【論理チェック】小論文を書き終わったら必ず一度は音読しよう!

学び

接続詞に注意

みなさん、こんにちは。

小論文添削指導歴20年の元都立高校国語科教師、すい喬です。

今回は答案の書き方の秘訣を幾つかご紹介します。

さらに書いた後のチェックの仕方もアドバイスしましょう。

初心者の一番よくやるミスはなんでしょうか。

添削をしていて感じることは、やはり接続詞です。

短文を積み重ねていくのが、一番手っ取り早い方法だということは、あちこちでよく語られています。

その通りです。

長い文を書いてはいけません。

通常40字まで、最高60字以内で1つの文を書かなくてはいけません。

本当を言うと、60字では長いです。

初心者ほど、長い文を書きがちなものです。

なぜか。

頭の中が整理されていないからです。

なんとなく思いついたことを次々と羅列していく。

そのために文章の内容がごちゃごちゃになっていきます。

構成意識のない文は、実に読みにくいです。

つまり評価が下がるということです。

とにかく最初のうちは短い文だけにしましょう。

そうすると、どうしても接続詞の役目が重くなります。

文章相互の関係をつくっていくのは接続詞です。

使うのはかまわないのですが、いいかげんな用法の文章が実に多いです。

読んでいると頭が痛くなります。

さっきまで順接だったのに、突然意味がひっくりかえったりします。

接続詞の使い方が間違っているのです。

わかりやすく言い換える

接続詞を正確に選んでいる人は、文章がうまいです。

これだけははっきり言えます。

少し読むと、この生徒には実力があるということがすぐにわかります。

文章の流れは全て接続詞からきます。

きちんと文をつなぎましょう。

といわれても、どうしたらいいのか最初はわからないものです。

妙な表現を使わないことです。

具体例をあげます。

今までこの接続詞を使っていた人は、即刻別の言い方にかえてください。

「なので」

これは絶対にやめること。

小論文でこの表現はNGです。

どう言い換えたらいいのか。

「そのため」「それゆえ」がいいでしょう。

そんな言い方をしたことがないという人もいるかもしれません。

小論文は外向きの文章なのです。

少し気取っていてかまいません。

もう1つは「そして」です。

これを連発する人に実力のある人はいません。

断言しておきます。

「なので」と「そして」をカットするだけで、随分と読みやすくなります。

「そして」については以前別の記事に書きました。

一番最後にリンクしておきます。

読んでください。

この表現はクセになりやすいのです。

要注意です。

いいですね。

即刻消去

「思う」「感じる」「考える」も同様です。

使わないでください。

この3つの文末表現についても、別の記事があります。

リンクしておきますので読んでください。

何度言っても書く人がいます。

もちろん初心者のレベルを抜け出したら、使ってもいいです。

その頃には文章の形が自分に見えてくる頃です。

無茶をしなくなる保証があるのなら、かまわないのです。

そうでない段階で使用を許してしまうと、全文が「思う」だらけになります。

読みにくい文になってしまうのです。

いいですか。

約束してください。

自分の持っている知識を総動員して書くのが小論文です。

しかし形が全く整っていないと、それ以前にはじかれてしまいます。

まず型から入る。

それがきちんとできるようになったら、そこから自由に抜け出してかまいません。

最後にあげた記事を読んでください。

お勧めします。

声を出して読む

今までも小論文の記事の最後に、音読の持つ意義を書いてきました。

ここで再び繰り返しておきます。

全部書き終わったら、先生に添削してもらってください。

自分ではどこが悪いのかよくわかりませんからね。

構成力、文章力など細かい視点でみてもらえれば、それに越したことはありません。

しかしその前にまず自分で声を出して読んでみましょう。

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これが意外なほど、効果的なのです。

何がいいのか。

言葉のつなぎ方のおかしなところがみつかります。

順接で文が書かれているのに、突然話がひっくりかえる箇所があったりします。

さらに因果関係が不自然なところも出てきます。

先ほどまで理由を説明していたのに、全く関係のない話題になってしまっている。

あるいは説明不足のところ。

言葉の不備、誤り。

漢字のミス。

いろいろなことが見えてきます。

おかしな表現もあります。

思うの連発に嫌気がさすこともあるでしょう。

「です、ます」と「である」の混在があるかもしれません。

書いている時は夢中でやっているためわからないのです。

似たような表現を何度も使っていたりします。

こんなはずではないのにと思うこともたびたびです。

とにかく読んでください。

黙読はダメです。

声をだすことで、難しくいえば、自分の外に文章を顕在化させるのです。

そのことによって、冷静に第三者の目で文章を確認できます。

その後で一度直してください。

先生にみてもらうのはそれからで十分です。

わかりましたか。

是非、億劫がらずにやってください。

飛躍的に文章力が伸びていきます。

信じて頑張ってくださいね。

日々の努力を期待しています。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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