタルデータの怖さは誰もがよく知っています。

なかにはExcelの表にしている人もいるそうですね。

最終的にはどうしたらいいのか。

やっぱり最後は古来からのアナログに頼るしかありませんかね。

たった1冊のノートにすべてを書いておく。

それ以外の電子データはすべて消去する。

スマホアプリやブラウザーの記憶システムは使わない。

実に面倒臭いですよ。

しかし究極はこれしかない。

破いて燃やせば終わりです。

さらにパソコンを立ち上げるためのピンコードを定期的に変える。

これ以外に方法はありませんね。

なんでこんなことになるのか。

仕方がないじゃありませんか。

便利なものは結局よくないのです。

かつてバヌアツの酋長は電話を島内に数本しか引かせなかったそうです。

まさかそこまで原始に戻ることは現実的ではありませんけどね。

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どんなことをしても、盗まれるものは盗まれます。

しかし瀬戸際で防ぐ方法があるのなら、それを考えなければなりません。

厄介な時代になりました。

どうしたらいいんでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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