心理

【枯野抄・芥川龍之介】芭蕉臨終の場面で弟子たちがみせた心理のドラマ

芥川龍之介の『枯野抄』は芭蕉が亡くなる死の床を描いた小説です。多くの弟子たちはそれぞれの自意識で動いています。その心理を一人一人めくっていくという作業が容赦ありません。短編ですので、一読をお勧めします。

【兵法書・戦国策】軍師の術策は人の心を読むことに尽きる【勝利】

中国の兵法書にはさまざまなものがあります。戦国策もそのうちの1冊です。さまざまな戦いで繰り広げられた戦いの様子を裏側から描写しています。人間の心理をきちんと知らなければ、軍師にはなれなかったのです。
学び

【故事熟語・朝三暮四】人間の心理を巧みに操る術【言葉のアヤ】

故事熟語を学びましょう。中国の思想は現代の私たちにとっても、十分に有益なものです。人を騙すときにどのような方法を使うのか。その手口の1つがまさに、この朝三暮四なのです。聞いたことはあると思います。朝令暮改とは全く違います。誤解なきよう。
落語

【落語】猿後家は人間の自惚れを持ち上げるコテコテ感満載の心理劇

猿後家という落語をご存知ですか。大阪発祥のコテコテ噺です。えげつなくて面白い。人間の自惚れをこれでもかとくすぐられ、不安が喜びに変わっていくという不思議な心理劇を見ているようです。東京版もユニークですよ。落語300年の底力を感じさせます。