AI時代

AIがどこまで進むのか、全くわかりません。シンギュラリティと呼ばれる時点がやってくるといわれています。全ての点でAIが人間を凌駕するのです。その時、人間はどうすればいいのか。デジタル的なものとの関係をどう構築していけばいいのか。考えてみます。

八王子東高校の設問はストレートです。高校に入学してからの学習がどのような意味を持つのかを明らかにしなさいというのが基本のテーマです。問題の指示にしたがって、忠実にまとめてください。段落数の指定などを見落とすと、それだけでNGです。

新学習指導要領がいよいよ4月から始まりました。国語科の先生もいろいご苦労されていることと思います。なんといっても書く、話すに軸足を移そうとしている国語の力をどう現場で育てるのかということです。言葉でいうのは簡単ですが、悩みは深いのです。

AI時代を生き抜くために、どのような学力を持てばいいのか。コンピュータに記憶力で勝とうとしても無理な話です。人間にしかできない方法があるとすれば、それは何か。1番に大切なのは言葉を操るということなのです。論理的整合性のある表現力です。

小論文の勉強はいつからしたらいいのでしょうか。すぐに始めてください。なぜか。すぐには合格答案が書けるようにならないからです。慶応義塾大学には国語の試験がありません。その代わりに小論文が課せられます。学部によっても要求される内容が違うのです。